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2015年4月25日 (土)

水からトリチウムを室温下で効率よく分離できる吸収剤の開発に成功

-原発汚染水処理、先端創薬合成、
高信頼性細胞培養液への応用に期待-
2015年04月23日 京都大学 研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 宮武秀男 環境安全保健機構放射性
同位元素総合センター技術職員、
京都大学発創薬ベンチャーである
株式会社フォワード サイエンス
ラボラトリの古屋仲秀樹 代表取締役
(元WPI(世界トップレベル国際研究拠点)
准教授)らの研究グループは、水素化し
た酸化マンガンが、水からトリチウムを
室温下で効率よく分離する吸収剤として
機能することを発見しました。
 
 本研究成果は、2015年4月23日付で
英国科学誌「Separation Science and
Technology」に掲載されました。
 
 
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研究者からのコメント
 
 2011年の原発事故から4年が経ちますが、
増え続ける放射性汚染水への対策は決して
充分ではありません。
 
 特に、トリチウムの処理技術に関しては、
今後数十年以上もかかるといわれる
事故処理において、汚染水の継続的な発生
が予想され、新規な技術開発が早急に
望まれます。
 
 核融合炉の研究過程において、高度で
多様なトリチウムの分離手法が存在
します。
 
 それらの技術を活かすための前処理
として、本研究成果が役立つことを
願ってやみません。
 
 
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概要
 
 環境中でトリチウム(T)は、水分子
(H2O)の同位体(HTO)として主に存在
しています。
 
 特に、大量のH2Oの中に微量のHTOが混入
した場合、それらの水分子を分離すること
は極めて困難です。
 
 これはHTOおよびH2Oの水分子として性質
が極めて類似していることに起因します。
 
 また、水に含まれるTの放射能濃度が
1リットル当たり数百万ベクレルと極めて
高い数値であっても、同放射能濃度を
Tの質量濃度に換算すると
1リットル当たり数ナノグラムと
超希薄濃度であるため、既存の分離工学の
手法ではTを効率的に水中から分離回収
することは濃度的にも極めて困難でした。
 
 
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 Good Newsですね。
 
 福島原発事故での汚染水処理でも、
トリチウムは浄化出来ないと言っています。 
 
そんなものを海に流して良いのだろうか?
明らかな汚染を作っておいて浄化出来ない
から海に流すと言う。
 
極めて無責任。
 
 と考えていましたが、この技術が役立
てば素晴らしい。
 
 余計な風評被害は避けられる。
 海の汚染も避けられる。
 
 おおいに期待したい。

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