« 心筋梗塞の治療に幹細胞移植、「マイクロRNA-133a」が威力 | トップページ | ぜんそくなどのアレルギー性気道炎症の慢性化機構を解明 »

2015年2月25日 (水)

脳卒中による脳損傷を軽減する新戦略、「Mチャネル開口薬」

神経細胞の活性化をコントロールして
ダメージ防ぐ
2015年2月23日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 「Mチャネル開口薬」と呼ばれる薬の
投与によって、脳の梗塞の大きさと炎症を
有意に減少させると分かった。
 
 米国テキサス大学健康科学センターを
中心とした研究グループは、神経科学の
国際誌、ジャーナル・オブ・
ニューロサイエンス誌で2015年2月2日
報告した。
 
 「Mチャネル開口薬」と呼ばれる薬の
投与によって、脳の梗塞の大きさと炎症を
有意に減少させると分かった。
 
 米国テキサス大学健康科学センターを
中心とした研究グループは、神経科学の
国際誌、ジャーナル・オブ・
ニューロサイエンス誌で2015年2月2日
報告した。
 
 虚血性脳卒中は死亡の世界的な原因
になっている。
 
 その後の後遺症も問題になる。
 
 脳損傷の重症度の軽減は研究の重要な
テーマである。
 
 脳内における神経細胞には
「Mチャネル」と呼ばれる仕組みがある。
 
 神経細胞同士のやり取りをするための
もので、その役割は神経細胞の活性化を
コントロールするのが主なものとなる。
 
 さまざまな神経や精神の病気が関連して
いると考えられている。
 
 研究グループは、脳の虚血性損傷に
対する抗てんかん薬である
「レチガビン(Mチャネル開口薬)」の
効果を検証。
 
 「中大脳動脈」と呼ばれる脳の血管が
詰まりやすいネズミ(MCAo)で動物実験
を行った。
 
 その結果、虚血性損傷から0から6時間
の時点でのMチャネル開口薬の投与は脳の
梗塞の大きさと炎症を有意に減少させ、
神経機能障害を予防した。
 
 ただし、脳卒中後0から3時間の時点
での投与がより効果的であった。
 
 このことから、脳卒中誘発性の脳損傷
および神経細胞の死に対する神経細胞の
活性化をコントロールする仕組みがある
ようだ。
---------------------------------------
 
 「Mチャネル開口薬」ね~
 
 いろいろありますね。
 
>虚血性損傷から0から6時間の時点
>でのMチャネル開口薬の投与は脳の
>梗塞の大きさと炎症を有意に減少させ、
>神経機能障害を予防した。
>ただし、脳卒中後0から3時間の時点
>での投与がより効果的であった。
 
 早期投与が効果的とのことですが、
脳の虚血性損傷に対する軽減効果がある
ようで期待したい。
 
 効果のある薬は何種類位あるのかな?

|

« 心筋梗塞の治療に幹細胞移植、「マイクロRNA-133a」が威力 | トップページ | ぜんそくなどのアレルギー性気道炎症の慢性化機構を解明 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 脳卒中による脳損傷を軽減する新戦略、「Mチャネル開口薬」:

« 心筋梗塞の治療に幹細胞移植、「マイクロRNA-133a」が威力 | トップページ | ぜんそくなどのアレルギー性気道炎症の慢性化機構を解明 »