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2015年2月 7日 (土)

理工・大島研など 脊髄損傷における新たな治療標的タンパク質を特定 ―より特異的・効果的な神経再生医療に期待―

2015/1/29 早稲田大学トピック
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 「脳や脊髄からなる中枢神経系は、
ひとたび損傷してしまうと非常に再生が
起きにくい」。
 
 100年以上前、神経学者の父カハールが
提唱した通り、損傷後の脊髄においては
炎症反応、瘢痕形成、神経変性など数多く
の阻害反応があります。
 
 これまで、こうした阻害反応
ひとつひとつを制御する試みはなされて
きましたが、全ての阻害反応を一挙に
制御する分子の研究報告はありません
でした。
 
 今回、早稲田大学理工学術院の
大島登志男教授(先進理工学研究科生命
医科学専攻)、長井淳日本学術振興会
特別研究員(DC1、同博士後期課程2年)、
横浜市立大学医学部分子薬理神経生物学
研究室(五嶋良郎教授)らの研究グループ
は、細胞骨格を制御するタンパク質
として知られているCRMP4という分子に
着目し、CRMP4を抑制することで神経再生
を阻害するいくつかの因子を同等に
ブロックできることを明らかにしました。
 
 これまで同定されてきた阻害因子の
多くは、他の組織にも影響力をもつため、
強い副作用(実験動物における致死性
など)が懸念されてきました。
 
 ところが、今回用いたCRMP4遺伝子欠損
マウスは、野生型マウスと遜色なく正常に
生育し、行動の異常は観察されて
いません。
 
 これらのことは、CRMP4を治療標的に
した場合の副作用が従来の治療に比べ
明らかに少ないことを強く示唆して
います。
 
 iPS細胞等の幹細胞移植による
再生医療が注目を集めていますが、仮に
中枢神経系に神経幹細胞が移植され、
神経細胞数が増えたとしても、細胞外の
阻害因子により神経再生が限定されて
しまう可能性も無視できません。
 
 しかし、例えば、移植する幹細胞内の
CRMP4を常時不活性にすることが
できれば、神経細胞新生と軸索再生の
シナジー効果が生み出され、格段に
効果的な神経系再生が期待されます。
 
 また、同じく治療法が確立していない
脳卒中・アルツハイマー病や
パーキンソン病などについても、今回の
発見が中枢神経系疾患の汎用的メカニズム
であると考えた場合、今後の脳損傷・
脳疾患に対する神経再生医療研究に大いに
貢献する可能性があります。
 
 なお、今回の研究成果は、英国科学誌
「Scientific Reports」
(Nature Publishing Group)
オンライン版に、2月5日に掲載
されました。
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>CRMP4を抑制することで神経再生
>を阻害するいくつかの因子を同等に
>ブロックできることを明らかに
>しました。
 
 なかなかインパクトのありそうな
発見ですね。
 
 再生医療と組み合わせて見ては
どうでしょうか?
 
 脊髄損傷からの回復の記事は幾つか
あり、私としては再生医療に期待したい
と思っています。
 
 困っている人を直ぐにでも助けたい
のです。
 
 以前投稿した
2014年10月22日
 
 などは素晴らしいと思う。

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