« がん「動く」仕組み解明 転移抑制への応用期待 神戸大教授ら | トップページ | 多発性硬化症の新薬候補が「回復促進」を初めて示す、神経のダメージに効果、英国ケンブリッジ大学からの報告 »

2015年5月24日 (日)

マイクロRNAをつかった細胞の選別方法の開発 ~高純度な心筋細胞の作製に成功~

2015年05月22日 京都大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 三木健嗣 iPS細胞研究所(CiRA)研究員、
遠藤慧 同研究員(現東京大学新領域創成
科学研究科)、齊藤博英 同教授、
吉田善紀 同講師らの研究グループは
マイクロRNAを使って細胞を選別する
新しい方法を開発し、高純度な心筋細胞の
作製に成功しました。
 
 本研究成果は5月21日正午(米国東部時間)
に米国科学誌「Cell Stem Cell」で
オンライン公開されました。
 
 
-----
研究者からのコメント
 
 人工RNAを細胞に作用させる本研究成果
は、ゲノムに傷をつけにくいことと、
作用させるRNAの寿命が短く、自然に除去
されることが利点であり、再生医療などの
臨床においても利用可能と考えられます。
 
 今後、幹細胞分野の基礎から臨床まで、
幅広い研究での応用が期待できます。
 
 詳細リンク
---------------------------------------
 
>心筋細胞に特有のマイクロRNAを
>持たない細胞ではアポトーシスが起こる
>ようにしました。
>このシステムにより、細胞を一つ一つ
>機械で選別することなく、高純度に
>心筋細胞だけを培養することが
>できました。
 
>さらに、心筋細胞以外の上皮細胞や
>肝細胞、インスリン産生細胞といった
>さまざまな細胞もマイクロRNAの情報を
>使って同様に選別することが
>できました。
 
 素晴らしい方法ですね。
 
 これで安全性がさらに向上します。

|

« がん「動く」仕組み解明 転移抑制への応用期待 神戸大教授ら | トップページ | 多発性硬化症の新薬候補が「回復促進」を初めて示す、神経のダメージに効果、英国ケンブリッジ大学からの報告 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マイクロRNAをつかった細胞の選別方法の開発 ~高純度な心筋細胞の作製に成功~:

« がん「動く」仕組み解明 転移抑制への応用期待 神戸大教授ら | トップページ | 多発性硬化症の新薬候補が「回復促進」を初めて示す、神経のダメージに効果、英国ケンブリッジ大学からの報告 »