« 新薬の候補物質をスパコン+ニューラルネットで迅速に見つけるAtomwise | トップページ | 遺伝子組み換え技術が可能にした、最新「ウイルス療法」 »

2015年3月 9日 (月)

タミフル原料生産、キノコ菌糸に青色LEDの刺激で

2015年3月5日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 抗インフルエンザ薬「タミフル」の原料
となるシキミ酸を、キノコのヒラタケの
菌糸に青色LEDの光を当てて生産する
技術を開発したと信州大教授らが発表
した。
 
 シキミ酸は中国で生産される
トウシキミの実(八角)から抽出されて
いるが、この技術で安価で安定的な製造
が可能になるという。
 
 論文が英科学誌サイエンティフィック・
リポーツ(電子版)に掲載された。
 
 信大農学部の小嶋政信教授らは、
キノコ栽培に光を使う研究で、青色光で
刺激するとシキミ酸が飛躍的に増加する
現象を発見した。
 
 実験の結果、ヒラタケの菌糸に
36時間、青色光の刺激を与えると、
菌糸1キロあたり0・45グラムの
シキミ酸ができることが分かった。
 
 シキミ酸は、八角から抽出すると
1キロあたり30~80グラム程度が
抽出されるが、収穫は年1回。
 
 ヒラタケは八角に比べて安価で、
どこでも通年で製造できる。
 
 小嶋教授は「世界のどこにでもある
ヒラタケを使い、屋内の工場で製造が
可能な技術。実用化が容易なところが
特長だ」と話している。(関根光夫)
---------------------------------------
 
 不思議です。
 どうして青色光の刺激を与えるとそう
なるのか?
 
 青色光というのは他の光とは違う
ようです。
 
 関連投稿です。
2014年12月16日
 
>抗インフルエンザ薬「タミフル」の
>原料となるシキミ酸を、安価に
>どこでも通年で製造できる。
 
 というのが思っても見なかった結果
ですね。

|

« 新薬の候補物質をスパコン+ニューラルネットで迅速に見つけるAtomwise | トップページ | 遺伝子組み換え技術が可能にした、最新「ウイルス療法」 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: タミフル原料生産、キノコ菌糸に青色LEDの刺激で:

« 新薬の候補物質をスパコン+ニューラルネットで迅速に見つけるAtomwise | トップページ | 遺伝子組み換え技術が可能にした、最新「ウイルス療法」 »