副作用に悩まされない!「第4のがん治療法」の延命効果に期待
2015/05/18 マイナビニュース
詳細は、リンクを参照して下さい。
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今回は、樹状細胞ワクチン療法の臨床、
研究に携わっていらっしゃる、
セレンクリニックの小林正学医師に、
“樹状細胞ワクチン療法”についてお話を
伺わせていただきました。
「今回『Nature』誌に取り上げられた
“樹状細胞ワクチン療法”というものは、
免疫細胞のうち“樹状細胞”という、
がん細胞に対する戦闘部隊の司令官を
育てるというような方法です。
“樹状細胞ワクチン療法”では、体内
から樹状細胞の元となる細胞を体外に
取り出し、がんとうまく闘えるように
育ててから、がんの目印を与え体内に
戻します。
自らの体にもともとあった細胞を用いる
ので、副作用の心配が少ないというのが
特徴ですね」
「樹状細胞ワクチン療法は、海外のみ
ではなく国内でも実用化が進んでいます。
2015年5月時点で9,000例
(テラ株式会社発表)を超え、臨床実績が
蓄積されつつあります。
ワクチン投与部位の発赤反応が陽性の
症例では、がんワクチンが有効性を示す
際の典型的な生存曲線パターンが
認められ、少なくともこれらの症例では
ワクチンが明確な効果を示していることが
示唆されます。
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がん免疫療法いろいろありますが、
まだ自由診療の領域であるのが現実。
>樹状細胞ワクチン療法は自由診療で、
>残念ながら健康保険が適用になりません。
>樹状細胞ワクチンは約2週間に一度、
>約7回、3~4ヶ月かけて1セット接種
>します。
>この1セットの平均的な治療費は、
>170万円~230万円ほどかかって
>しまいます
高いですね。
>抗がん剤治療に樹状細胞ワクチン療法
>を用いた切除不能な進行膵臓がん255例
>を後ろ向きに解析した研究の成果は
>抗がん剤に樹状細胞ワクチン療法を併用
>した治療法における生存期間中央値
>(MST)は、がんと診断されてから
>16.5ヶ月、樹状細胞ワクチンを開始
>してから9.9ヶ月でした
これは、どの位の成績だと考えて良い
のでしょうか?
もう少し、安価で、保険が使用出来る
ようにならないと難しいと思う。
さらなる研究の進展に期待しています。
関連投稿です。
2015年1月 9日
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