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2015年1月 8日 (木)

薬の副作用にスイッチ「Mrgprb2」、ネイチャー誌で報告

2015年1月6日 Med エッジ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 米国ジョンズホプキンス大学医学部を
中心とした研究グループが、
2014年12月17日に報告したもの。
 
 注目したのは、「マスト細胞」と
呼ばれるアレルギーの関係する細胞だ。
 
 マスト細胞は、肥満細胞とも呼ばれ、
花粉症に関係している。
 
 機能の一つとしては、「ヒスタミン」と
呼ばれる物質を出して、鼻水が出るのを
促している。
 
 花粉を洗い流す良い効果もある一方で、
過度になると花粉症として生活に支障を
来す。
 
 このたび研究グループは、この
マスト細胞の中に出てくるいわば
「スイッチ」を発見した。
 
 細胞内の反応の引き金となるタンパク質
「Mrgprb2」だ。
 
 既存の細胞の反応を引き出すタンパク質
である「MRGPRX2」のという分子のいわば
兄弟だった。
 
 ネズミに突然変異を起こしてMrgprb2を
作れなくすると、アレルギー反応に関連
するヒスタミン放出、炎症、気道の収縮
が起こらなくなることを突き止めた。
 
 さらに研究グループは、Mrgprb2が薬の
副作用にも関係するという事実まで証明
している。
 
 薬の注射をした部分で起こる
アレルギー反応において、神経の伝達に
作用するような薬では大部分がMrgprb2、
あるいはMRGPRX2を通して反応を
引き起こしていた。
 
 Mrgprb2を作れないネズミで副作用が
起こらなかった。
 
 研究グループは、Mrgprb2をはじめ
として、特定のスイッチを刺激する仕組み
が分かればあらかじめ薬の副作用も予測
できると想定している。
 
 さらに言えば、薬の副作用を起こさない
ような工夫、副作用を起こさないように
する工夫にもつながる可能性も
ありそうだ。
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 素晴らしい発見ですね。
 
 アレルギーは現代病で、いかに防ぐか
悩ましいものがあります。
 
 その一つの解になり得そうです。
 
 期待しましょう。
 
 アレルギーも含めて自己免疫疾患は
免疫系の捉え直しが必要との研究も
あるようですね。
 
 これはこれで研究して欲しいと思って
います。
 
 「寄生虫なき病」という本を読んで
いますが、なかなか面白い。

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