「がん征圧」の初夢、実用見据える「免疫療法CART」「遺伝子エクソーム解析」、西川伸一
2015年1月1日 MED エッジ
詳細は、リンクを参照して下さい。
興味のある方は各自リンクを参照して
ください。
なかなか興味深い話題が整理されて
います。
免疫療法は期待して良い療法だとは
思っていましたが、
>正直に言うとこれまでの免疫療法は
>「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
>といった予測の難しさが付きまとって
>いた。
>足りないのは「予測性」
そう思います。
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もちろん、抗原予測はまだ始まった
ばかりだ。
免疫反応は、抗原に反応して免疫が成立
していく。
さまざまな細胞が関わる複雑な過程だ。
どの手段でこの過程に介入しようと、
反応全体の中で評価できて初めて効果が
予測できる。
最後にがんをアタックして殺すまで
成し遂げねばならない。
2014年は重要な転換点になったと思う。
抗体によるT細胞活性化療法を、
がん免疫の入り口であるがんだけに出る
ペプチドとリンクさせて論じる動きが
始まったからだ。
この意味で、2015年はこの新しい
がん免疫治療が普及するための重要な
年になるだろう。
特に大事な気がするのは2つの変化
があるかどうか。
(1)多くのがんでがんだけに出てくる
表面抗原が見つかりCART治療が
固形がんにも効くと分かること
(2)がんのエクソーム解析データから
がんだけに出るペプチドを予測する
方法が開発される。
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ことが重要らしい。
がんで死ぬ人がなくなる。
この夢を実現するのはいつになるのか?
本当に達成出来るのか?
研究の進展に期待しています。
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