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2015年3月 8日 (日)

腸内フローラの善玉と悪玉、腸内細菌を知って健康に生かしていく

2015年3月6日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ネイチャー誌の腸内細菌の特集から
紹介していく(「腸内フローラ」
を参照)。
 
 腸には何兆もの微生物が存在しており、
「マイクロバイオーム」と呼ばれている。
 
 Medエッジでこれまでも伝えてきた
とおり、腸内フローラ、腸内細菌叢
(ちょうないさいきんそう)と呼ばれる。
 
 マイクロバイオームと宿主との相互作用
は陰陽の両面がある。
 
 医療と健康に生かす道が探られている。
 
 ポーランド、ウォムジャの地域病院
所属の研究者が、腸内細菌の集まりの
影響について説明している。
 
 マイクロバイオームの中には善玉と
悪玉が存在している。
 
 例えば、「クロストリジウム」と
言えば下痢と出血を引き起こして感染
した人を死に追いやることが珍しくない。
 
 けがから感染すると知られる
「破傷風(はしょうふう)」は
クロストリジウムの仲間の細菌で起こる
病気だ。
 
 一方で、別のクロストリジウムの一群
は、腸のバリアを堅固に健康に保つうえ
で重要になっていると分かりつつある。
 
 免疫系にも良い影響を持つので、
異物に抵抗するはずの免疫が自分自身を
攻撃してしまう「自己免疫疾患」や
「アレルギー」といった病気の治療に
このような腸内細菌が利用できないかも
検討されている。
 
 いわゆる「抗生物質」、細菌を殺す
抗菌薬の使用とさまざまな病気との関係
も、大きなテーマの一つだ。
 
 多種多様な説が出ているが、例えば、
抗菌薬の使用で免疫系を好ましい状態に
調節する細菌を激減させているとの説が
ある。
 
 バンコマイシンという抗菌薬の治療を
行った幼いマウスは、後にぜんそくの
リスクが増すことが明らかになっている。
 
 その一因は、前述のクロストリジウムの
激減であるようだ。
 
 抗菌薬によるマイクロバイオームの
生態系の乱れは、思わぬ影響を生じる
ようだ。
 
 食生活との関係も重要だ。
 
 北米で暮らす人の腸に存在している
マイクロバイオームは、タンパク質が
多く単純な糖と脂肪が豊富な食事に適合
している。
 
 一方、南米やアフリカの田園地帯の
住人の腸には、植物の繊維の発酵にも
適合したもっと多様なマイクロバイオーム
が存在している。
 
 特に発酵の結果、短鎖脂肪酸などの
多様な代謝産物が産生される。
 
 このような細菌や発酵の副産物には
抗炎症作用があることが示されており、
炎症疾患を予防する可能性がある。
 
 腸内細菌の近代化が現代病との関わり
を持つという指摘もある。
 
 現段階で何よりも刺激的なのは、
マイクロバイオームの変化が病気を
引き起こしたり、病気に影響を与えたり
すると分かってきていることだろう。
 
 例えば、微生物を持たないネズミに
肥満した人の微生物を移植したところ、
太ったネズミになるという結果が
得られている。
 
 著しい栄養障害を生じる
「クワシオルコル病」と呼ばれる病気の
子どものマイクロバイオームを移植した
無菌マウスでも、クワシオルコル病が
再現された。
 
 腸内細菌の全容を知って、変えていく
というのが今後のアプローチになる。
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>腸内細菌の全容を知って、変えていく
>というのが今後のアプローチになる。
 そうですね。
 
 最近いろいろ記事が出ていますが、
 すごく大きな研究テーマだと思います。
 
 抗生物質の投与には気をつけた
方が良さそうです。
 
 更なる研究に期待したい。
 
 大きな果実が得られると良いですね。

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