« 「動物実験は不要になる!」マイクロチップ型人工臓器が、製薬業界に革命を起こす!? | トップページ | 圧縮強度 500N/mm2 クラスを発現する新しいセメント材料の開発に成功 »

2015年7月12日 (日)

シロアリ腸内の原生生物の表面共生細菌がリグノセルロース分解に寄与

2015年7月6日 理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 理化学研究所(理研)環境資源科学研究
センター バイオマス研究基盤チームの
雪真弘特別研究員と
バイオリソースセンター微生物材料開発室
の大熊盛也室長らの共同研究チーム※は、
シロアリ腸内の原生生物の細胞表面に
共生する細菌[1]がさまざまな
リグノセルロース[2]分解酵素を持つこと
を発見し、シロアリの効率的な
リグノセルロース分解に役立っていること
を明らかにしました。
 
 共同研究チームは、1細胞の細菌から
ゲノム解読するシングルセルゲノム解析[3]
を用いることで、シロアリ腸内に共生する
個々の微生物の役割を明らかにすることを
目指しました。
 
 今回解析した細菌は、セルロースを分解
する原生生物の細胞表面に共生することは
知られていましたが、シロアリ腸内で
どのような役割を担っているかは
分かっていませんでした。
 
 解析の結果、その細菌は、セルロースや
ヘミセルロースを分解するさまざまな
分解酵素を持つことが分かり、原生生物が
取り込む前のリグノセルロースを効率的に
分解できるように、前処理をする役割を
担っている可能性が示唆されました。
 
 シロアリ腸内で行われる効率的な
リグノセルロース分解には、これまで主に
原生生物が働くとされてきました。
 
 しかし、今回の研究により原生生物の
細胞表面に共生する細菌も分解のプロセス
に関与している可能性が示されました。
 
 今後、原生生物と原生生物に共生する
細菌が協調した分解システムの理解が
進めば、効率的なリグノセルロースの
分解システムに応用できると考えられます。
 
 また、シングルセルゲノム解析をさらに
進めることにより、これまで埋もれて
しまっていた個々の微生物の役割が
明らかになることが期待できます。
 
 本研究は、文部科学省科学研究費補助金
(萌芽研究、基盤研究、新学術領域研究)
などの支援を受けて行いました。
 
 成果は、欧州の科学雑誌
『Environmental Microbiology』
オンライン版
(6月16付け:日本時間6月17日)に
掲載されました。
---------------------------------------
 
 人の腸内フローラもそうですが、細菌の
いろいろな共生関係の解明が必要ですね。
 
 バイ菌、バイ菌とあまり毛嫌いしないで
どの細菌が有用で、何が害になるのか?
 
 長年何の問題もなく、共生出来て来た
事実は重いと思います。
 
 害があれば、それは存在できないはずで、
そこには何かがあるはず。
 
 今回は原生生物のみならず、
その表面共生細菌までも有益な役目を
果たしている可能性があると、
 
>これまで埋もれてしまっていた個々の
>微生物の役割が明らかになることが
>期待できます。
 
 期待したいと思います。
 きっと有益な結果が待っているはず。

|

« 「動物実験は不要になる!」マイクロチップ型人工臓器が、製薬業界に革命を起こす!? | トップページ | 圧縮強度 500N/mm2 クラスを発現する新しいセメント材料の開発に成功 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/61875944

この記事へのトラックバック一覧です: シロアリ腸内の原生生物の表面共生細菌がリグノセルロース分解に寄与:

« 「動物実験は不要になる!」マイクロチップ型人工臓器が、製薬業界に革命を起こす!? | トップページ | 圧縮強度 500N/mm2 クラスを発現する新しいセメント材料の開発に成功 »