毒性のないヒトES/iPS細胞用の細胞凍結保存液を開発―リプロセルが商品化、供給へ―
2015年8月20日
新エネルギー・産業技術総合開発機構
株式会社リプロセル
京都大学 再生医科学研究所
日本医療研究開発機構
詳細は、リンクを参照して下さい。
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NEDOプロジェクトの成果をもとに、
京都大学・再生医科学研究所と
(株)リプロセルは、ヒトES/iPS細胞の
凍結保存液として、毒性のある
ジメチルスルホキシド(DMSO)を
使用しない新規化合物による
細胞凍結保存液の開発に成功しました。
今回開発した細胞凍結保存液は、
DMSOの機能を代替しながらも毒性を
示さないものであり、
今後、再生医療分野のみならず、
幹細胞を用いた研究分野における
新たな凍結保存法として大きな貢献が
期待されます。
この細胞凍結保存液は、
(株)リプロセルが商品化、8月24日に
販売を開始する予定です。
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Good Newsです。
ヒトES/iPS細胞を利用する環境が整い
つつあります。
実際に製品化され使われるようになる
というのは素晴らしいこと。
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