遺伝性の小脳性運動失調症にリルゾールが有効 ランダム化比較試験により検証
2015年10月4日 MEDLEY
詳細は、リンクを参照して下さい。
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今回は、脊髄小脳変性症と
フリードライヒ運動失調症の患者に、
筋萎縮性側索硬化症の治療薬
リルゾールが1年間にわたって有効
であるか検証しました。
リルゾールを用いて治療した群のほう
が、運動失調の症状や動作能力が改善した
人の割合が多いという結果でした。
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関連投稿です。
2010年6月30日
この記事を見ていると、
>一網打尽を目指したすごい作戦
>問題もあるが,入念に病態機序を考えて
>動物モデルを作ってもなかなか臨床応用
>につながっていない現状を考えると
>期待をしたくなるアプローチである.
>少ない症例数でもアイデアによっては
>このような臨床研究が可能であることを
>教えてもらった点で印象に残った
>論文だ.
と言っています。
本当に臨床の場まで来るのかどうかは
微妙な所です。
良いニュースが少なくて困ってしまう。
無いに等しい。
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