(科学の扉)植物で薬をつくる 遺伝子組み換え、育てて抽出
2014年12月22日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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遺伝子を導入する技術を使って植物の中
で薬をつくる研究が進んでいる。
化学合成したり微生物につくらせたり
する方法と比べ、より速く、安く、安全に
つくれる可能性を秘める。
新手法が相次いで登場し、普及への期待
が高まってきた。
エボラ出血熱の治療に効果が期待される
米国の未承認治療薬「ZMapp
(ジーマップ)」。
世界が注目するこの薬、ケンタッキー州
の植物工場で育つ「タバコの近縁種」の
葉からつくられている。
まず、植物に感染する性質を持つ土壌細菌
(アグロバクテリウム)に、薬の成分の
たんぱく質を作る遺伝子を導入する。
この細菌が入った溶液を容器に満たし、
この葉を浸す。
そのまま減圧すると、細菌が葉全体に
感染しやすくなり、導入した遺伝子が
葉の細胞に効率よく取り込まれていく。
あとはこの植物を1週間ほど育てて、
刈り取るだけ。
葉の中でつくられた目的のたんぱく質を
抽出し、薬にする。
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技術の進歩は早いですね。
植物を利用した方が効率的なそうです。
この記事ではこれ以外にも、いろいろ
紹介されています。
全てではないにしても、方向としては
この方向になって行くのでしょうか?
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