圧縮強度 500N/mm2 クラスを発現する新しいセメント材料の開発に成功
2015年6月5日 太平洋セメント株式会社
詳細は、リンクを参照して下さい。
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太平洋セメント株式会社はこの度、
通常の流し込み成型において世界最高の
圧縮強度を発現する新しいセメント材料の
独自開発に成功しました。
当社では、2014 年度から世界最高
となる圧縮強度 400~500N/mm2(※)の
達成を目標としたセメント材料の研究開発
に取り組んできました。
これまで海外における既往の開発では、
反応性粉体コンクリート
(RPC、Reactive Powder Concrete)に
関する技術で、673N/mm2の圧縮強度を
発現することが報告されていましたが、
この技術は型枠に打ち込む際に
高温加圧成型(ホットプレス成型、
250~400℃)を実施するといった
ファインセラミックスの成型法を応用した
特殊な製法で、現実的なコンクリートの
製造方法ではありません。
この度、当社が独自に開発した新しい
セメント材料は、”型枠の中に流し込む
ことで任意な形状を得ることができる”
というコンクリート本来の長所を犠牲に
することなく、さらに 200℃を超える
ような高温加熱をすることなく、
通常の流し込み成型において世界最高記録
となる 464N/mm2を達成しました。
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素晴らしい。
最近よく見る番組で、日本の世界に、、
というたぐいの番組がありますが、
実現出来ていることを自慢したところ
で意味は無い。
世界一の国であれば、それ相当の
評価がなされて良いはず。
私が大切だと思っている項目では
日本は世界で先進国とは思えない。
もっと違う見方をしていかないと
と思う。
技術立国を目指しているのであれば、
世界に無い技術を持つことです。
その意味で今回の
太平洋セメント株式会社の発表は
素晴らしい。
是非世界で活躍して貰いたい。
関連投稿です。
2010年1月14日
こう言う世界に無い技術を開発して
いかなければ駄目なんです。
日々の努力の積み重ねしかありません。
日本の潜在的な技術力に期待しています。
日本は、新しい技術の評価が出来ないと
しか思えない。
自分の国の技術でありながら、
自分を認めることをせず、
世界で評価されて初めて見直すという、
馬鹿なことをしている。
良い例が水族館のパネル、日本で開発
したのに採用したのは確か海外だった
ように記憶しています。
新技術を評価する技術を高めて
くださいな。
良いものは世界であれ、日本発であれ、
良いのです。
そう出来ないと技術立国は難しいと
思う。どの分野でもそうです。
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