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2015年4月 6日 (月)

夕方の電力消費最大10%抑制-スマートグリッド日米共同プロジェクトで検証

2015年4月2日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 米ニューメキシコ州で6年間行われた
スマートグリッドの日米共同プロジェクト
で、夕方の家庭電力消費量を最大で
約10%抑制できることが確かめられた。
 
 このプロジェクトは、新エネルギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)が、
ニューメキシコ州政府、米エネルギー省
(DOE)傘下の研究所などと協力して実施
した。
 
 2013年から、同州ロスアラモス郡の
住宅、約900軒を対象に、時間帯別の
電力料金に差をつけるなど消費者の
節電行動を促す効果を確かめる検証実験
を行った。
 
 翌日の気温や電力需給の予測に基づいて
時間帯別電力価格を決め、パソコンや
携帯電話に表示して各家庭に知らせる
という方法だ。
 
 この結果、電力使用量が増える夕方、
「エアコンの温度設定を変更する」
あるいは「外出時間を調整する」などの
節電行動を促す効果が、確認された。
 
 電力消費量抑制の効果は、夕方の時間帯
で最大約10%に上る。
 
 夕方に電力使用量が増える理由は、
太陽光発電の大量普及によって発生する
「ダックカーブ問題」による。
 
 ダックカーブ問題とは、NEDOによると
「太陽光発電の系統連系が増えるに
つれて、昼間の実質電力需要が大きく
下がり、夜のピーク需要の差が広がること
で、夕刻に短時間かつ急速に火力発電の
電力供給を増やす必要性が出る」ことを
指す。
 
 翌日の需要を予測して、それに応じた
時間帯別電力料金を設定する
「デマンドレス」と呼ばれる今回の方法を
うまく運用することで、夕方の火力発電量
を抑制し、その結果、電力需要の急激な
変化に対応するために必要な系統用蓄電池
の容量も削減できることが検証できた、
とNEDOは言っている。
 
 この日米共同プロジェクトは2014年度で
完了した。
 
 関連リンク
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 こういう実証実験は歓迎すべきこと
ですね。
 
 効果あり?
 
 だけど何のためにやっているのかな?
 
 スマートグリッドを導入する話しは
どうなっている?
 
>このプロジェクトは、2014年度で完了。
>本実証で得られた知見をもとに、大量の
>再生可能エネルギーを配電系統に導入
>した場合の課題解決を目指します。
 と言っていますが、
 
 本当にやる気があるのかな?
 
 ところで、「ダックカーブ問題」が
発生しているとは、ニューメキシコ州
ロスアラモス郡ではずいぶん太陽光発電
割合が高いようですね。
 
 エネルギー自給率は十分高いはずなのに
再生可能エネルギーの導入比率が高い?
 
 エネルギー生産の持続性を考えている
からなのかな?
 
 日本はエネルギー自給率が低いのだから
もっと再生可能エネルギーの導入に熱心
でないとおかしいと思う。
 
 何かというと火力発電所で使う燃料の
価格が、、と言う。
 
 自給率が低いのだから当たり前。
 
 そうならないシステムを構築しないと
いけないはずなのに、
 
 原子力とて有限資源、おまけに廃棄物の
始末については、殆ど見通しがない。
 本当に無責任。将来を見ているのかな?
 
 少なくとも、将来の電源構成比率は
公表すべき。
 
 電源構成を将来、どの時点でどう
しようとしているのかの見通しが
ないと民間は手の出しようが無い。

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