目の難病にプラズマ効果 名古屋大、照射液体で症状抑制
2015年1月12日 中日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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薄型テレビなどに使われるプラズマの
粒子を照射した液体を目に注射する
ことで、高齢者に多い目の難病
「加齢黄斑(おうはん)変性」の症状を
抑えることに、名古屋大の寺崎浩子教授
(眼科学)と兼子裕規助教(同)らの
グループがヒトの細胞とマウス実験で
成功した。
プラズマを眼病治療に活用する世界初
の成果で、九日付の英科学誌に掲載
された。
名大は日本のプラズマ医療研究の中心
となっており、がん治療や止血など医療
に革命をもたらす可能性がある。
成果のカギとなったのは、血管が
作られるときに働く物質が、がん細胞の
増殖に重要な物質と同じという点だ。
現在も抗がん剤と同様に作用する薬を
眼球に注射する治療が行われている。
名大は独自の技術でプラズマを照射した
培養液を開発し、卵巣がんや胃がんなどで
がんを死滅させる研究成果を挙げており、
今回の研究につながった。
文部科学省は二〇一二年に名大を
医療応用の研究拠点に選定。
一三年に発足した名大プラズマ医療科学
国際イノベーションセンターが、全国の
研究機関の中心を担う。
産業技術総合研究所と五年以内の実現を
目指す手術時の止血が、臨床第一号と
期待されている。
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プラズマね~。
世に出回っているのは、空気清浄機
としてですね。
こう言う応用もある。
大きな成果を上げられると素晴らしい。
以前の投稿です。
2013年3月 2日
この研究が思わぬところにも効果を
発揮できたということですね。
今後にさらに期待したい。
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