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2014年12月 2日 (火)

日本の電力ネットワーク

日本の電力ネットワーク
2014/12/2
 
 日本の電力ネットワーク、特に連係線の
容量、使い方を見ると明らかに再生可能
エネルギーの導入比率を上げようとして
いるとはとうてい考えられない。
 
 一番身近な事例は、東北大震災時、電力
不足に陥った時、北海道の電力が
北本連係線を通じて東電エリアに送られ
たのです。
 
 それでも足りなかった。
 
 計画停電を引き起こしました。
 
 何故なら、そもそも北本連係線の容量
自体が細かった。
 
 電力各社の送電網同士を結ぶ連係線の
容量は細く、しかも普段は「使わない」
という規則があるらしい。
 
 どういうこと? と思う。
 
 「いざ」と言うときに使えるかどうか
すら危うい。
 
 普段は殆ど使わないことになっている
らしいのです。
 
 今でも変わっていない。
 
 電力ネットワーク同士を十分な容量で
繋ぎ、一つのネットワークとして安定に
運用しようとする考えが未だに無い。
 
 これで再生可能エネルギーの導入など
出来るはずがない。
 
 電力の整合性のとれた融通が出来て
始めて再生可能エネルギーの導入比率を
上げることが出来る。
 
 今のような各電力会社毎の狭い範囲での
判断では再生可能エネルギーなど受け入れ
ようがない。
 
 総電力に響かない程度のごくわずかの
電力しか受け入れ不可能なのは明らか。
 
 安定運用の為には、過剰な電力が発生
した場合、直ちに、不足している地域に
電力を回せないといけない。
 
 それがいまの電力網では出来ない。
 
 原因は政治家なのか? 有識者なのか?
 
 意見が殆ど聞こえてこない。
 
 なんとも不思議。
 
 電力網の一体運用は、一つの電力網会社
が存在しなければ出来ないと思う。
 
 いつ出来るのか?
 
 不明なのに、福島は100%再生可能
エネルギーにすると言う。
 
 誰が、どんな根拠で、そんな判断が
出来るのか?
 
 なんとも情けないですよね。
 
 無責任過ぎる。

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