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2015年2月 1日 (日)

超臨界流体技術を用いて試料の前処理操作と高速・高分離分析を全自動化した分析システムを開発

平成27年1月27日
科学技術振興機構(JST)
大阪大学
神戸大学
宮崎県総合農業試験場
株式会社島津製作所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
〇食品や血液など多くの成分を含む試料
 の一斉分析を、有機溶媒の使用量を
 大幅に削減しながら、複雑な前処理
 なしで全自動かつ高速に行える世界初
 の分析システムを開発。
 
〇空気に触れると酸化や分解してしまう
 不安定な化合物の分析を可能とした。
 
〇残留農薬検査や疾患バイオマーカーの
 探索など、多数の検体をより速く、
 人手をかけずに自動で分析したい分野
 での活用が期待できる。
 
 
-------
 JST 先端計測分析技術・機器開発
プログラムの一環として、大阪大学 大学院
工学研究科の馬場 健史 准教授らの
開発チームは、多成分の一斉分析を
全自動かつ高速に行う世界初の画期的な
分析システムを開発しました。
 
 従来、食品や血液などの複雑で多くの
成分を含む物質を分析する前には、
分離や精製といった熟練を要する
前処理を人手で行う必要があったため、
自動化が困難な上に人為ミスによる
回収率の低下や結果のばらつきが発生
していました。
 
 また、この前処理工程において、空気
に触れることで成分が酸化や分解して
しまうこともあり、正確な測定が困難
になる場合がありました。
 
 今回開発した分析システムでは、
最大48検体に対し、液体と気体の双方の
性質を持つ「超臨界流体注1)」を用いた
自動抽出装置とクロマトグラフにより、
有機溶媒の使用量を大幅に削減すると
ともに、不安定な試料であっても、熟練の
技術を要さずに前処理、分離および検出を
高感度・高速かつ自動で行います。
 
 例えば、食品中の残留農薬の分析では、
従来は攪拌や遠心分離などで約35分
かかっていた前処理をわずか5分に短縮
できる上、有機溶媒の使用量をおよそ
10分の1に削減することができ、
これまで複数の装置が必要であった分析
も、この分析システムだけで約500種類
の成分を一斉に測定することが可能と
なります。
 
 この成果は、バイオマーカーの探索
による超早期診断やテーラーメイド医療
(臨床分野)、薬効分析・毒性評価
(創薬分野)、食品中の栄養・機能成分の
研究(食品分野)などでの活用が期待
されます。
 
 本開発成果は、2015年3月8日
(現地時間)から米国ニューオーリンズ
で開催される
「Pittcon 2015
 Conference & Expo」
で発表されます。
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>この成果は、バイオマーカーの探索
>による超早期診断や
>テーラーメイド医療(臨床分野)、
>薬効分析・毒性評価(創薬分野)、
>食品中の
>栄養・機能成分の研究(食品分野)
>などでの活用が期待されます。
 
 素晴らしい成果です。
 
>本装置は株式会社島津製作所より、
>平成27年1月より販売が開始
>されます。
 
 すぐ役に立てるというのは素晴らしい
ことです。
 
 期待しています。

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