糖尿病モデルの膵島移植実験で、血糖値を正常レベルまで下げることに成功-富士フイルム
-富士フイルム
2015年03月23日 qlifepro
詳細は、リンクを参照して下さい。
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富士フイルム株式会社は3月19日、
再生医療のための細胞培養・移植に必要な
足場素材「リコンビナントペプチド
(RCP)」のマイクロサイズの
ペタロイド状微細片(petaloid μ-piece)
を開発し、これと細胞を組み合わせた
三次元細胞構造体「CellSaic
(セルザイク)」の研究成果を得たこと
を発表した。
富士フイルムは、動物由来成分を
含まない同社独自の足場素材「RCP」を
高度なエンジニアリング技術により加工
して、マイクロサイズのペタロイド
状微細片を新たに開発。
それと細胞を組み合わせたモザイク状の
三次元細胞構造体「セルザイク」を活用
して、研究を実施したという。
まず、ペタロイド状微細片とヒト間葉系
幹細胞(hMSC)を組み合わせたセルザイク
をマウスに移植したところ、細胞だけ移植
した場合と比較して、生体内に移植した
細胞の生存率を大幅に高めることを実証。
さらに、1型糖尿病モデルマウスの実験
では、血糖値を制御する膵島、hMSCと
ペタロイド状微細片を組み合わせた
セルザイクを共移植することで、血糖値を
正常レベルにまで下げることにも成功した
という。
同社はこれらの研究成果について、
細胞移植の効率を飛躍的に高め、組織や
臓器の再生を可能にするもので、再生医療
の発展に大きく貢献するものとしている。
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素晴らしい成果のようです。
>細胞移植の効率を飛躍的に高め、組織や
>臓器の再生を可能にするもので、
>再生医療の発展に大きく貢献するもの
>としている。
再生医療、思っていたより進歩が早い。
人への適用の実現が待ち遠しいです。
今後におおいに期待したい。
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