「試験管内の太陽」 似非科学のレッテル外れ再び熱気
2015/7/1 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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2015年5月14日、東京都目黒区の
東京工業大学蔵前会館で、「凝集系核科学
の現状と将来」と題したセミナーが
開かれた。
100人近い参加者のうち、約3割が企業に
所属する研究者が占めた。
「今日の発表が本当なら、これまでの
物理学を覆す革命的な現象だ。
なぜ、これまで世間で騒がれなかった
のか」。
初めて研究成果を知った参加者からは、
こんな驚きの声が上がった。
「凝集系核科学」とは、金属内のように
原子や電子が多数、集積した状態で、
元素が変換する現象を研究する分野。
1989年3月に米ユタ大学で、二人の
研究者が「常温核融合
(コールド・フュージョン)」として
発表したことに端を発する。
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こうしたなか、常温核融合は似非科学
とのレッテルを張られ、ほとんどの研究が
打ち切られた。
しかし、一部の研究者たちはその可能性
を信じ、「固体内核反応」「低エネルギー
核反応」、そして「凝集系核反応」などの
名称で地道な研究を国内外で続けてきた。
その結果、徐々にこの現象の再現性が
高まり、2010年頃から、米国やイタリア、
イスラエルなどに、エネルギー利用を
目的としたベンチャー企業が次々と
生まれている。
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>ベンチャー企業が次々と生まれている。
ふ~ん。そんなフェーズ?
実在しない、偽りでは?
とか言ってまごまごしているうちに
置いてきぼりになる。
>笠木名誉教授は、「凝集系核科学の研究
>では、本来、核融合を阻止する
>クーロン反発力(同じ電荷の粒子同士が
>反発する力)をどう乗り越えるのか、
>粒子・放射線を放出しない核反応は
>可能か、という重要な問いかけに
>回答しなければならない」と話す。
>こうしたメカニズムの追求を通じ、
>「新しい物理」が見出され、それが
>産業構造を変革する可能性も秘める。
そうですね。
関連投稿です。
2015年6月16日
この投稿の続報ですね。
多分事実として存在する現象なんだと
思います。
ので、企業として成り立つところまで
どの位の時間がかかるのかわかりませんが、
今後の展開に期待したい。
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