関節の軟骨、iPSで作製 ブタへ移植成功、4年内に臨床へ 京大
2015年2月27日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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加齢やスポーツで傷むことが多い関節の
軟骨組織を、人のiPS細胞から作り出す
ことに京都大のグループが成功した。
軟骨が傷ついたミニブタに移植し、
きちんと機能することも確認した。
人工関節などに代わる治療法として、
4年以内に人で効果や安全性を確かめる
臨床研究を始める方針。
成果は米科学誌ステム・セル・
リポーツ(電子版)に27日発表する。
軟骨は、骨が接し合う膝(ひざ)や
肘(ひじ)の関節で骨の表面を覆い、
衝撃を和らげる。
軟骨細胞とコラーゲンなどでできて
おり、正常な軟骨は滑らかで
「硝子(しょうし)軟骨」と呼ばれる。
iPS細胞などで軟骨細胞を作った
という報告はあったが、治療に使える
硝子軟骨まではできていなかった。
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>京大iPS細胞研究所の妻木範行教授
>らは人のiPS細胞を作製。
>様々な条件で培養し、硝子軟骨を作る
>ことに成功した。
期待が持てそうですね。
関連投稿です。
2014年7月19日
この発表はまだ硝子軟骨までいって
いないのですが、下記のリンクにある
東大では、「硝子様軟骨組織」の
再生に成功。
と言っていました。
今回は、硝子軟骨の作成に成功と
言っていますので進歩です。
今後におおいに期待したい。
今回の内容の詳細はこちら
作製」
平成27年2月27日
京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)
科学技術振興機構(JST)
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