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2015年5月11日 (月)

ヒトガンマデルタ T 細胞による抗原提示能獲得の分子メカニズムを解明

2015/5/8
北海道大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ヒトのリンパ球の中には様々なタイプの
細胞がいます。
 
 ガンマデルタ細胞はその一つで,
細菌感染や腫瘍細胞の除去に重要な役割を
果たしていることが知られています。
 
 また,ガンマデルタ T 細胞は活性化
されると樹状細胞のような抗原提示能
(異物を自分の T 細胞などに教えること)
を持つことも特徴です。
 
 しかし,その分子メカニズムは
よくわかっていませんでした。
 
 研究チームはヒトのガンマデルタ細胞を
用い,腫瘍細胞と混ぜると相手を殺す
だけでなくその抗原を取り込み抗原特異的
な T 細胞(兵隊の役割)を誘導することを
見出しました。
 
 また,ガンマデルタ T 細胞は通常
ミエロイド系細胞で高い C/EBPαという
転写因子,また死んだ細胞片などの
取り込みに働くスカベンジャーレセプター
CD36 を高く発現しており,T 細胞に対して
抗原を提示する際には p38MAPK や
NF-κB というシグナル伝達系を
用いていることを解明しました。
 
 これらの成果は腫瘍免疫の新しい
治療法を開発する際の基盤となるような
知見です。
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 Good Newsですね。
 
 理解が一歩進みました。
 
 ガンマデルタ T 細胞を使ったがん免疫
療法が、まだ十分な成果を得られていない
のはこの辺の理解が不十分だということ
なのでしょうか?
 
>謎の多かったガンマデルタ T 細胞の
>特徴がまた一つ明らかにされたことに
>なります。
 
>これらの成果は腫瘍免疫反応を理解
>する際に基盤となるような知見であり,
>今後新しい治療法の開発につながる
>ことが期待されます。
 とのこと。
 
 期待しています。

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