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2015年2月19日 (木)

遺伝疾患を治療できる薬剤の開発

2015年02月17日 京都大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 萩原正敏 医学研究科教授らの
研究グループは、独立行政法人科学技術
振興機構(JST)等から支援を受け、
東京大学、東京医科歯科大学と共同研究
を行い、ユダヤ人に多い遺伝病である
家族性自律神経失調症の治療薬候補化合物
を発見しました。
 
 本研究成果は、2015年2月9日に米国科学
アカデミー紀要「PNAS」の電子版に掲載
されました。
 
 
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研究者からのコメント
 
 本研究により発見された化合物は、
家族性自律神経失調症の根本的な治療薬
となることが期待されます。
 
 また本治療戦略は、他の遺伝子疾患にも
応用が可能であることから、根本的治療法
が無い疾患の治療法開発に道を拓く成果
です。
 
 
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概要
 
 遺伝子疾患は、遺伝情報であるDNAの
変異によって、遺伝子が破壊されること
により引き起こされます。
 
 全身の細胞において、DNA上の遺伝情報
を書き換えることは不可能であるため、
遺伝子疾患はその治療が難しいとされて
きました。
 
 DNAは、細胞内において主にタンパク質
の設計図としての機能を果たします。
 
 タンパク質が作られる過程は大きく二つ
のステップから成ります。
 
 まず、一つ目のステップで設計図から
そのコピー(mRNA)が作られ、二つ目の
ステップで、そのコピーを元にタンパク質
が作られます。
 
 設計図の情報はDNA上でイントロン
という介在配列によって分断されている
ため、一つ目のステップにおいて、
このイントロンを除いて意味のある部分
を繋ぎあわせる、スプライシングという
過程が重要な役割を果たしています。
 
 家族性自律神経失調症は、IKBKAP遺伝子
のイントロンにある1塩基変異により
同遺伝子にスプライシング異常が生じ、
正しい設計図コピーおよびタンパク質が
作られなくなることで発症します。
 
 本研究グループは、この疾患に注目し、
DNAに疾患を起こす変異を持っていても、
正しくスプライシングを起こさせる活性
を持つ低分子化合物を発見しました。
 
 この化合物を患者由来の細胞に投与
すると、変異を持っていても正しい設計図
コピーが作られ、正常なタンパク質が
作られることがわかりました。
 
 さらに本研究グループは、IKBKAP遺伝子
の機能にも着目し、世界で初めて、
患者細胞においてIKBKAP遺伝子産物が
tRNA修飾に関与することを発見しました。
 
 また、前述の化合物投与により、
その機能が回復することを示しました。
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>本研究により発見された化合物は、
>家族性自律神経失調症の根本的な
>治療薬となることが期待されます。
 
 良いですね。根本的な治療薬となる。
 素晴らしいです。
 
 他の遺伝子疾患にも応用が可能。
 
 どのような遺伝子疾患に適用可能
なんでしょうか?
 IKBKAP遺伝子のイントロンに異常の
ある疾患?
 
 DNAに疾患を起こす変異を持っていても
必ずしも、そのDNAそのものを修正しなく
ても発病を抑えることの出来るケースが
あるのですね。
 
 今後に期待しましょう。

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