有用遺伝子、高効率で細胞に導入 広島大など技術開発
2014/11/24 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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広島大学の山本卓教授と農業生物資源
研究所などは、有用な遺伝子を高効率で
正確に導入する技術を開発した。
カイコに導入する場合、効率が従来の
約100倍になる。
カイコを使って医薬品の原料を作れば、
生産量が大きく増えるほか、人間の病気を
発症するモデル動物の作製にも役立つ。
新技術は、ゲノム(全遺伝情報)を切断
する人工酵素や生物に備わっているDNA
を修復するメカニズムを活用し、昆虫から
哺乳類まで様々な生物の細胞に正確に高い
確率で遺伝子を導入する。
遺伝子の情報を切り貼りするため、
ゲノム編集技術と呼ばれる。
たんぱく質の遺伝子の両端に染色体を
導入したい場所を認識する目印をつけ、
人工酵素などと一緒に動物の受精卵に注入
する。
従来はカイコに有用な遺伝子を導入
できる効率は約1万2000匹に1匹
だったが、新技術を使えば、約140匹に
1匹と大きく向上する。
これまでできなかった実験動物の
アフリカツメガエルへの導入にも成功した。
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素晴らしい。
効率が従来の約100倍とはすごいです。
次元が違うと言って良い。
この投稿もこの技術から来て
いるようですね。
2014年11月18日
今後にさらに期待したい。
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