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2015年4月28日 (火)

骨髄移植の成功率を高めるヒントに、血液幹細胞を休息させる酵素を特定

2015年4月9日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 血液幹細胞(造血幹細胞、HSC)が
活性化され過ぎた状態で保たれると、
血液がん、血液細胞の枯渇、病気に抵抗
する能力の障害につながる可能性がある。
 
 白血病やリンパ腫で骨髄移植をした後に、
成功率を高めるためにうまく移植した
血液幹細胞を安定化させるヒントに
つながるかもしれない。
 
 米国スクリプス研究所の研究グループ
が、血液の専門誌ブラッド誌で
2015年3月23日に報告した。
 
 研究グループは、血液幹細胞の活性化と
不活性化というこのメカニズムの解明を
試みた。
 
 その中でも血液幹細胞の中で作られて
いる「ItpkB」という酵素に注目した。
 
 ItpkBとは、血液幹細胞とは別の細胞で
血液幹細胞の活性化に関与していると
知られていた。
 
 ItpkBの酵素を持っていないネズミを
調べたところ、血液幹細胞が休息せずに
過剰に活性化していた。
 
 血液幹細胞は枯渇してしまい、赤血球の
細胞を使い果たして重度の貧血になって
しまった。
 
 ItpkBの働きは「イノシトール」と
呼ばれるビタミンの一種を変化させる
こと。
 
 イノシトールは細胞の中で伝達する
役割をしており、リン酸という酸の一種
を付けられると働いてくれる。
 
 研究グループは、ItpkBがイノシトール
に付いているリン酸を3つから4つに
増やす作用があると突き止めた。
 
 イノシトールに4つのリン酸が付くと、
細胞の増殖や代謝、免疫系の一部を
コントロールしており、ItpkBの役割は
ここにつながってくると考えられた。
 
 今回の研究では、イノシトールに4つ
のリン酸が付くと混乱したシグナルを
コントロールして血液幹細胞を保護して
いることも分かった。
 
 ItpkBがあるからこそ、血液幹細胞は
健康的な不活性期間を維持できると
見られる。
 
 治療につながる可能性もありそうだ。
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 面白い研究ですね。
 
 血液幹細胞も活性化しすぎると良くない
らしい。
 
 その為にはItpkBが必要で、血液幹細胞は
健康的な不活性期間を維持できる。
 
 治療につなげられると良いですね。

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