がん診断 血液1滴、3分で 神戸の企業共同開発
2015/6/17 神戸新聞 NEXT
詳細は、リンクを参照して下さい。
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血液中のがんに関連する物質が放つ光を
とらえ、がんの有無を診断する手法を、
神戸市中央区の医療機器会社
「マイテック」と昭和大学江東豊洲病院
(東京都)などのグループが世界で初めて
開発した。
わずか1滴の血液を使い、3分以内で
診断できるという手軽さが最大の特徴で、
1年以内の臨床応用を目指している。
(金井恒幸)
今回は膵(すい)臓がんと胃がん、
大腸がんの3種類で発光を確認。
ヌクレオソームは血液以外の体液にも
含まれることから、マイテック技術担当
の長谷川裕起さん(28)は
「たんや尿から、肺がんやぼうこうがんの
有無を判断する研究も進めたい。
人工多能性幹細胞(iPS細胞)が
がん化していないかどうかの検査にも
活用できるようにしたい」と話す。
研究成果の一部は、
英科学誌サイエンティフィック・リポーツ
電子版に掲載された。
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素晴らしいです。
血液1滴でがん診断というニュースは
いろいろ出てきていますが、今日、朝の
テレビ番組で紹介されていたものです。
「マイテック」は家内企業で、
良く続けたと思う。親父も、息子も偉い!
昭和大学江東豊洲病院が手をさしのべて
くれなかったら、今は無かったと言って
いましたが、運命の糸とはこんなものなの
でしょう。
>1年以内の臨床応用を目指している。
とのことで、順調にいって欲しい
安価で広く適用出来そうで、
素晴らしい。
おおいに期待しています。
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