創薬研究の「死の谷」を乗り越えるために何が必要か?
2015年08月08日
Neurology 興味を持った「神経内科」論文
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
【創薬研究の死の谷】
我々の研究の目的は,基礎研究から
産まれた創薬シーズ(seeds:種)を
臨床応用できるところまで大切に育て,
実際に脳梗塞患者さんに届けること
である.
しかし創薬シーズが動物実験の段階
から,治験,承認,販売に至る間には
大きな谷がある.
この谷を超えることが極めて困難なこと
から,「創薬研究の死の谷」と例えられる
こともある.
日本では基礎研究と本格的開発
(治験・申請)をつなぐ創薬ベンチャーが
発達しておらず,大きなギャップとなり,
創薬研究の障害になってきた。
---------------------------------------
日本の医療が後塵を拝し続けている
のはこういう構造的な面が大きな障害に
なっているのでしょうね。
ベンチャーは医療に限らず、IT分野でも
同じですね。
日本ではベンチャーが育つ環境に乏しい。
残念です。
一歩一歩前を向いて歩んで行くしかない
のでしょう。
どうして米国の環境は、その点で
素晴らしいのでしょうか?
政治家には良く考えて貰いたい。
成長の大きな鍵になるはず。
新しい企業が育たなければ成長は
あり得ないはず。
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント