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2015年6月10日 (水)

血液のもと「造血幹細胞」、老化せずに再生する仕組みを解明、長寿遺伝子「SIRT7」が鍵だった

長寿遺伝子「SIRT7」が鍵だった
2015年5月14日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 米国カリフォルニア大学バークレー校を
中心とした研究グループが、
有力科学誌サイエンス誌で2015年3月20日
に報告した。
 
 血液のもとである大切な造血幹細胞は、
すぐに老化して古くなってしまっては
まずい。
 
 実際、長い間老化を起こさずに、
新しい状態で細胞分裂を続けている。
 
 つまり「再生」しているのだ。
 
 研究グループは、これまで謎だった、
造血肝細胞が再生する仕組みの解明に
挑んだ。
 
 
 細胞分裂の速度を落としてタンパク質が
作られ過ぎないようにし、ミトコンドリア
に入ってきた異常なタンパク質は
スムーズに処理する「SIRT7」は、渋滞を
軽減する役割を果たしていたと言える。
 
 これが造血肝細胞の老化を防ぐのに
重要だったというわけだ。
 
 今回の、造血幹細胞の増殖速度と老化に
UPRmtが関わっていたという発見は、
老化のメカニズムの研究に新しい方向性を
もたらしたと、研究グループは述べて
いる。
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 興味深い発見ですね。
 
>血液のもととなる「造血幹細胞」。
 
>この細胞が、老化せずに
>再生を繰り返す仕組みについて、
>新たな発見があった。
 
>老化研究の幅が広がりそうだ。
 
 新たな発見と言っているので、
他の要素もあるのでしょうが、
こんな基本的なことが、
新たな発見と言っているわけだから、
まだまだわからない事だらけだと
言うのが現実だと思います。
 
 謙虚になって一つ、一つ、
地道に研究し、新しいことを見つけて
いくこと。
 
 これが研究。
 
 未知の世界は広大です。

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