新しい細胞移植法によって、聴神経の機能再生に成功
2015年06月16日 京都大学 研究成果
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
関谷徹治 医学研究科研究生(医師)
らの研究グループは、新しい細胞移植法を
開発、音を聞き取るための脳の神経、
聴神経の機能を再生させることに成功
しました。
この研究成果は、6月16日午前4時
(日本時間)に米国科学アカデミー紀要
に掲載されました。
-----
概要
細胞を神経内に注入するのではなく表面
に置くことにし、これを「表面移植法」と
名付けました。
その実験の結果、表面移植された細胞
は、瘢痕化した神経内に次々と入り込み、
瘢痕組織を利用しながら形を変えつつ、
長期間にわたって生き続けました。
そして、3ヶ月後にラットに音を
聞かせてみると、聴神経の機能が改善して
いることが明らかになりました。
詳しい研究内容について
---------------------------------------
脊髄損傷修復の成功事例がなかなか
出て来ないのは、こう言う事情がある
のでしょうか?
神経細胞の移植は難しそうです。
今回の移植法、上手く行って早く人の
臨床試験までたどり着きますように、
| 固定リンク
「遺伝子治療関連ニュース」カテゴリの記事
- レンチウイルスベクターの産生を飛躍的に増大させる方法を開発―遺伝子治療用ベクターへの応用に期待―(2019.03.04)
- あらゆる発達段階のマウス脳内で狙った細胞の正確なゲノム編集に成功~ヒトや動物の生理機能や病態解明に期待~(2017.10.24)
- iPS細胞 ストック事業 移植約30%で拒絶反応(2017.08.26)
- 遺伝子治療によるイヌのデュシェンヌ型筋ジストロフィーの軽減(2017.07.29)
- Wmの憂鬱、核酸医薬に未来を見た(2017.05.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント