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2015年3月16日 (月)

CO2の地下貯留、万一漏れ出たら 実験で検証

2015/3/12 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 温暖化ガスの排出を減らすには発電所や
工場から出る二酸化炭素(CO2)の回収
・貯留(CCS)が不可欠とされる。
 
 地下深くに閉じ込めたCO2が万が一、
漏れ出たらどうなるか。
 
 実際に地層中に漏出させ、その広がり方
や影響を見る国際プロジェクトの結果が
まとまった。
 
 コンピューターで漏出を再現する
数値実験と合わせ、万全の対策づくりと
安全性確保に生かす。
 
 英国スコットランドの保養地に近い
アードマックニッシュ湾で、海底下
約11メートルからCO2を放出する実験に
日英の研究者が取り組んだ。
 
 「CO2地層貯留が生態系に起こしうる
影響の定量化と監視」を意味する英語の
略称から「QICS」計画と呼ばれる。
 
 英政府系機関が2010年から4年間に
200万ポンド(約3億7000万円)を投じ、
プリマス海洋研究所や地質調査所、
サウサンプトン大学などが実行した。
 
 日本からは東京大学や地球環境産業技術
研究機構(RITE)、電力中央研究所
などが参加。
 
 経済産業省が11年度から3年間に1億円
を拠出した。
 
 プロジェクトでは海底下の地層内に
CO2を送り込んで漏出させ、最適な
測定法を検討した。
 
 海洋中のCO2の拡散も調べ、生物への
影響の有無を知る手掛かりを得るのが
目的だ。
 
 陸上から計約4トンのCO2を海底下に
送り込んで放出し、約1年間にわたり
周辺のCO2濃度などを測った。
 
 自動測定に加えて、ダイバーによる観察
や測定も試みた。
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 実施した結果の詳細については、省略
します。リンクを参照してください。
 
>佐藤教授は「日本でも漏出実験をすべき
>だ」と環境省などに働きかけており、
>「将来、検討課題になるだろう」
>(同省低炭素社会推進室)。
 
>ブラックフォード氏によると、英国では
>事前に実験地周辺の住民に内容を詳しく
>説明し時間をかけて了解を取り付けた。
>一部で見られた反対運動は収まった
>という。
 
>住民の理解を得るプロセスを経験する
>ことも将来のCCSの実用化に役立ち
>そうだ。
 
 これは重要なことです。
 
 是非、将来必須となると思われる技術
なのですから、住民の理解を得る
プロセスを経験することも含めて、
「日本でも漏出実験をすべき」
と思います。
 
 是非実施願います。

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