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2015年4月 8日 (水)

バイオエタノール生産コスト節減期待の酵母発見

2015年4月6日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 バイオエタノール普及のネックと
なっている生産コストの削減が期待できる
酵母を、龍谷大学と京都大学の研究者たち
が見つけた。
 
 ガソリンなど石油系燃料の代わりになる
バイオエタノールは、現在、トウモロコシ
やサトウキビを原料にする生産法が普及
している。
 
 しかし、食料や飼料として有用な資源を
原料としているため、原料の高騰や
食料不足につながる心配がつきまとう。
 
 食品廃棄物等の廃棄物系や、稲わら、
間伐材等の未利用系のバイオマスを
利用した方法の実用化が待たれているが、
最大のネックが高い生産コストだ。
 
 島純龍谷大学教授、
小川順京都大学教授、
谷村あゆみ京都大学研究員らは、
デンプンからバイオエタノールを効率よく
作る酵母を京都大学構内の土壌から
見つけ出した。
 
 食品廃棄物中に大量に含まれる
デンプンを原料とすることができるので、
食料や飼料と競合する心配はない。
 
 これまでデンプンからバイオエタノール
を作り出すには、多糖分解酵素により
多糖であるデンプンをグルコースのような
単糖類に分解し、その上で酵母の助けで
エタノールを生産する二段構えの工程が
必要だった。
 
 新しく見つかった酵母は、デンプンから
エタノール生産までを一手に引き受ける
能力を持つことが確認されたという。
 
 研究者たちは、従来の方法に比べ
生産コストの削減と生産工程の簡素化が
期待でき、さらに食品廃棄物に限らず
さまざまな未利用バイオマスからの
バイオエタノール生産が期待できる、
と言っている。
 
 農林水産省が2012年に打ち出した
「バイオマス事業化戦略」pdfによると、
日本の未利用分のバイオマスを全て
エネルギーに利用すると、その資源量は、
電力利用可能量で約220億 キロワット時
(約460万世帯分)に相当するとされて
いる。
 
 温室効果ガス削減可能量で見れば、
日本の温室効果ガス排出量の約5.0%に
相当するとの試算結果も示されている。
 
 関連リンク
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>新しく見つかった酵母は、デンプン
>からエタノール生産までを一手に
>引き受ける能力を持つことが確認された
 とのこと。
 
 良さそうです。
 
>酵母を京都大学構内の土壌から
>見つけ出した。
 
 灯台下暗しと言うことが結構あるん
ですね。
 
 
>本株のゲノムシークエンスも進んで
>おり、遺伝資源としての活用も視野に
>入れています。
 
>これらはバイオ燃料生産を介して、
>化石燃料を代替し、温室効果ガス排出の
>抑制が期待されます。
 
 期待したいですね。
 
 バイオエタノールの生産効率向上と
温室効果ガス排出の削減。

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