世界初!低エネルギーの光を高エネルギーの光に変換し再利用可能にする“分子組織化フォトン・アップコンバージョン”技術の開発に成功!
2015/06/10 九州大学PRESS RELEASE
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
九州大学大学院工学研究院/
分子システム科学センター(CMS)の
君塚信夫主幹教授/センター長、
楊井伸浩助教らの研究グループは、
低エネルギーの光を高エネルギーの光に
変換するフォトン・アップコンバージョン
技術の実用化に必要な、高効率で、
太陽光などの弱い光でも機能する、
空気中で安定であるという 3 つの条件を
満たす分子組織体を世界で初めて開発
しました。
フォトン・アップコンバージョンは、
これまで利用できなかった弱いエネルギー
の光を利用可能にする技術であり、
太陽電池や人工光合成(※1)の効率を
飛躍的に向上するといった、
再生可能エネルギー技術への応用が
期待されます。
本研究成果は、2015 年 6 月 9 日
午前 10 時(英国時間)に科学誌
Nature 姉妹紙のオンラインジャーナル
『Scientific Reports』で
公開されました。
---------------------------------------
フォトン・アップコンバージョン
期待したくなる技術ですね。
>学術的のみならず産業的にも大きな
>波及効果をもたらす成果
と言っています。
>太陽電池や人工光合成の効率を高める
>ための画期的な方法論になることが
>期待されます。
おおいに期待したい。
量子ドットも似たような特性を
持っています。
>光を照射すると別の色の光を発する
>波長変換機能を持つ。
なのでこの技術も太陽電池の効率向上
に貢献できそうなんですが、なかなか
画期的な太陽電池の話しは出てきません
ね~
| 固定リンク
「科学関連ニュース」カテゴリの記事
- 世界初、100:1の減速比でも逆駆動可能なギヤを開発―ロボットの関節やEVの変速機などへの展開に期待―(2019.12.04)
- 全ての光を吸収する究極の暗黒シート-世界初!高い光吸収率と耐久性を併せ持つ黒色素材-(2019.09.03)
- バイオプラスチック原料を大量合成する技術を開発 ~環境調和型触媒反応プロセスによる,再生可能資源を活用したバイオ化学品製造技術~(2019.07.24)
- 「亀裂」と「光」で世界最小サイズの絵画の作製に成功 -インクを使わずに超高精細な印刷が可能に-(2019.06.25)
- 福島原発事故によって飛散した放射性微粒子の溶解挙動を解明(2019.05.16)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント