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2015年4月 5日 (日)

新潟大、脳梗塞に対する画期的な治療薬を発見

2015年4月3日 財経新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 新潟大学の研究者グループは、脳梗塞
治療で最も有効とされる血栓溶解療法の
弱点である合併症(脳出血・脳浮腫)を
引き起こすタンパク質を特定し、弱点を
克服する新たな治療法を世界に先駆けて開発した。
 
 今後、これまで短かった脳梗塞の
治療可能時間が大幅に延長される可能性が
あるという。
 
 研究成果はBrain 誌(Brain:A Jornal
of Neurology, 5YEAR IMPACT FACTOR
10.846)に掲載される。
 
 脳の血管が詰まることで発症する脳梗塞
は、近年増加し、後遺症に苦しむ患者も
多く、治療にかかる医療費は増加の一途を
たどっている。
 
 そうした中、脳梗塞治療において最も
有効な治療法に「組織プラスミノゲン・
アクチベーター(tPA)」を用いた
血栓溶解療法がある。
 
 しかしこの治療法は、治療可能時間が
4.5時間以内と極めて短く、脳梗塞患者の
5%未満しかその治療の恩恵を受けられて
いない。
 
 その理由は、発症後に時間が経過
すると、脳の神経細胞だけでなく、血管
にも障害が起こり、脳出血や脳浮腫
(脳のむくみ)を生じやすくなるためだ。
 
 そこで同大研究チームが改善策を探求
した結果、プログラニュリンという欠乏
すると認知症を引き起こす蛋白質を、
tPAと一緒に投与すると、tPAの副作用の
脳出血や脳浮腫を防ぐのみならず、
神経細胞を保護し、かつ炎症細胞を抑制
して脳梗塞のサイズまで縮小することを、
動物モデルを用いて世界で初めて明らかに
した。
 
 プログラニュリンをtPAとともに使用
することで治療可能時間を延長できき、
 
①tPAによる血栓溶解療法が行われる
 患者数の増加、
②副作用である脳出血、脳浮腫をおこす
 患者が減ることによる予後の改善、
③脳梗塞の大きさを縮小する効果
 
―などに繋がることが期待されるという。
(町田光)
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 素晴らしい。待ってました。
 
 なんとかtPAの使用可能時間の延長が
できないものかと思っていましたが、
その可能性が大きくなりましたね。
 
 今後におおいに期待したい。
 
 参考リンクです。
2015年04月03日
Neurology 興味を持った「神経内科」
論文

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