HIVウイルスを体内から除く画期的な治療法、「キメラ抗原受容体」が感染した細胞を殺す
動物実験で85%以上のウイルスを除去
2015年7月23日 Med エッジ
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
「キメラ抗原受容体」と呼ばれる
ウイルス攻撃のためのタンパク質を
利用した治療が、人間の体内からHIVを
除くために有効である可能性が出てきた。
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校
ブロード幹細胞研究センターの
研究グループが、分子生物学の専門誌
であるモレキュラー・セラピー誌において
2015年6月8日に報告している。
研究グループは、骨髄移植で使われる
血液のもとになる「造血幹細胞」を
利用した治療を開発した。
この造血幹細胞から、遺伝子を改変した
T細胞を作らせる治療法となる。
造血幹細胞からは、T細胞を含む
あらゆる種類の血液細胞ができてくる。
---------------------------------------
>造血幹細胞から、遺伝子を改変した
>T細胞を作らせる治療法
凄い方法ですね。
免疫の力をうまく利用する方法
おおいに期待したい。
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント