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2015年1月13日 (火)

B型肝炎ウイルスを抑制する仕組み発見

2015年01月05日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 肝硬変や肝がんの原因となる
B型肝炎ウイルス(HBV)の研究で新しい
手がかりが見つかった。
 
 感染初期にHBVを認識する自然免疫
センサーの分子を、北海道大学遺伝子病
制御研究所の髙岡晃教(たかおか あきのり)
教授と佐藤精一(さとうせいいち)助教、
大学院生の李凱(リ カイ)さん、
亀山武志(かめやま たけし)助教、
林隆也(はやし たかや)助教らが初めて
突き止めた。
 
 この分子は細胞内タンパク質の
RIG-Iで、HBVの認識だけでなく、
ウイルスの増殖を直接抑える二重の
作用があった。
 
 B型肝炎の病態解明と治療法開発に
つながる発見といえる。
 
 厚生労働科学研究費補助金の
B型肝炎創薬実用化等研究=代表・
田中靖人(たなか やすひと)名古屋市立
大学教授=の一環で、1月1日に米科学誌
イミュニティ1月号に発表した。
 
 研究グループは、HBVがヒト肝細胞に
感染した際に感知するセンサー分子は何か、
どのような免疫応答が起こるのかを、
自然免疫に着目して調べた。
 
 その結果、これまで細胞内の
RNAセンサーとして知られていた
RIG-IによってHBVが認識されることを
見いだした。
 
 RIG-Iは、HBVが感染したヒト肝細胞で
ウイルス複製途中に出現する特定の
ウイルス RNA(pgRNA)を感知して、
抗ウイルス活性のある
インターフェロンλ(ラムダ)を産生し、
感染防御を誘導することを実証した。
 
 関連リンク
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 良いですね。
 
>髙岡晃教教授は「HBVへの自然免疫の
>センサーとして、RNAウイルスを認識
>するRIG-Iが働くことは意外だったが、
>さらに、直接的にウイルス複製を抑制
>する作用もあることは興味深い。
 
>それぞれインターフェロンλと、
>HBVの遺伝子 DNAが作りだすRNAとの
>結合部位が鍵を握る。
 
>RNAとの結合部位はHBV複製のスイッチ
>とも見なせる。
>B型肝炎への治療法開発に役立つ
>新知見だろう」と話している。
 
 B型肝炎への治療法開発まで行くと
素晴らしいのですか、
時間かかりそうですね。

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