東大病院、新しい嗅細胞は14日目以内に匂いを嗅がないと死ぬことを明らかに
2015年2月14日 財経新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東京大学医学部附属病院の山岨達也教授
・菊田周助教らによる研究グループは、
新しく生まれた嗅細胞は7~14日目に
匂い入力がないと、既存の神経回路に
組み込まれずに細胞死に至ることを
明らかにした。
匂いを感知する嗅細胞は毎日古くなった
ものが死に、新しい細胞が生まれるという
サイクルを繰り返している。
新しい嗅細胞は既存の神経回路に
組み込まれるため、古い細胞が失われても
嗅覚が失われることはないが、その詳細な
メカニズムは解明されていなかった。
今回の研究では、マウスに嗅細胞を全て
除去した後に、新しく生まれた嗅細胞のみ
を観察する実験を行った。
その結果、古い細胞の除去から28日後
には新しい嗅細胞で完全に置き換わって
いることや、新しい嗅細胞ができてから
7~14日の間に匂い入力がないと細胞が
成熟せずに死んでしまうことが分かった。
今後は、適切な時期に嗅覚障害患者に
匂い刺激を与えることで嗅上皮再生を
促進させるリハビリに繋がると期待されて
いる。
なお、この内容は2月11日に
「Journal of Neuroscience」に掲載
された。
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不思議ですね。
何故
>新しい嗅細胞ができてから7~14日の
>間に匂い入力がないと細胞が成熟せずに
>死んでしまうことが分かった。
こんなことが起きるのでしょうか?
必要ないと言う判断?
使わないと衰えてしまうと言う
廃用症候群的な意味合い?
余計と思われるものは排除して
省エネに徹するという秩序みたいなもの
があるのかな?
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