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2015年2月11日 (水)

宇宙年齢で1秒も狂わない光格子時計

2015年2月10日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 究極の高精度時計が誕生した。
 
 低温環境で原子の高精度分光を行う
光格子時計を開発し、2台の時計が
2×10-18の精度で一致することを、
東京大学大学院工学系研究科の香取秀俊
(かとり ひでとし)教授と理化学研究所の
高本将男(たかもと まさお)研究員らが
実証した。
 
 2台の時計で1秒のずれが生じるのに
160億年かかる。
 
 宇宙年齢の138億年で1秒も狂わない
高精度で、次世代の時間標準の基盤技術
となり、基礎物理学の相対論的計測への
突破口といえる。
 
 2月9日付の英科学誌
ネイチャーフォトニクスのオンライン版
に発表した。
 
 香取秀俊教授は「当初の目標の精度を
ほぼ達成した。
 
 ここまで精度が高いと、さまざまな
新しい使い道が出てくる。
 
 実用化を視野に入れ、光格子時計の
小型化・可搬化の技術開発も並行して
行っている。
 
 光格子時計を使い、『基礎物理定数は
本当に定数か?』という疑問に答える研究
も進めている。
 
 水銀やイッテルビウムなど異種原子の
光格子時計の高精度比較で、時間のずれ
が見つかれば、現在の物理学の暗黙の仮定
を覆す可能性さえある。
 
 この実験的な挑戦は宇宙誕生の謎を
ひも解く鍵となるかもしれない」
と話している。
 
 外部リンク
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 気が遠くなるくらい凄いです。
 ますます高精度になりました。
 
 素人なのでどういう波及効果があるのか
良く理解できませんが、いろいろ影響が
ありそうです。
 
>基礎物理学の相対論的計測への突破口
 になるのです。

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