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2015年4月21日 (火)

1型糖尿病の予防に成功、米国研究所が「SR1001」で効果確認

2015年3月31日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 1型糖尿病を発症前に予防する、
新しい治療薬について、動物実験で成功
した。
 
 米国のスクリプス・リサーチ・
インスティテュートの研究グループが、
エンドクリノロジー誌2015年3月号で
報告した。
 
 1型糖尿病は、膵臓でインスリンを産生
するβ細胞が破壊されるものだ。
 
 本来は自分を守る免疫の影響で起こる
もので「自己免疫疾患」と呼ばれている。
 
 標準的治療は、失ったインスリンを注射
で置き換える方法がとられている。
 
 今回の新しい研究では、免疫システムが
引き起こす初期の破壊を予防する可能性に
焦点を当てて病気が発症する前に止める
ことを目指したものだ。
 
 研究グループは、「SR1001」として
知られる実験用の合成剤を、肥満ではない
糖尿病になりやすい動物で試した。
 
 SR1001は、1型糖尿病と関連のある
免疫細胞「Th17」の増加に重要な役割を
果たす1組の「核受容体」を標的として
いる。
 
 RORαとRORgという名前の細胞のDNAを
収める核の中にある受容体という
タンパク質だ。
 
 研究グループは、この薬が1型糖尿病
においてTh17を邪魔して、病気の進行を
妨げる可能性について実験を行った。
 
 その結果、SR1001は、動物モデルで
糖尿病の発症を完全に防いだ。
 
 インスリン産生細胞を破壊する膵島炎
を最小に抑制。
 
 また、Th17細胞の産生を含む免疫反応を
抑え、インスリンレベルを標準に維持
した。
 
 結論として、Th17細胞は1型糖尿病発症
において病理学的に重要な役割を持つと
確認。
 
 さらに、この細胞を標的とした合成剤
が、1型糖尿病予防治療としての可能性を
持つと分かった。
 
 今後、1型糖尿病の予防に道が開かれる
可能性もありそうだ。
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 Good Newsです。
 
 動物実験レベルとは言え、
>SR1001は、動物モデルで糖尿病の発症
>を完全に防いだ。
 
 素晴らしいです。
 
 今後に期待したい。
 
 Th17細胞は自己免疫疾患に関係している
ようです。
 
 関連投稿です。
2011年5月22日
 
 いかに効果的にTh17細胞を制御出来る
か? ですね。

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