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2014年12月 8日 (月)

異常な遺伝情報が蓄積する仕組み発見

2014年11月13日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 がん発生の基盤となるような異常な
遺伝情報が蓄積する新しい細胞内の仕組み
を、東京大学大学院医学系研究科の
大学院生、安原崇哲(やすはら たかあき)
さんと宮川清(みやがわ きよし)教授らが
見つけた。
 
 DNA損傷を修復するRad54Bが、細胞周期の
進行を監視する機構を抑制して、異常な
遺伝情報の蓄積に関与することを実証した
もので、がんの治療や予防の基本原理を
確立するための新しい手がかりと
なりそうだ。
 
 11月11日付の英オンライン科学誌
ネイチャーコミュニケーションズに
発表した。
 
 細胞はDNA複製と分裂、それぞれの
準備期間を周期的に繰り返しながら増殖
していく。
 
 これを細胞周期と呼ぶ。
 
 がんでは、細胞周期を制御する仕組みが
異常になり、細胞分裂が繰り返される
ようになる。
 
 細胞は日々ストレスにさらされてDNAに
損傷が起こる。
 
 その損傷は修復されるか、修復できない
場合は細胞死を誘導する仕組みが備わって
いる。
 
 その仕組みの破綻こそが、がん発生や
悪性化につながると考えられているが、
詳しいことはわかっていない。
 
 研究グループは、DNA損傷が起こった後の
細胞周期の制御に注目し、新しい制御因子
Rad54Bを発見した。
 
 正常な細胞では、DNA損傷が起こった
場合、細胞周期をいったん停止させて、
DNA 損傷を修復して生存を続けるか、
細胞死を誘導するかを判断する時間的な
猶予をつくると考えられている。
 
 その際に中心的な働きをするのが代表的
ながん抑制遺伝子p53で、p53タンパク質の
機能が高まることで、細胞周期の進行が
抑制される。
 
 Rad54Bはp53の機能を抑え、細胞周期を
停止させる仕組みを無効化して、DNA損傷
の修復が完了しない状態のまま細胞分裂を
促進することを、研究グループは培養細胞
の実験で突き止めた。
 
 こうした細胞分裂の結果、染色体の欠失
や重複などが培養細胞で起きていた。
 
 染色体異常を伴った細胞の生存を促進
することは、がんの発生や悪性化と密接に
関わる。
 
 宮川清教授は「DNA修復分子として
知られていた Rad54Bの機能が高まると、
細胞周期の進行を監視する
チェックポイントが抑えられ、異常な
遺伝情報を有した状態での細胞周期の進行
が促進されることが判明した。
 
 このような細胞周期の進行を制御する
新しい仕組みがわかったことで、がんの
治療や予防の新しい基本原理の確立が
期待される」と話している。
 
 詳細は下記のリンクを、
---------------------------------------
 
 がん発生の最も大きな要因は何らかの
原因で起こる遺伝子異常なんでしょうか?
 
>修復できない場合は細胞死を誘導する
>仕組みが備わっている。
>その仕組みの破綻こそが、がん発生や
>悪性化につながると考えられている
 と言っていますね。
 
 今回は、Rad54Bの機能が高まることが
異常な遺伝情報の蓄積に関与するという
ことのようです。
 → 結果遺伝子異常が生ずる
 
 一度がん細胞が発生すると退治するのは
非常に難しいと、
 
 Rad54Bの発現が増加ね~
 理由はなんなんでしょう?
 原因不明が多すぎます。
 
 「寄生虫なき病」という本を読んでいる
最中なんですが、現代からみると非常に
粗悪な環境で生活しているジャングルに
住む「チマネ族」では、勿論感染症や
寄生虫症ににかかる率は高いのですが、
その代わり、自己免疫疾患有病率は
ニューヨーク市民の四十分の一、乳がん、
前立腺がん、卵巣がん、大腸がんといった
文明病は無い。
 
 「現代の人達の持っている免疫系は進化
の過程からみるとまだまだ昔のまま、
つまりかなり粗悪な環境に適している
ような免疫系なのだと、だから本来立ち
向かうはずの刺激に満ちた環境から離れる
と混乱してしまうのだと」
 
 一理ありますね。
 
 多分、現在の人間の持っている免疫系は
進化の過程から見てまだまだ古い環境
のものではないかと思う。文明が急速に
発展したのはごく最近のこと。一方進化は
万年単位の世界。
 
 そうであれば、自己免疫疾患が増加の一途
をたどるのはごく自然と言えば、自然という
ことになる。一部のがんもそうかもしれない。
 
 一度きちんと科学的に整理してみる必要
がありそうな気がします。
 
 科学者ってけっこう頭が固いので、
なかなか画期的な進展は望めそうも無い
ような気もしますが、
 
 必要でしょう。
 
 現在の自己免疫疾患に対する治療法は
重箱の隅を突っついているようなすごく
細かい話しまで追求しないと出てこない。
 
 時間もかかれば、お金もかかる。

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