AIDSの新たな治療法開発につながる新発見とは
2015/03/23 Credo
詳細は、リンクを参照して下さい。
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後天性免疫不全症候群(AIDS)の新たな
治療法の開発につながる貴重な新発見が
ありました。
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<編集部コメント>
HIVウイルスはその特殊性から、現在
広く用いられている方法でのワクチン開発
は極めて困難でした。
これに対して、抗HIV抗体を人工的に
作成し、それを投与するという戦略が
試され、この方法で、bNAbsという抗体が
開発されましたが、完全にはHIVを抑え
きれないという限界点が残っていました。
今回は、赤毛猿での実験レベルでは
あるものの、HIVが細胞に感染する際に
必須となる2つのタンパク質からeCD4-Igを
作成し、それらを体内で作れるようにし、
体内で作られたeCD4-Igが先回りしてHIVに
結合し、ウイルスを不活性化させました。
これは、ウイルスが細胞侵入の鍵として
持っていた部分に結合して、その働きを
無くしてしまうという仕組みです。
動物実験レベルではあるものの、100%の
効果がみられたことから今後に期待が
集まります。
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Good Newsですね。
>動物実験レベルではあるものの、
>100%の効果がみられたことから
>今後に期待が集まります。
いくつか越えなければいけない壁が
あるようですが、是非越えて欲しい。
>しかし、この発見が人類にとって
>誇らしいものになるかは、今後行われる
>人体への試験的な投与の結果にかかって
>います。
そうですね。
良い結果がでると素晴らしい。
期待しています。
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