マラリア防ぐ仕組み解明 群馬大グループ
2015年5月20日 東京新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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体内に侵入したウイルスなどを攻撃する
「キラーT細胞」がマラリアの感染を防ぐ
仕組みが、群馬大大学院の久枝一教授らの
グループの研究で分かった。
マウスによる実験の成果で、ワクチンの
開発に応用が期待できるという。
マラリアは、ハマダラカがマラリア原虫
を媒介する感染症で、乳幼児を中心に世界
で年間約六十万人が死亡している。
予防・治療薬はあるが、有効なワクチン
はない。
久枝教授は「従来は原虫の細胞表面に
ある物質を抗原とするワクチン開発が
進められてきたが、表面は変化しやすく
開発の妨げになっていた。
キラーT細胞を活性化するワクチンは
変化のない細胞内物質を抗原とすれば
よく、画期的な戦略が期待できる」と
話している。
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少しずつ理解は進んで来たようですが、
まだまだ、免疫の世界は良くわからない
ことの方がおおい。
思わぬ所にキラーT細胞が出てきますね。
キラーT細胞を利用出来るというのは
朗報です。
免疫療法は、なんと言っても副作用が
少ない。
関連投稿です。
この方法は良さそうです。
免疫療法に期待しています。
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