« 非天然化合物の人工生合成のための革新的な手法を開発 | トップページ | 世界初、エタノールを生成する人工光合成の開発に成功 »

2015年7月18日 (土)

混ざり合わないポリマーを完全に混ぜる手法を開発~プラスチックの持つ機能を飛躍的に向上~

平成27年7月1日
京都大学 物質-細胞統合システム拠点
(iCeMS)
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 京都大学の研究グループは、九州大学
および東北大学の研究グループと協力し、
多孔性物質注1)を鋳型とすることで、
絶対に混ざり合わないと言われていた
ポリマー注2)を分子レベルで完全に
混ぜ合わせる手法を開発しました。
 
 植村 卓史 京都大学 大学院工学研究科
准教授、北川 進 同大学 物質-細胞統合
システム拠点(iCeMS=アイセムス)
拠点長・教授らの研究グループは、
無数のナノ空間を有する多孔性金属錯体
(PCP)の細孔内で異なる種類の
ポリマーを順次合成し、得られた複合体
からPCPのみを除去することで、
数ナノメートル以下のレベルで混合された
ポリマーブレンド注3)を取り出すことに
成功しました。
 
 構造や性質が大きく異なるため、常識的
には混合することはないポリマーの
組み合わせでも、分子レベルで混合
できることを証明し、本手法の高い一般性
も示されました。
 
 ここで得られたポリマーブレンドは、
これまでの慣例的な方法で得られた
ブレンド体に比べてはるかに高い
熱安定性を示したことから、分子レベルで
究極に混合することにより、
プラスチック材料の持つ様々な機能を
飛躍的に向上できる新手法になることが
期待されます。
 
 本研究は科学技術振興機構(JST)
戦略的創造研究推進事業(CREST)
および文部科学省(MEXT)
科学研究費助成事業 新学術領域研究
によって推進されました。
 
 本成果は英国夏時間2015年7月1日
午前10時(日本時間1日午後6時)に
英科学誌「Nature
 Communications
(ネイチャー・コミュニケーションズ)」
で公開される予定です。
---------------------------------------
 
 素晴らしい手法のようです。
 
>本研究で開発したPCPによる鋳型法を
>利用すれば、あらゆる種類のポリマーを
>分子レベルで完全に混合できる可能性
>があることから、プラスチック材料の
>品質を大幅に高める目的や、
>これまでにない機能性材料を産み出す
>新技術として幅広い分野での利用が
>期待されます。
 
 期待したい。
 
 新しい有用な機能性材料が生まれると
良いですね。

|

« 非天然化合物の人工生合成のための革新的な手法を開発 | トップページ | 世界初、エタノールを生成する人工光合成の開発に成功 »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/61907183

この記事へのトラックバック一覧です: 混ざり合わないポリマーを完全に混ぜる手法を開発~プラスチックの持つ機能を飛躍的に向上~:

« 非天然化合物の人工生合成のための革新的な手法を開発 | トップページ | 世界初、エタノールを生成する人工光合成の開発に成功 »