質の高いiPS細胞を作製 長浜バイオ大など
2015/1/27 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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卵細胞で活発に働いている遺伝子を
使い、質の高いiPS細胞を作製する
ことにマウスで成功したと長浜バイオ大
(滋賀県)とドイツのゲッティンゲン大
のチームが27日までに発表した。
成果は英科学誌電子版に掲載された。
従来の作製法では遺伝子の働きが抑制
される異常な「メチル化」が起きて、
細胞や組織に変化する能力が低く、
生殖細胞になれないものができること
があった。
チームは卵細胞で活発に働いている
遺伝子「Dppa3」に注目。
iPS細胞ができる際、Dppa3が
メチル化を妨げることを発見した。
他の遺伝子とともにDppa3を導入
して作ったiPS細胞は、高い割合で
生殖細胞に変化した。
長浜バイオ大の中村肇伸准教授
(生殖細胞学)は「人の卵細胞にも
Dppa3がある。
研究を進めさらに質の高いiPS細胞
を効率良く作れるようにしたい」と話す。
〔共同〕
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質の高いiPS細胞って何をさして
言うのでしょうか?
様々な種類の細胞に分化する能力は
あるが、がん化の可能性があるので、
がん化の可能性が無いものを質の高い
iPS細胞だと理解していたのですが、
万能性の高いということもその中に
入るのかな?
万能性の高いiPS細胞はがん化の
可能性は低いのかな?
定義が曖昧ですね。
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