赤ワインは血管の炎症を遠ざける、動脈硬化を防いで心臓や血管に好影響?
2015年3月12日 Med エッジ
詳細は、リンクを参照して下さい。
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赤ワインのポリフェノールを抽出して
調べたところ、血管の炎症や動脈が硬く
なる変化を防ぐ力があると確認できた
ようだ。
これまでも赤ワインは心臓や血管の病気
の予防につながる効果が報告されている
(赤ワイン好きが、病気をはねのける
仕組み、「レスベラトロール」の詳しい
効果確認を参照)。
そうした心臓や血管への好ましい効果
につながると見られる。
イタリア、国立研究評議会の
アンディア・カラブリーソ氏らの
研究グループが、栄養学の国際誌である
ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・
ニュートリション誌で2015年2月28日に
報告している。
研究グループは、2種類のイタリア産
赤ワイン「プリミティーボ」と
「ネグロアマーロ」のポリフェノール
抽出物を使って、血管にダメージを与える
酸化ストレスを抑える効果があるかを
検証した。
人間の血管の内側にある細胞を細菌の
成分でもある「リポ多糖体」で刺激する
という実験をした。
この刺激の前に、赤ワインからの
ポリフェノール抽出物
(1μg/mL~50μg/mL、μは100万分の1)
と一緒にしておいて変化を見た。
さらに、ポリフェノール単独
(1μg/mL ~25μmol/L)での効果も
検証している。
ヒドロキシ桂皮酸、フラボノール、
レスベラトロールといったものの効果を
調べている。
白血球を集める物質の変化、活性酸素の
濃度、遺伝子の変化などを調べた。
プリミティーボとネグロアマーロの
ポリフェノール抽出物は、1μg/mLでも、
白血球を集める物質を減らしていた。
遺伝子のレベルでこの変化は起きて
おり、炎症を抑える効果を確認できた。
具体的には、「細胞接着分子1」
「血管細胞接着分子1」「E-セレクチン」
「単球遊走因子」「マクロファージ
コロニー刺激因子」を減らしていた。
すべてのポリフェノールが細胞内の
活性酸素を減らしていた。
このほかにも炎症や酸化ストレスを
抑える効果を確認できた。
アテローム性動脈硬化を含む炎症性疾患
を防ぐ生物活性ポリフェノールも明らかに
なった。
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ただ単に赤ワインは身体に良いという
だけでは駄目で、こういう研究報告が
出ることが重要です。
これでさらに確実に赤ワインは身体に
良いと言えそうです。
確実にいえることは、イタリア産の
赤ワインということになるのかな?
日本産の赤ワインの成分分析したもの
が出てくれば、あるいは同様の研究を
してくれれば、良いのですが、
ご参考情報です。
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