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2015年4月15日 (水)

“一石二鳥”の抗菌作用を持つ物質を発見

平成27年3月27日
岡山大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 本学大学院医歯薬学総合研究科(薬)の
黒田照夫准教授らのグループが、
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)と
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)
に対して強い抗菌活性を示す物質を
スイレン科コウホネの成分中で発見。
 
 その作用機構を解明しました。
 
 本研究成果は、2 月 27 日欧州の専門誌
『Biochimica et Biophysica Acta
 -General Subjects』で公開されました。
 
 本物質は、単独で作用させても抗菌活性
を示すだけでなく、既存抗菌薬の抗菌活性
を著しく増強させる能力を持っています。
 
 抗菌活性を強化することで、耐性菌の
出現により使用できなくなってしまった
抗菌薬を復活させることが期待されます。
 
 さらに、既存抗菌薬の投与量を抑える
ことで、更なる耐性菌が出現するリスクを
下げることにつながります。
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 正に“一石二鳥”ですね。
 
>耐性となった腸球菌のみに効果を高める
>ことができるため、治療が困難となる
>厄介な耐性菌だけを狙い撃つような
>治療方法の開発も大いに期待されます。
 と言う所も面白いです。
 
>本研究は、文部科学省概算要求事業
>「難治性感染症を標的とした創薬研究
>教育推進事業」研究の一環として実施
>しています。
 
>これらの成果の一部については、
>平成 27 年 3 月 26 日に日本薬学会
>第 135 年会で発表しました。
 
>また本件については、日本国特許出願
>をすでに行っています
>(特願 2014-256974,特開 2014-148495)
 だそうです。
 
 この物質はいつ頃薬として市場に出て
来るのでしょうか?
 
院内感染などで時々問題になってますね。
 
 効果的な薬となって役立つことに期待
します。

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