ミトコンドリアの機能を保つ仕組みを解明 ~神経変性疾患群(アルツハイマー病など)の治療法開発に期待~
2015.03.13 山口大学医学部
詳細は、リンクを参照して下さい。
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山口大学大学院医学系研究科医化学分野
の中井彰教授、譚克学術研究員らを
中心とした研究グループは、細胞内の
エネルギー産生の場であるミトコンドリア
の機能を保つ仕組みを分子レベルで
解明しました。
近年、ミトコンドリアの機能異常は、
老化や老化と関連する神経変性疾患群
(アルツハイマー病など)の病気の進行に
密接に関わっていることが知られてきて
います。
したがって、この研究成果は、
哺乳動物細胞のミトコンドリアの
タンパク質ホメオスタシス(恒常性)を
保つ適応機構を世界ではじめて明らかに
すると同時に、神経変性疾患群等に対する
治療ターゲットとしての可能性も
示唆します。
本研究は、山口大学
新呼び水プロジェクト
「難治性疾患トランスレーション研究拠点」
の一環として進められ、
2015年3月12日付けの英科学誌
『ネイチャー・コミュニケーションズ』の
電子版に掲載されました。
詳細リンク
詳しくは別紙(PDF)をご参照ください。
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>近年、ミトコンドリアの機能異常
>は、老化や老化と関連する
>神経変性疾患群(アルツハイマー病
>など)の病気の進行に密接に関わって
>いることが知られてきています。
そうですね。
関連があるようです。
関連投稿です。
2012年10月12日
ミトコンドリアの機能異常はその他の
疾患にも関連しているようです。
今回はかなり詳細に分かって来て
いますので、実際の治療ターゲットと
して新薬開発までつながると良い
ですね。
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