アルツハイマー病患者に朗報か? バイオジェンの治験薬に効果
2015年04月08日 Economic News
詳細は、リンクを参照して下さい。
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米国バイオテクノロジー企業
「バイオジェン」は3月20日、
アルツハイマー病の同社治験薬が、患者の
認知機能の低下を大きく遅らせることに
成功したと発表した。
同社は、フランスで開かれた医学会で、
軽度から中程度の初期アルツハイマー病
患者166人を対象とした初期段階の治験
で、同社治験薬「BIIB037」
(一般名:アデュカヌマブ)が脳内の
アミロイドβ(Aβ)を減少させ、
認知低下の度合いも和らげたと説明した。
同社は、薬の承認申請につながる
大規模な治験の実施を計画している。
アルツハイマー病の原因については
いくつかの説があるが、厚生労働省では
「アミロイドβ(Aβ)にその原因を
求める考えが主流になっています」と
説明している。
ただ、「このAβ中心説に対して、
神経原線維変化を構成するリン酸化された
タウに注目する立場も有力です」とも
述べている。
果たしてバイオジェンの新薬は承認
されるのか。
世界が注視している。
(編集担当:久保田雄城)
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「バイオジェン」の発表を見ると
良さそうなんですが、
アミロイドβをターゲットとした薬が
成功したという話しは、現在まで
ありません。
今回はどうなんでしょう?
大規模な治験の結果待ちですね。
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