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2014年12月31日 (水)

東電、推奨より10倍希釈 福島第一、粉じん飛散防止剤

2014年12月31日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 福島第一原発のがれき撤去作業中に、
放射性物質を含んだ粉じんが飛ばない
ようにする飛散防止剤をメーカーの推奨
する濃度より10倍以上に薄め、散布回数
も大幅に減らすよう東京電力が指示して
いたことが分かった。
 
 指示は2013年夏まで約1年間続いた。
 
 原子力規制庁は「この結果、飛散防止
効果が落ち、昨夏に放射性物質の飛散が
起きたとみられる。安全な使い方を
しなければならない」などとして東電に
行政指導した。
 
 メーカーの担当者は「100倍希釈では
水と同程度の効果しかない。さらに、
粉じんを防止剤で湿らせている間に作業
するのが原則なのに、数日以上も放置
すれば飛散するのは当然だ」としている。
 
 農林水産省は、20キロ前後離れた
南相馬市の昨年度米の汚染の原因が
この飛散である可能性を指摘したが、
原子力規制委は「計算値では南相馬市まで
飛散した量は少ない」として汚染の原因
については否定的な見解を示した。
 
 農水省は「土壌や農業用水由来とは
考えにくい」として原因を調べている。
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 あまりにずさん。安全管理の意識「0」
 
 飛散した量は多いはず。
>原子力規制委は「計算値では南相馬市
>まで飛散した量は少ない」
 とか言っているようですが、根拠は
どこからきているのかな?
 
 お役所組織だからね~
 信用出来ないに近い。
 
 これで、一体どの位お金を削減出来た
のかな?
 料金は電気料で取っているのでは?
 
 一般企業でこんなことをしたらもう
とっくに破産しているはず。
 
 本当に馬鹿にした話し。
 
 これだけ迷惑をかけておいて
この体たらく。酷い企業。

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乳がん細胞へカプセルで薬 東大が治験計画

2014/12/29 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
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 東京大学の今井浩三特任教授らの
研究チームは、薬が効きにくい乳がんを
対象に新しい治療法の医師主導臨床研究
(治験)を来年度にも始める。
 
 東大の片岡一則教授らが開発したカプセル
を使って、がん細胞まで薬を運ぶ。
 
 治験は動物実験で安全性を確かめた後に
実施し、効果が得られれば企業と協力して
数年内の実用化を目指す。
 
 新治療法はがん細胞の増殖や転移を促す
遺伝子の働きを抑える。
 
 遺伝子は200例近い患者の手術で
切り取ったがん組織を調べて見つけた。
 
 「PRDM14」という遺伝子で、正常細胞
ではほとんど働かないが、強制的に
働かせると、がん細胞は増殖して転移
しやすくなる。
 
 この遺伝子の働きを抑える薬に、
小さな分子「siRNA」を使う。
 
 血中で分解されないよう、がん組織に
集まる性質をもつカプセルで包んだ。
 
 ヒトの乳がんを植えたマウスに注射
すると、1カ月でがんの増殖を半分以下
に抑えた。
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 「siRNA」をカプセルに包んで
がんまで届ける。
 ドラッグデリバリシステムという
ものですね。
 
 いろいろ話題としてはありますが、
広まりませんね。
 
 実用化出来るよう期待しています。
 
 ウイルス療法とか、免疫療法とか
分子標的薬とかいろいろ出てきますが、
何が本命になるのかな?
 
 期待したいのは免疫療法かな?
 
 ただ、選択肢は沢山あった方が良いはず。
 
 なんとなれば、万能の療法は多分存在
しないと思うので、

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オーキシンデグロン(AID)法を応用した細胞自死システムの開発

2014/11/10 国立遺伝学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 典型的アポトーシスではカスパーゼと
総称される蛋白分解酵素がシグナル伝達
およびその実行に中心的役割を果たします。
 
 そしてそのカスパーゼの基質のひとつ
であるインヒビター結合因子ICADの切断が
Caspase-activated DNase (CAD)を活性化
し、アポトーシスの特徴の一つである
ゲノムDNAの断片化とゲノムの凝縮を誘導
します。
 
 しかしながら、正常の細胞内で、
アポトーシスの経路の中で下流に位置する
ICADの分解のみでCADを活性化できるのか、
またアポトーシスが誘導できるかどうかは
不明でした。
 
 この疑問に答えるため、オーキシン誘導
デグロン(AID)法を利用して、DT40細胞内
でICADの量を自在にコントロールできる
細胞株を作製しました。
 
 オーキシン添加により細胞内のICADを
急速に分解すると、実際にCAD及び
カスパーゼが活性化され、アポトーシスが
誘導されました。
 
 つまり、ICAD分解又はCADの活性化が
フィードバックループによりアポトーシス
を誘導するのに十分であることを示し
ました。
 
 また、細胞死は出芽酵母においても誘導
することが可能でした。
 
 作製したICAD分解による人為的細胞死の
誘導システムは、様々な真核細胞において
機能することが期待され、将来の
遺伝子改変生物の拡散を防ぐ手段として
利用できる可能性があると考えられます。
 
 本研究は英国エジンバラ大学の
鮫島久美子博士、William Earnshaw教授
/遺伝研客員教授との共同研究として
行われました。
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 なるほど。
 
>作製したICAD分解による人為的細胞死の
>誘導システムは、様々な真核細胞
>において機能することが期待され、
>将来の遺伝子改変生物の拡散を防ぐ手段
>として利用できる可能性があると
>考えられます。
 
 ふ~ん。
 
 がん細胞にアポトーシスを起こさせる
ことには応用出来ないものでしょうか?
 
 素人なので良く理解できません。

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2014年12月30日 (火)

2Dイラストを立体的に360度動かせる映像技術「Live2D Euclid」を開発

2014年12月24日 diginfo.tv
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 2Dイラストを3D空間上で立体的に動かす、
独自の映像技術を持つ株式会社Live2Dは、
360度の立体表現に対応した新シリーズ
「Live2D Euclid」を開発しました。
 
 Live2Dは、3Dモデルでは再現が
難しかった原画本来の魅力を損なわずに、
絵のまま自由に動かせることから、2009年
の提供開始以来、100件以上の商業作品で
採用されています。
 
 今回360度の表現に対応したことで、
アクションゲームなどフィールドを
走り回るような本格的なゲームでも
Live2Dの表現力を活かせるように
なります。
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 なるほど。
 
 良く考えてみれば、漫画は、あるいは
アニメの原画は二次元ですね。
 
 その時の可愛さをそのまま三次元で
再現出来るかどうかは、別の話。
 
 顔などは二次元のままで良いはず。
 
 面白いですね。考えてもみなかった。

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水素社会がやってくる 未来をひらく基礎研究

2014年12月22日 Science Channel
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
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概要
 
 水素と酸素の化学反応で生み出された
電気で走る燃料電池車の市販が始まるなど、
水素エネルギーの利用が迫ってきました。
 
 しかし、本格的な水素社会を作るには、
水素の製造、運搬、貯蔵といったそれぞれ
の過程で技術革新が必要になります。
 
 例えば、使うときには水しか排出しない
クリーンな水素も、作る材料によっては
製造過程でCO2を排出します。
 
 また、運搬・貯蔵するときの効率の悪さ
も課題です。
 
 こうした課題の解決を目指して行われて
いる2つの先端的研究を紹介します。
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 まだまだ問題山積です。
 
 電気自動車ですら電源構成によって
クリーンかどうかが決まります。
 
 日本は、クリーンな社会を本当に
目指しているのでしょうか?
 
 目標を明確にし、その達成を目指すこと
なしに達成など出来るはずが無い。
 
 と思うのですが、世の中はあまりに
鈍感。
 
 目先にとらわれすぎのように思う。

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2014年12月29日 (月)

STAP細胞事件:失敗に学べない日本の大学教育

2014.12.29 JB Press
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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「研究倫理教育」に意味はあるか?
 
 理学部では早々と「必修研究倫理」の
科目が導入されるそうですが、この手の
科目の議論に耳を傾けてみると、
倫理というより、つまるところ
「これこれの不正をするとこんな風に
罰せられてロクなことがないよ」という
ケーススタディで禁止のための禁止を
増やすだけみたいなことになっている
ようです。
 
 似て非なる例を挙げましょう。
 
 かつて私は、大学1年生前期必修の
「情報処理」というものを持っていました
が、ここで研究倫理ならぬ
「ネットワーク倫理」に抵触する不正を
働くと何が起こるか、という
「ネチケット教育」で、
「不正のオンパレードと処分例紹介」
というのをやらされていました。
 
 でも思うんですね。
 
 こんな「ネチケット教育」にどれほどの
意味があるか。
 
 結局大学としては「問題は起こさないで
くれ、万が一問題起こすなら 大学と関係
ないところでやってくれ」式の議論にしか
ならない。
 
 この「ネチケット教育」と大差ない
「C君は実験データを捏造しました
・・・停学半年で留年」
「Dさんは学位論文の一章を丸ごと
コピーペーストしました
・・・学籍剥奪・放校」といった
「飴と鞭」で言えば「ムチ」型の
カリキュラムをどれだけ増やしても、
ほとんど本質的に意味がないと断言して
構わないと思います。
 
 と言うのは、建設的に価値を生み出す
ことを何も教えていないから。
 
 何より第一に教えるべきことは
「きちんと価値あるものを作る、
創造の方法」であって、そこに違うものが
出てきたときは、それはダメだよと指導
する。それが不正防止の王道中の王道で
あると言わねばなりません。
 
 東大ですら学位論文にコピーペーストが
ないか調べるソフトウエアの導入が義務化
されつつあります。
 
 まともな学術論文であれば先行業績の
引用は必須不可欠の重要な要素ですから、
正規の引用であって問題ないわけです。
 
 しかし、あらゆる論文が
「チェックソフト」で何らかの指摘を
受けることになってしまいます。
 
 率直に言って、こんなあほなシステムを
入れなきゃならない、空洞化して無意味な
大学院指導に落ち果てている現状から、
大学自身が真摯に反省するすることが、
一番重要なのではないかと率直には
思わざるを得ません。
 
 少なくとも、私がかつて受けた東京大学
大学院理学系研究科物理学専攻での
論文指導では、コピーペーストなど
入り込む余地が一切ないものでしたし、
それが一番ごくごく当たり前の論文指導
であると、私は確信を持っています。
 
 五神さんもまさにその最右翼におられた
方で、コピーだペーストだって、
そんなものが出てくる暇はないのです。
 
 教官が教えるべきものは「創造の手仕事、
その実際」であって、それを手を取って
指導するのが「論文指導」、
それ以外のものは「論文指導」と呼べる
ものではない・・・物理の常識では、
そのように私は思っています。
 
 世の中の実際がどうなっているのかは、
よく知りませんが。
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 全く同感です。
 
 倫理教育が必要ないと言っている
のではありませんが、
 
 倫理教育をしたところで捏造を「0」
には決して出来ないことを知らないと
いけません。
 
 世の中を見渡して、そう思いませんか?
 
 犯罪は悪いことだと、いくら教えた
ところで決して無くならない。
 
 戦争もなくならない。
 
 どうしてでしょうか?
 
 不正な論文は時間が勝手に消去して
しまいます。
 
 嘘は、長い時間の中で生き残ることは
出来ないのです。
 
>何より第一に教えるべきことは
>「きちんと価値あるものを作る、
>創造の方法」であって、そこに違うものが
>出てきたときは、それはダメだよと指導
>する。それが不正防止の王道中の王道で
>あると言わねばなりません
 
 そうあるべきです。
 
 断固として王道を行くようなことが
出来ないのでしょうか?
 
 本音と立前で、立前としてなにかしない
とと、それで単なる一時しのぎをする。
 
 それで、本来の効率を落としてしまう
 
 なんとも情けないことです。
 
 残念の一言。
 
 ちょっと話しが変わりますが、
もう一件不正の会見があったのです。
 
「東京大学分子細胞生物学研究所の教授
だった加藤茂明氏の研究室で行われたと
される論文の捏造・改竄に関する会見」
です。
 
 興味のある方は検索して見てください。
 
 この件に関して、日経の記者が、
 
>理研の会見には100人以上の記者や
>カメラマンが集まっていましたが、
>東大は25人程度だったようです。
 
>しかし、研究コミュニティーの視点から
>2つの事例を比較してみると、東大の方が
>不正の程度ははるかに深刻だということ
>が分かります。
 と言っています。
 
 これが事実なら、とんでもないこと
だと思う。
 
 不正は不正として公正に報道すべき
だし、その不正に対してどう改善する
のか経過を見ていかないといけない
はず。
 
 その為には、周知が必要なはず。
 
 それなのに殆ど報道されないとは
どうなっている?
 
 正しい報道、正しい教育が出来ないの
だから、日本の未来はどうなるのかと、
不安になってしまう。

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生命の進化に類似したがん細胞のゲノムDNA複製

2014年12月26日 QLife Pro
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 群馬大学は12月17日、DNA再複製の新しい
分子機構が明らかになったと発表した。
 
 この研究は、同大生体調節研究所の
山下孝之教授らのグループと、学習院大学
理学部生命学科の花岡文雄教授との共同研究
によるもの。
 
 この研究の成果は、12月8日付けの
米学術専門誌「モルキュラー・アンド・
セルラー・バイオロジー
(Molecular and Cellular Biology)」
(電子版)に掲載されている。
 
 がん最大の原因は、がん細胞のゲノムDNA
が絶えず変異を繰り返して遺伝的多様性を
獲得し、治療抵抗性を持つ「強者」が選択
されていくことにある。
 
 環境に対して生存能力の高い細胞が選択
されるというのは、生命が地球という
生命体において変異と選択を続けて
生き残ってきた「進化」に類似している
という。
 
 この「進化」を続けることで、がん細胞
のDNAは生き残るが、このゲノムDNAの過剰
な複製に関する分子機構については、
十分解明されていなかったという。
 
Y-Polの働きを調節する、新たながん治療
に期待
 
 今回、同研究グループは正常細胞の
DNA複製に関与の少ない複製酵素グループ
であるYファミリー・ポリメラーゼ(Y-Pol)
が、がん細胞における再複製に重要な役割
を果たしていることを発見した。
 
 サイクリンEという発がん遺伝子が
引き起こすDNA再複製について、同様の解析
を行ったところ、やはり再複製部位に
Y-Polが集積し、Y-Polの除去によって
再複製が抑制された。
 
 これらの結果は、正常DNA複製への関与の
乏しいY-Polが、がん細胞における
DNA再複製において重要な役割を果たすこと
を示すとしている。
 
 以上により、がん細胞のゲノム不安定性
において重要な役割を果たすDNA再複製の
新しい分子機構が明らかになった。
 
 これは、がん細胞の「進化」メカニズム
への理解を深めるのに重要な知見であると
考えられる。
 
 今後、このY-Polの働きを調節すること
により、新しいコンセプトのがん治療へ道
が開かれることが期待される。
(遠藤るりこ)
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 いろいろあるんですね。
 
>Y-Polの働きを調節することにより、
>新しいコンセプトのがん治療へ道
>が開かれることが期待される。
 
 がんの増殖の抑制ですね。
 
 期待しましょう。

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「ATLに効く」新抗体 ヒト由来、副作用少なく

2014年12月28日 西日本新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国内感染者が推計100万人超の
ウイルスHTLV1が原因で、九州に患者
が多い難治性血液がん・成人T細胞白血病
(ATL)について、宮崎大学医学部の
森下和広教授(腫瘍生化学)らの
研究グループが、高い確率でがん細胞を
死滅させる効果がある抗体の開発に成功
した。
 
 この抗体を医薬品に応用すれば、重篤な
副作用が生じる恐れは低い上、他のがん
への応用も期待できるという。
 
 来年1月から
独立行政法人・科学技術振興機構が
最大10億円の研究費を支援。
 
 薬事承認のための治験を経て数年後の
実用化を目指す。
 
 抗体は体内に侵入した異物を攻撃排除
するタンパク質の一種。
 
 森下教授らは、ATLなど従来の医薬品
が効きにくい難治性の白血病では、血液中
の鉄分を細胞内に取り込む役割を果たす
タンパク質「トランスフェリン受容体」
(TfR)が細胞膜の表面に多く現れる
ことを発見。
 
 TfRを狙い撃ち、鉄分の供給を断つ
ことでがん細胞の生存や増殖を阻む
「抗トランスフェリンレセプター抗体」を、
医薬品ベンチャー企業の
ペルセウスプロテオミクス(東京)と
共同で開発した。
 
 新抗体はヒトの遺伝子を使って作製する。
このため医薬品として人体に投与しても
異物として認識されにくく、副作用が
少ないとみられる。
 
 ATLと同じように鉄の代謝がおかしく
なる他の白血病や口腔(こうくう)がん、
膵臓(すいぞう)がんなどにも「有効な
治療薬となる可能性がある」(森下教授)
という。
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 良さそうですね。
 
>治療薬としては12年に発売された
>「ポテリジオ」があるが、治療の効果が
>あった患者の割合を示す奏功率は
>約50%とされており、森下教授は
>「動物実験の結果などから、より高い
>奏功率が期待できる」
 
>ATL患者20~30人に投与する治験
>を2017年度から始める。
>新薬承認の審査期間を短縮する
>「希少疾病用医薬品
>(オーファンドラッグ)」に指定される
>可能性が高い。
 
 期待したい。是非そうなって欲しい。

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2014年12月28日 (日)

米大学がレンズ不要の顕微鏡を開発、がん細胞の検出に成功

2014年12月25日 EE Times Japan
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校
(UCLA:University of California Los
Angeles)の研究者は2014年12月17日、大型
で高価な光学顕微鏡と同等レベルの精度で、
がん細胞や、その他の異常を細胞レベルで
検出できる、“レンズを使わない顕微鏡
(レンズフリー顕微鏡)”を開発したと
発表した。
 
 血液や組織などの一般的な検査を実施
するための、持ち運びしやすい顕微鏡を
製造できる可能性がある。
 
 レンズフリー顕微鏡は、サンプルを置く
スライドガラス、CMOSイメージセンサー
アレイを搭載したマイクロチップ、光源
(レーザーかLED)で構成される、非常に
シンプルなものだ。
 
 スライドガラスは、マイクロチップに
直接触れることがないようサンプルホルダー
に置かれる。
 
 レーザーかLEDの光を上からサンプルに
当てると、イメージセンサーは、
そのサンプルの映像のパターンなどを捕捉
して記録する。
 
 さらに、センサーの情報を使って3次元
画像を映し出す。
 
 画像を再構成するアルゴリズムによって、
画像のコントラストがより強くなり、異常
を検知することが容易になるという。
 
 同顕微鏡の開発は、UCLA Henry Samueli
School of Engineering and Applied
ScienceのAydogan Ozcan教授が中心と
なって進めた。
 
 Ozcan氏のチームは、子宮頸がん検査向け
のパップスメア(細胞診検体)、
乳がん細胞を含む組織標本、血液サンプル
を使用して、レンズフリー顕微鏡を評価
した。その結果、がん細胞検出の精度は
99%だったという。
 
 レンズフリー顕微鏡のもう1つの利点は、
視野を拡大できるので、従来の
光学顕微鏡よりも迅速に検体を処理する
ことが可能になる点だ。
 
 Ozcan氏は、「モバイル機器、特に
スマートフォンを利用したヘルスケアは
急速に拡大しているが、病理検査が行える
場所は、臨床検査装置がそろっている
ところに限られている」と述べている。
 
 レンズフリー顕微鏡によってそうした
障壁が下がり、特に遠隔地での検査など
が容易になると期待しているという。
 
 Ozcan氏のチームは最近、スマートフォン
に取り付けるだけで、アレルギーを持つ
人向けの食品検査や、水質検査
(重金属やバクテリアの検出)が行える
小型の機器と専用アプリを開発している。
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>Ozcan氏は、病理検査が行える場所は、
>臨床検査装置がそろっているところに
>限られている」と述べている。
 
>レンズフリー顕微鏡によってそうした
>障壁が下がり、特に遠隔地での検査など
>が容易になると期待しているという。
 
 アイデアが素晴らしい。

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大阪市立大:がん細胞自身の物質で、がん増殖抑制に成功

2014年12月25日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大阪市立大は25日、がん細胞自身が
出す物質を利用して、がんの増殖を抑える
ことに成功したと発表した。
 
 マウスを使った実験で胃がんが広がる
のを抑える効果を確認したという。
 
 小野薬品工業との共同研究。
 
 新たな治療法の開発につながる成果で、
国際的ながん専門誌
「インターナショナル・ジャーナル・
オブ・キャンサー」に掲載された。
 
 がん細胞の細胞膜から作られる物質
「プロスタグランジンD2(PGD2)」
には、がん細胞の増殖を抑える作用が
あることが知られている。
 
 しかし人に投与しても血液中で分解
されやすく、がんに届かないため、
治療薬として利用するのは困難とされて
いた。
 
 大阪市立大の八代正和准教授
(腫瘍外科学)らは、体内でがん細胞に
働きかけてPGD2を作らせる酵素に
注目。この酵素を人工的に胃がんの状態
にしたマウス19匹に2週間で計6回投与
したところ、投与していないマウス27匹
の胃がんは平均で約3倍になったが、投与
したグループは胃がんの大きさがほぼ
変わらなかった。
 
 副作用も確認されなかった。
 
 八代准教授らはこの酵素が胃がんの新薬
になりうるとしている。
 
 多くのがんの治療薬はがん細胞が出す
物質を減少させるが、逆にがん細胞に
多くの物質を出させて増殖を止める
治療法は珍しいという。
 
 八代准教授は「膵臓(すいぞう)がん
や食道がんでも効果が期待できる」と
話している。
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 興味深い方法ですね。
 
 がんの進行を抑える方法と捉えて
良いのかな?
 
 根治治療がベストですが、こういう方法
もありだと思う。

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2014年12月27日 (土)

「生データの保存大切」 山中教授、STAP問題で指摘

2014.12.23 産経ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 京都大の山中伸弥教授(52)が22日、
産経新聞の単独取材に応じ、理化学研究所
の小保方(おぼかた)晴子・元研究員
(31)=21日付退職=が検証実験で
再現できなかったSTAP細胞の問題
について「この騒動から学んだことは、
生データの保存の大切さだ」と強調し、
不正を防ぐ体制づくりの必要性を
訴えた。
 
 山中教授がSTAP問題に言及したのは
理研の検証実験の終了後、初めて。
 
 STAP問題について「原因は当事者で
ないと分からない。
 
 なぜ、あのような論文が発表されて
しまったのか不思議で、本当に理解
できない」と語った。
 
 山中教授は平成18年にiPS細胞の
作製を発表した際、自身の実験結果を
「疑ってかかった」と話す。
 
 実験担当者に何度も確認し、別の研究者
に再現してもらったという。
 
 「それでようやく、再現性は間違いない
だろうと発表した」と述べ、常識を覆す
ような研究は特に慎重な確認が求められる
との認識を示した。
 
 またSTAP問題などを受け、所長を
務める京大iPS細胞研究所で研究不正を
防ぐ新たな取り組みを始めたことを
明らかにした。
 
 実験ノートを提出しない場合は研究不正
と見なすほか、論文が科学誌に受理された
段階で、図表の生データを知財部で
管理・点検するようにしたという。
 
 山中教授は「(指導する)個人に任せる
のではなく、組織として(不正を)未然に
防ぐ体制を敷いていくしかない。
 
 理想論では無理だ」と話した。
(黒田悠希)
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 同感です。
 
 そうあるべきだと思う。
 
>常識を覆すような研究は特に慎重な
>確認が求められるとの認識を示した。
 
 当たり前の行動ではないでしょうか?
 
 あんな論文が出ること自体が不思議。
 
 どうして出てしまったのか理由を
発表して欲しい。
 
 事前に再現実験をしてはじめて発表、
という順序でないとおかしい。
 
 特許も提出していた。
 
 特許というのはその通りに実施すれば
必ず再現出来なければならないもの。
 
 そんなものを出しておきながら、
 
 自身は再現実験すらしていない。
 
 どういう組織なのかと思う。
 
 再現実験さえしていれば、間違いに
気付いたはず。
 
 こんなことにはならなかったはず。
 
 本当に残念なこと。
 
 組織改革をして、どう改革したのか
発表してください。
 
 個人攻撃ばかりでは本当の解決に
ならない。
 
 山中先生の言うように組織として
(不正を)未然に防ぐ体制を敷いて
いくしかない。

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CO2と水で自動車走る 資源小国・日本の救世主

2014/12/26 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
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 「空気から燃料を作る」。
 
 こんな夢のような技術の実用化が
近づいてきた。
 
 地球温暖化の元凶ともいうべき二酸化炭素
(CO2)を分解して燃料の原料を生成する
のが特徴で、日本企業が技術面で大きく
リードし始めている。
 
 資源小国・日本の救世主となるか。
 
 注目を集めそうだ。
 
■ゴミ焼却場の横に燃料生成プラント
 
 2020年初頭。ゴミ焼却場の隣接地に
設けられた巨大プールを眺めると、その底
にはいくつもの半導体パネルが太陽に
向かって設置されていた。
 
 まるで太陽光発電の装置のようだ。
 
 だが、発電するわけではない。
 
 ゴミ焼却場が排出する大量の二酸化炭素
をこのパネルで取り込んで一酸化炭素を
生成。自動車数百台が1日に使う燃料に
作り替えた――。
 
 この青写真が日の目をみる決め手となる
技術が人工光合成だ。
 
 この技術は水と二酸化炭素から
エネルギーをつくり出す光合成の原理を
応用する。
 
 半導体パネルで太陽光を受け、水を酸素
と水素イオンに分ける。
 
 次に触媒を使って水素イオンで
二酸化炭素を分解し、メタノールなど燃料
の原料になる一酸化炭素を作る。
 
 厳密に言えば空気から燃料を直接作る
わけではないが、環境汚染の原因となる
二酸化炭素を自動車の燃料やプラスチック
の原料になるメタノールに作り変えること
ができる。
 
 実現のポイントとなるのが、地表に届く
太陽光エネルギーのうち生成できる
エネルギーの割合を示す
「エネルギー変換効率」だ。
 
 この数値が高ければ高いほど実用化に
近づく。採算ラインの目安は10%だ。
 
 今年11月。東芝は国際学会で変換効率を
1.5%に高めることに成功したことを
明らかにした。
 
 それまではパナソニックの0.3%が
世界最高とされていた。
 
 植物の光合成の変換効率は一般的に
0.2%と言われる。
 
 各社の技術は条件がそれぞれ異なる
ため単純比較できないが、東芝の水準は
植物で最も効率の高い藻類の光合成の
効率に匹敵するという。
 
 太陽光エネルギーには紫外光のほかに、
可視光と赤外光がある。
 
 そこで小野さんは太陽光のうち54%を
占める可視光に着目。
 
 可視光を吸収できる素材を探し始めた。
 
 試行錯誤の末、シリコンやゲルマニウム
が可視光を効率的に吸収できることを
突き止めた。
 
 これらを重ね合わせることで独自の
半導体を完成。
 
 価格も「従来の方法より比べものに
ならないくらい安くできる」(小野さん)。
 
 さらに水素イオンで二酸化炭素を分解
する過程も見直した。
 
 触媒にはナノサイズの金を利用。
 
 二酸化炭素を分解するためにかける電圧
が小さくて済む。
 
■世界のエネルギー情勢一変も
 
 経済産業省は今年8月に公表した
「エネルギー関係技術開発ロードマップ」
に人工光合成の実用化に向けた実証実験を
22年度に始めるとの計画を盛り込んだ。
 
 官民挙げての研究開発がこれから
本格化する。
 
 人工光合成の技術の実証に世界で初めて
成功したのは豊田中央研究所だ。
 
 今から3年前のことだ。
 
 そのときの変換効率はわずか
0.03~0.04%。
 
 それから3年余りでエネルギー変換効率
は約40倍に高まった。
 
 人工光合成は空気中の二酸化炭素を
減らしながら、燃料まで生み出せる
一石二鳥の技術といえる。
 
 資源の確保に四苦八苦してきた日本が
世界のエネルギー情勢を一変させる日が
来るかもしれない。
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 実際はどうなるのか? 予想不能です。
 
 期待はしたいのですが、どうでしょう?
 
 こんな投稿もしましたが、
2014年12月 2日
 
 どの程度寄与できるのかな?
 
 東芝のやり方は植物の光合成とは
違うような気もするし、
 
>植物で最も効率の高い藻類の光合成の
>効率に匹敵する
 
 ということで、植物の光合成の効率を
遙かに越えなければいけない。
 
 発想の転換が必要です。
 
 かなり難しそう。

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2014年12月26日 (金)

「グリーゼ832c」 ― 地球とソックリ、四季豊かな巨大惑星が発見される

2014.07.04 TOCANA
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 最近、地球から「つる座」の方向に
16光年(約150兆キロメートル)の位置に、
地球と極めて似た特性を持つ惑星
「グリーゼ832c」が発見されました。
 
 地球の5.4倍の質量があるスーパーアース
=巨大地球型惑星です。
 
 研究によると、グリーゼ832cは現在まで
に発見された地球と似ている惑星の中でも、
「最も地球と距離が近い星(約150兆キロ
メートル)」だそう。
 
 また、主星に対する公転周期は約36日で、
地球―太陽間と同様のソーラーシステムを
持っているそうです。
 
 主成分は岩石や金属などの個体成分で、
地球と極めて似た大気や温度・湿度を持ち、
また驚くことに四季まである可能性が
あるようです。
 
 研究チームによると、グリーゼ832cを
含む周辺の太陽系外惑星は、表面に水の
存在までもが確認でき、生命体が生存する
可能性もあるとのこと。
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 貴重なニュースには違いがないと
思うし、興味もあるのですが、
 
 いろいろ複雑な思いですね~
 
 近いといっても16光年だし、
 
 光速を越える乗り物は理論的にもまだ
存在不能。光速越えはSFの世界。
 
 地球は殆ど唯一の貴重な星。
 
 それなのに争いが絶えないし、
人口爆発も近い将来必ず来る。
 
 VIP達は地球の将来をどう考えている
のでしょうか?
 
 地球はパンク寸前ですよ。
 
 もっと深刻に心配しても良さそうな
気がするのですが、なんとも脳天気。

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貴金属触媒を使わない水素発生電極の開発

平成26年12月9日
科学技術振興機構(JST)
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構
(AIMR)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 JST 戦略的創造研究推進事業の一環
として、東北大学 原子分子材料科学高等
研究機構の伊藤 良一 助教、陳 明偉 教授
らは、3次元構造を持つグラフェンによる
高性能な水素発生注1)電極を開発
しました。
 
 水素はクリーンなエネルギー媒体として
期待され、製造、輸送および貯蔵のそれぞれ
の面から技術開発が進められています。
 
 その中で、水素ステーション注2)などで
水素を「その場発生」させて供給する方法に
注目が集まっていますが、そのための水の
電気分解法にはエネルギー利用効率注3)
の向上や電極の小型化などの課題が
あります。
 
 また、水素発生用電極材料としては、
白金が最も優れていますが、コストが高い
ことから白金に変わる代替材料
(ニッケルなど)の開発が望まれています。
 
 研究者らは、平板電極と比べて単位触媒
体積あたりの表面積を500倍程度まで
増大させ、かつ、窒素と硫黄を少量添加
した「3次元ナノ多孔質グラフェン」の
作製に成功し、その電極特性を測定した
結果、水素発生電極として機能することを
見いだしました。
 
 さらに、この電極は現在白金代替金属
として期待されているニッケルと同等の
電気エネルギーで水素を発生することが
分かりました。
 
 この成果は、貴金属を含めた金属元素を
含まない3次元ナノ多孔質グラフェン電極
の有効性を示したものであり、またその
多孔性構造から大きな表面積を持つため、
電極および装置の小型化につながる可能性
が示唆され、今後の水素利用促進に貢献
することが期待されます。
 
 本研究成果は、ドイツの科学雑誌
「Angewandte Chemie
 International
 Edition」に近日中に掲載
されます。
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 一つの成果です。
 
 水素発生装置の小型化と低コスト化は
出来そうな気がしますが、エネルギー利用
効率はそれほど上がらないような気が
しますが?
 
 この投稿の実験にこの成果を組み込めば
もっと良い成果が得られるはず。
2010年3月13日
 
 ソーラー水素ステーションであれば
エネルギーは再生可能エネルギー
ですからエネルギー利用効率は無視
出来ます。
 
 どうでしょう?
 
 水素社会が来たるべきものなのかどうか
はまだわかりません。
 
 まだまだエネルギー利用効率の面で壁
があると思う。

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次世代リチウムイオン電池 クルマにらみ開発が急加速

2014/12/24 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
会員登録が必要です。
 
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 これまで開発が手薄だった、2020年ごろ
の実用化を見据えた「次世代Li(リチウム)
イオン2次電池」。
 
 ところが最近、全く新しい電解液や
材料探索技術などの登場によって、
その状況が変わり始めた。
 
 自動車市場などの巨大な需要を取り込む
べく、電池開発が一気に加速しそうだ。
 
■電解液の定説が覆る
 
 Liイオン2次電池が誕生してから20年
以上がたつが、電池技術者の間で長らく
信じ込まれてきた定説がある。
 
 それが、「電解液の溶媒は
エチレンカーボネート(EC)が唯一無二の
存在である」ということだ。
 
 この状況に一石を投じたのが、東京大学
大学院工学系研究科 教授の山田淳夫氏らの
研究グループ。
 
 山田氏らは、Liイオン(Li+)の濃度が
従来品に比べて4倍以上となる電解液を開
発し、EC溶媒は不要との結論を導き出した。
 
 この結論は、これまで実用的な電解液
として検討の対象外だった様々な有機溶媒
を検討の俎上(そじょう)に載せる、
という大きな可能性を秘める。
 
■名人芸からの脱却
 
 京都大学とシャープの研究グループは、
「第一原理計算」という手法を用いた
電池材料の探索手法を開発(図3)。
 
 サイクル寿命に優れる電池の開発を目標
とし、劣化の要因となる充放電時の
体積変化が少ない材料を探索した。
 
 これにより、正極材料の
「リン酸鉄リチウム(LiFePO4)」の
元素置換を検討した。
 
 「第一原理計算を使うことで、
Li/Fe/Pのそれぞれで置換元素を探す
ことが可能になった」
(京都大学 大学院工学研究科 材料工学
専攻 教授の田中功氏)。
 
 京都大学とシャープは「Li(Fe1-xZrx)
(P1-2xSi2x)O4」という複雑な組成の材料
が、体積変化が少ないことを見いだした。
 
 同研究グループは、計算だけでなく実際
に材料を合成し、Li(Fe1-xZrx)
(P1-2xSi2x)O4を用いた電池セルを試作
した。
 
 充放電に伴う体積変化率は、計算と実測
で傾向がぴたりと一致した。
 
 充放電サイクル試験では、1万回充放電
しても80%以上の容量を確保した。
 
 外挿すると、容量が70%にまで低下する
のは、従来の約6倍の2万5000回以上の
サイクルとなる。
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 なかなか面白いニュースですね。
 
>「先を見すぎてしまっていて、地に足の
>着いた研究開発がおろそかになっている
>部分がある」――。
>ある電池技術者は、こう警鐘を鳴らす。
 
 なるほど。
 
 そんな中で、
>山田氏らは、Liイオン(Li+)の濃度が
>従来品に比べて4倍以上となる電解液を
>開発し、EC溶媒は不要との結論を導き
>出した。
 
>この結論は、これまで実用的な電解液
>として検討の対象外だった様々な
>有機溶媒を検討の俎上(そじょう)に
>載せる、
>という大きな可能性を秘める。
 
 というのと、
 
 「第一原理計算」という手法を用いて、
 
>充放電に伴う体積変化率は、
>計算と実測で傾向がぴたりと一致した。
 
>充放電サイクル試験では、1万回充放電
>しても80%以上の容量を確保した。
>外挿すると、容量が70%にまで低下する
>のは、従来の約6倍の2万5000回以上の
>サイクルとなる。
 
 というのは素晴らしい成果です。
 
 これは、ある意味次世代の電池です。
 
 技術の進歩は限りない。

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2014年12月25日 (木)

遺伝子1種入れ皮膚細胞を血管細胞に 慶大・久留米大チーム

2014/12/23 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 慶応義塾大学の森田林平専任講師と
吉村昭彦教授らは久留米大学と共同で、
人間の皮膚細胞に1種類の遺伝子を導入
して血管の細胞に変化させることに成功
した。
 
 iPS細胞などの万能細胞を経ずに
済み、短期間で目的の細胞を作り出せる。
 
 動脈硬化や血栓などの治療につながる
ほか、肝臓や腎臓など立体的な移植用臓器
を作るのにも応用できるとみている。
 
 今後、サルなどの大型動物で効果や
安全性を確かめ、5年後をメドに実用化を
目指す。
 
 成果は米科学誌「米科学アカデミー紀要
(電子版)」に23日発表する。
 
 ある細胞を別種の細胞に変える手法は
「ダイレクト・リプログラミング」と
呼ばれる。
 
 研究グループは血管のもとになる
内皮細胞や血液細胞を作るのに欠かせない
18種類の遺伝子を皮膚の細胞に導入して
調べた。
 
 「ETV2」と呼ぶ遺伝子の働きで、
皮膚細胞が内皮細胞に変わることを
突き止めた。
 
 遺伝子を入れて2週間ほど培養すると
内皮細胞ができた。
 
 さらに培養してマウスの筋肉に注射した
ところ、新たな毛細血管ができていた。
 
 この遺伝子はがんを引き起こす働きは
なく、細胞ががん化するリスクは低い
という。
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 Good News!
 
 「ダイレクト・リプログラミング」
良いですね。
 
 再生医療は万能細胞からだけでなく
このような方法もあるわけで、最善の
方法がとれるように互いに高め合って
欲しいと思います。

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脳腫瘍のウイルス療法、医師主導治験を開始- 東大医科研、「早期の医薬品承認目指す」

2014年12月19日 CB news
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
会員登録が必要です。
 
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 東大医科学研究所附属病院は18日、
脳腫瘍の初期治療後に残存や再発した患者
を対象に、ウイルス療法による医師主導の
治験を開始すると発表した。
 
 ヘルペスウイルスの遺伝子を改変した、
がん細胞を破壊するウイルスを使うという。
 
 同病院は「国内初のがん治療用
ウイルス薬として、早期の医薬品承認を
目指す」としている。【新井哉】
 
 がんのウイルス療法は、がん細胞だけで
増殖するウイルスを投与することで、
直接がん細胞を破壊する手法。
 
 同病院によると、対象となる疾患は、
5年生存率が10%未満で治療は困難と
されている脳腫瘍の「膠芽腫」で、
口唇ヘルペスウイルスの遺伝子を改変した、
がん治療用ヘルペスウイルスを投与する。
 
 定位脳手術による腫瘍内投与を行い、
最大6回まで繰り返し投与する方針。
 
 1―2回目の投与は5―14日間隔、
3回目以降は4週間の間隔を空ける。
 
 被験者は30人を予定しており、今月下旬
から試験を始めるという。
 
 同病院は「今回の治験開始により、
国産のがんウイルス薬が、実用化に向けて
大きく前進する」としている。
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 素晴らしいことなんですが、どうして
こうも医師主導の治験には時間がかかる
のでしょうか?
 
 お金の問題なのでしょうか?
 
 関連投稿です。
2013年9月13日
 
 2009/8中にも臨床試験をと言っていた
のに、どういうことになっているのかな?
 
 素晴らしい治療法だと思うので、
 とにかく具体的に進み出したのは
めでたいことで、期待しています。

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2014年12月23日 (火)

(科学の扉)植物で薬をつくる 遺伝子組み換え、育てて抽出

2014年12月22日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 遺伝子を導入する技術を使って植物の中
で薬をつくる研究が進んでいる。
 
 化学合成したり微生物につくらせたり
する方法と比べ、より速く、安く、安全に
つくれる可能性を秘める。
 
 新手法が相次いで登場し、普及への期待
が高まってきた。
 
 エボラ出血熱の治療に効果が期待される
米国の未承認治療薬「ZMapp
(ジーマップ)」。
 
 世界が注目するこの薬、ケンタッキー州
の植物工場で育つ「タバコの近縁種」の
葉からつくられている。
 
 まず、植物に感染する性質を持つ土壌細菌
(アグロバクテリウム)に、薬の成分の
たんぱく質を作る遺伝子を導入する。
 
 この細菌が入った溶液を容器に満たし、
この葉を浸す。
 
 そのまま減圧すると、細菌が葉全体に
感染しやすくなり、導入した遺伝子が
葉の細胞に効率よく取り込まれていく。
 
 あとはこの植物を1週間ほど育てて、
刈り取るだけ。
 
 葉の中でつくられた目的のたんぱく質を
抽出し、薬にする。
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 技術の進歩は早いですね。
 
 植物を利用した方が効率的なそうです。
 
 この記事ではこれ以外にも、いろいろ
紹介されています。
 
 全てではないにしても、方向としては
この方向になって行くのでしょうか?

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“沈黙の殺人者”から命を守れ!血管の硬さを測る血圧計

2014年12月21日放送 夢の扉+
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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「当たり前だと思った瞬間に
 発見はなくなる」
 
 「沈黙の殺人者」
―はっきりした自覚症状がなく、
こう呼ばれる“動脈硬化症”。
 
 血管が硬くなり、血液がスムーズに
流れなくなるため、進行すると、心筋梗塞
や脳卒中などを引き起こす・・。
 
 こうした病の早期発見・予防を目指
して、“血管の硬さ”を手軽に測ることが
できる測定器を開発したのが、電子機器の
製造を手がける斎藤之良。
 
 これまで専門医が複数の機器を使って
行っていた測定を、従来の血圧計のように
腕にカフを巻くだけで、約1分で可能に
するという。
 
 しかも、ほかの動脈よりも硬くなるのが
早い、心臓付近の動脈の硬さを測れる
というから画期的!
 
 『技術屋の使命は、新しく役立つもの
を世に広めること―』
 
 医学とは無縁の斎藤。
 
 しかし、エンジニア人生40年の彼だから
こそ人体と電気回路との“ある関係性”に
気づいた。
 
 専門家を「すごい!」とうならせた、
斎藤のヒラメキとは―?
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 素晴らしい、是非データを充実させて
世に普及させたいですね。
 
 早期発見、早期治療に役立つ。
 
 夢の扉+はいつも良い情報を流して
くれます。
 
 良い番組だと思います。

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2014年12月22日 (月)

自己免疫疾患を回避する免疫系のシステムを解明 ~健康人に存在するCD4陽性制御性T細胞が自己免疫反応を抑える~

平成26年12月19日
大阪大学
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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<概要>
 
 大阪大学 免疫学フロンティア研究
センターの前田 優香 博士、西川 博嘉
特任准教授、坂口 志文 教授らの
研究グループは、CD4陽性制御性T細胞
注1)が自己免疫反応(自己免疫疾患)を
回避するために自己に反応するCD8陽性
T細胞に安定的な免疫不応答状態
(アネルギー)を誘導することを明らかに
しました。
 
 また従来フェノタイプが明らかにされて
こなかったアネルギー細胞が持つ特徴的な
フェノタイプを明らかにし、健康人の体内
に自己に反応するCD8陽性T細胞が
アネルギー状態注2)で存在し、
自己免疫応答を抑制していることを同定
しました(図)。
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>本研究により、アネルギー状態の細胞が
>CCR7+CTLA-4+により定義
>されていることが示され、体内動態など
>をこれらのマーカーを用いて解析可能と
>なり、免疫寛容研究が加速することが
>期待される。
 これは重要な知見です。
 
>また、末梢性自己寛容での制御性T細胞
>の重要性が明確になり、これまで長年に
>わたり不明であった末梢性免疫寛容機構
>が明確に定義されていくと考えられる。
 素晴らしい。
 
 間違った免疫反応が起きないように
T細胞は胸腺で、B細胞は骨髄で選別される
のですが、それでも、全ての自己抗原が
胸腺上皮細胞に発現するわけではないので、
自己抗原と反応するT細胞が数多く末梢に
(同様にB細胞も)流れていると思われます。
 
 この場合自己免疫反応が起こりえます。
 
 それを防ぐ仕組みが末梢性自己寛容で、
その末梢性免疫寛容機構が分かって来たと、
 
 結論が、
>末梢性自己寛容での制御性T細胞
>の重要性が明確になり、これまで長年に
>わたり不明であった末梢性免疫寛容機構
>が明確に定義されていくと考えられる。
 ということのようです。
 
 今後におおいに期待したい。
 
 免疫の話しは難しいですね。

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2014年12月21日 (日)

腸内環境改善による腎臓病治療法の開発 - 便秘症の治療薬が腎臓病の治療薬になる可能性 -

2014/12/17
東北大学大学院医学系研究科
東北大学大学院医工学研究科
慶應義塾大学先端生命科学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学大学院医学系研究科および
医工学研究科病態液性制御学分野の
阿部高明(あべ たかあき)教授らは、
慶應義塾大学先端生命科学研究所の
福田真嗣(ふくだ しんじ)特任准教授、
曽我朋義(そが ともよし)教授らの
研究グループとともに、便秘症の治療薬
として使用されるルビプロストンという
薬剤に慢性腎臓病の進行を抑える効果が
あることを発見しました。
 
 慢性腎臓病は腎臓の機能が進行的に低下
していく病態ですが、現時点では進行を
十分に抑制することが困難です。
 
 近年、腸内環境が腎臓病の病態に関与し、
慢性腎臓病についても影響を与えている
ことが明らかになりつつあります。
 
 阿部教授らは本研究において、便秘症
治療薬であるルビプロストンが腎機能の
悪化に伴って変化する腸内環境を改善させる
ことにより、体内の尿毒素蓄積を軽減させ、
その結果腎臓の障害進行を抑制する効果が
あることをマウスを用いた実験で明らかに
しました。
 
 本研究の成果は便秘症治療薬の
ルビプロストンが慢性腎臓病の新しい治療薬
となりうる可能性を示す発見であり、
今後、臨床での応用が期待されます。
 
 今回の研究成果は、平成26年12月18日
午後5時(日本時間19日午前7時)に
米国腎臓学会学術誌
Journal of the American Society of
Nephrology電子版に掲載されます。
 
---------------------------------------
 
>近年、腸内環境が腎臓病の病態に関与し、
>慢性腎臓病についても影響を与えている
>ことが明らかになりつつあります。
 
 新しい知見ですね。
 
 乳酸菌もそうですが、共存している細菌
の人体に与える影響に関する研究の進展に
期待したい。
 
 そうすることで、今までとは違った治療
方が発見されるはずです。
 
 なにせ腸内細菌の数は人体全体の細胞数
を遙かに超える数なのですから、

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2014年12月20日 (土)

東大、1型糖尿病の発症率にタンパク質の安定性が関連と発表

2014/12/09 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学は12月9日、ヒト白血球抗原
(HLA)の安定性を解析し、1型糖尿病の
かかりやすさに関連するHLA遺伝子型が、
安定性が顕著に低いHLAタンパク質を作る
ことを見出したと発表した。
 
 同成果は同大学大学院医学系研究科の
宮寺浩子 助教(研究当時)、徳永勝士 教授
らの研究グループによるもので、
12月8日付(現地時間)の
「The Journal of Clinical Investigation」
オンライン版に掲載された。
 
 1型糖尿病は主に免疫系の細胞が、
インスリンを生産する脾臓のβ細胞に対して
免疫応答を起こすことによって発症し、
特定のHLA遺伝子型を持つと1型糖尿病の
発症率が高くなることが報告されている。
 
 同研究グループは、HLAタンパク質の
安定性を推定するための測定手法を構築
した。
 
 その手法を用いて約100種類の主要な
HLA遺伝子型の安定性を測定したところ、
1型糖尿病のかかりやすさに関連する
HLA遺伝子型が、安定性が顕著に低い
HLAタンパク質を作ることを発見した。
 
 さらに、HLAタンパク質の安定性制御に
関わるアミノ酸残基を変える遺伝子多型
を同定し、その遺伝子多型が1型糖尿病の
かかりやすさに強く関連することを
明らかにした。
 
 同研究グループは「HLAのタンパク質
安定性という、これまで着目されて
こなかった特性も自己免疫疾患の発症率に
大きく影響を与える可能性が示されたこと
は、従来の定説とは異なる発症機序が
自己免疫疾患に関わる可能性を示唆します」
とコメントしている。
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>「HLAのタンパク質安定性という、
>これまで着目されてこなかった特性も
>自己免疫疾患の発症率に大きく影響を
>与える可能性が示されたことは、
>従来の定説とは異なる発症機序が
>自己免疫疾患に関わる可能性を示唆
>します」
 
 HLAタンパク質の安定性ね~
 
 いろいろ原因らしきものが見つかり
ます。
 
 新しい治療法に結びつくと良いですね。

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近大が開発した『バイオコークス』を利用した近大マンゴー栽培用の大型フィルムハウスが完成 12/22(月)竣工式

12/22(月)竣工式
2014年12月17日 近畿大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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【本件のポイント】
 
●近大が開発した『バイオコークス』利用
 加温機を設置した、湯浅農場最大規模の
 フィルムハウスが完成
 
●近大マンゴー「愛紅」の本格的栽培が
 稼動し、収穫量は5年後には現在の約2倍に
 
●循環型農業を目指す第一歩として近大
 生まれの新エネルギー『バイオコークス』
 を燃料として利用
 
 
-----
概要
 
 バイオコークスは、本学が開発した
石炭コークスの代替となる新しい固形燃料
で、植物由来の原料を乾燥・加圧・圧縮
して開発した、環境にやさしい
新エネルギーとして注目されています。
 
 このバイオコークスを、ハウス栽培の
暖房用燃料として利用できる
『バイオコークス利用加温機』を設置した
大型フィルムハウスが完成しました。
 
 日本で安定したマンゴー果実を生産する
ためには、冬季の寒さからマンゴーを守る
必要があります。
 
 これまで、湯浅農場では重油を暖房用燃料
として、マンゴーをハウス栽培し、
その果実は近大マンゴーとして市場で高い
評価を得てきましたが、さらに、環境に
配慮したマンゴーの栽培方法の確立を
めざしてきました。
 
 この大型フィルムハウスでは、平成20年
(2008年)に品種登録された、本学の農場
で育成した国内初のマンゴーの新品種
である「愛紅(あいこう)」を栽培します。
 
 バイオコークスを暖房用燃料とした野菜
や果樹の栽培方法は手探り状態であるため、
マンゴー栽培においても多くの問題に直面
することが予想されます。
 
 しかし、近畿大学附属湯浅農場ではこれら
の問題を技術的に解決し、バイオコークスを
用いた環境にやさしい新たな野菜や果樹の
生産技術の確立に貢献します。
---------------------------------------
 
 近畿大学頑張ってますね。
 
 本件に関連して既投稿リンク
2013年1月 5日 (土)
 
 近大マグロ有名ですが、
 
 関連して近畿大学へのリンクです。
 
 というのが良いですね。
 
 大学の一つの目指すべき方向だと思う。
 
>本学は、クロマグロ完全養殖をはじめ、
>13学部48学科を抱える日本有数の
>総合大学ならではの幅広い研究成果を
>挙げています。
>産学連携窓口であるリエゾンセンター
>では「近畿大学研究シーズ発表会開催
>(大阪府東大阪市、東京都大田区)」、
>「リエゾンカフェ」、
>「リエゾンセンター東京オフィス移転」
>など、近年特に力を入れて参りました。
>引き続き「実学」を建学の精神に掲げ、
>研究成果を社会に還元していきます。
 
 良いと思います。
 
 大学の本来あるべき姿っていったい
どうなのでしょうか?
 
 再考してみる必要があると思います。
 
 簡単ではないと思いますが、一例に
なりそうです。

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2014年12月19日 (金)

岡山大、幹細胞を用いた心筋再生医療の安全性と有効性を確認

2014/12/15 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 岡山大学はこのほど、左心低形成症候群
に対する心臓内幹細胞自家移植療法の
第1相臨床研究を実施し、冠動脈注入法
による幹細胞移植法の安全性と心不全治療
における有効性を確認したと発表した。
 
 同成果は同大学病院新医療研究開発
センター再生医療部の王英正 教授、
同小児循環器科の大月審一 教授、
同大学大学院医歯薬学総合研究科心臓血管
外科の佐野俊二 教授らの共同研究グループ
によるもので、米科学誌
「Circulation Research」に掲載された。
 
 左心低形成症候群は、左心室が異常に
小さい単心室症の一つで、予後不良の
先天性心疾患。
 
 重度の場合は「心臓移植」しか治療法が
ない場合があるが、日本では小児の
臓器提供者の数が少ないのが現状だ。
 
 同治療法は、心臓組織を約100mg採取し、
幹細胞を抽出して10日間培養後、
体重1kgあたり30万個を冠動脈へ
カテーテルで注入するというもの。
 
 研究グループは2013年6月より実施中の
合計34症例の小児心臓病患者を対象とした
無作為割付第2相臨床研究においても、
その安全性と有効性を確認しているとの
ことで、同治療法の標準医療化に向けて
2015年以降に企業主導臨床治験を実施する
予定だという。
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 Good Newsです。
 
 再生医療存在感が出て来ましたね。
 
>同治療法の標準医療化が進めば、
>先天性心疾患患者の心機能を向上させ、
>心不全を繰り返すことなく過ごすことが
>できるようになると期待される。
 
 おおいに期待したい。

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炎症反応誘導に必須な分子の活性化を抑制する仕組みの一端を解明

平成26年12月17日
科学技術振興機構(JST)
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
〇炎症反応の制御機構の破綻により、
 アレルギー疾患や自己免疫疾患が発症
 する。
 
〇HSP70が炎症反応に必須な分子を
 分解に導く新制御機構を解明した。
 
〇炎症性疾患の新たな治療法開発が
 期待される。
 
 
-----
概要
 
 JST戦略的創造研究推進事業において、
理化学研究所 統合生命医科学研究センター
(RIKEN-IMS)の田中 貴志 
チームリーダーらは、炎症反応に必須な
転写因子NF-κB注1)の働きを抑制
する分子機構に、熱ショックたんぱく質
HSP70注2)が関与することを
明らかにしました。
 
 ウイルスや細菌に感染すると、私たちの
身体は、炎症反応という一連の反応
によって、これらの病原体と戦います。
 
 しかし、炎症反応が暴走するような状態
が続くと、アレルギー疾患や自己免疫疾患
などの炎症性疾患を発症します。
 
 これらの疾患に対して、炎症反応に必須
なNF-κBの活性化の抑制機構は、
重要な創薬標的と考えられており、多面的
な研究の進展が望まれています。
 
 田中チームリーダーらは、これまでに、
免疫細胞内において、核内たんぱく質
PDLIM2注3)がNF-κBの分解を
誘導することで炎症反応を抑制する
分子メカニズムを研究してきました。
 
 今回、田中チームリーダーらは、
PDLIM2によるNF-κB分解を、
熱ショックたんぱく質HSP70が促進
することを発見し、その分子メカニズムの
一端を解明しました。
 
 実際に、HSP70を欠損したマウスの
免疫細胞では、NF-κBの分解が妨げ
られ、正常マウスと比べて、炎症反応が
2~3倍増加しました。
 
 さらに、HSP70を欠損したマウスに、
過剰な免疫反応の1つの病態である
炎症性肉芽腫を発症させると、正常マウス
と比べて明らかに重症化することが
分かりました。
 
 今後、このHSP70による炎症反応の
抑制経路をより詳細に調べ、制御する方法
を見つけることができれば、アレルギー疾患
や自己免疫疾患などの炎症性疾患の新たな
治療法の開発に貢献する可能性があります。
 
 本研究は、和歌山県立医科大学 医学部の
改正 恒康 教授(研究当時、大阪大学
免疫学フロンティア研究センター 教授)
と共同で行ったものです。
 
 本研究成果は、2014年12月16日
(米国東部時間)に米国科学誌
「Science Signaling」
に掲載されます。
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 分子シャペロンであるHSP70が
炎症反応を抑制する仕組みを解明した
とのこと。
 
>HSP70による炎症反応の抑制経路を
>より詳細に調べ、制御する方法を
>見つけることができれば、
>アレルギー疾患や自己免疫疾患などの
>炎症性疾患の新たな治療法の開発に貢献
>する可能性があります。
 
 そうですね。
 
 こういう方向の研究は研究として、
人の現在持っている免疫システムが
現在の環境に適応できていないのが
そもそもの原因になり得る。
 
 言い方を変えれば「不在の病」が
存在する。
 
 不在の意味は本来存在していた
はずの人にとって殆ど無害の寄生虫
とか細菌(常在菌)がいなくなるという
意味。
 
 的な見方も、その方向での対処方法も
有りなのではないかとも思う。
 
 というのは花粉症とかアトピー性皮膚炎
とかのアレルギー疾患は、昔は確かに
なかったに近い状態にあったのは事実
なのです。それを無視してよいのかと
いう疑問です。
 
 多分これからおおいに研究の対象になる
であろう科学の分野に違いないと思う。

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2014年12月18日 (木)

コンロビア大学メディカルセンター、3Dプリントによる膝半月板の再生医療に成功

2014年12月16日 techcrunch
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 すばらしいニュースだ。
 
 コロンビア大学メディカル・センターの
研究チームは3Dプリントしたプラスティック
の人工枠組みと特殊なタンパク質増殖シテム
を用いて摩耗、損傷した膝半月板を
再生させる実験に成功した。
 
 プラスティック製の枠組みは1月程度で
体内のタンパク質を吸収して本物の半月板
になるという。
 
 チームリーダーのジェレミー・マオ医師
によれば 「損傷ないし摩耗した膝半月板
について、今のところ整形外科医のできる
ことはあまりない。
 
 小さいな破片なら手術で縫合することも
できるが、広範囲の損傷の場合は全体を
除去するしかない。
 
 これによって痛みや腫れは減少するが、
大腿骨と脛骨の間の緩衝材がなくなる
ので関節炎を起こす危険性が高くなる」
という。
 
 羊を用いた動物実験は成功し、半月板は
4週間から6週間で再生した。
 
 プラスティックは自然に分解した。
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 素晴らしい。膝半月板の再生は難しいと
思っていたのですが、有望そうです。
 
>マオ博士のチームは臨床テストのために
>研究資金を集めている。
 とのことです。
 
 多に期待したいです。
 
 3Dプリント、他にもいろいろニュースに
出てきますが、なかなか役に立ちますね。

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乳酸菌とその多糖に免疫賦活・炎症抑制効果を確認 - 2014年12月13日(土)実施の第12回日本機能性食品医用学会総会にて発表 -

2014.12.17 SankeiBiz
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 OTC医薬品の製造販売を手がける日東薬品
工業株式会社(以下「日東薬品」)は、
石川県立大学 生物資源工学研究所
(山本憲二教授、松崎千秋博士)、
広島大学 大学院生物圏科学研究科
(田辺創一教授)との共同研究で、
乳酸菌(Leuconostoc mesenteroides subsp.
mesenteroides NTM048株、
以下「NTM048株」)とその菌体外多糖
(以下「EPS」)に免疫力を高める効果が
あることを明らかにしました。
 
 本研究結果を、2014年12月13日(土)から
実施された「第12回日本機能性食品
医用学会総会」のランチョンセミナーにて
発表しました。
 
■免疫力を高める乳酸菌と菌体外多糖
- 乳酸菌NTM048株とそのEPS -
 
 日東薬品は石川県立大学 生物資源工学
研究所(山本憲二教授、松崎千秋博士)との
共同研究を通じ、日東薬品の
乳酸菌ライブラリー約170株の中で、
エンドウマメから単離した乳酸菌
(NTM048株)に免疫力を高める効果がある
ことと、独特なネバネバ物質である
菌体外多糖(EPS)を多く産生することを
確認しました。
 
 さらに、広島大学 大学院生物圏科学
研究科(田辺創一教授)との共同研究
により、NTM048株が産生するEPSには、
免疫機能の異常によって引き起こされる
疾患(以下「免疫疾患」)における炎症を
抑制する効果があることを明らかに
しました。
 
■実験結果
 
(1) マウスを用いた実験で、NTM048株に
  以下の効果があることを確認しました。
 ・腸管粘膜での抗体(IgA[※1])分泌量
  を増加
 ・脾臓のヘルパーT細胞[※2]の機能を
  調節
 
(2) 細胞(マウス脾細胞)を用いた実験で、
  NTM048株のEPSに以下の効果がある
  ことを確認しました。
 ・免疫疾患の原因となる
  炎症性サイトカイン(IL-17)[※3]
  産生量を抑制
 
 以上の結果から、NTM048株の菌体と
そのEPSには、免疫力を高める効果がある
ことが示唆されます。
 
 また、炎症性サイトカインであるIL-17
の産生を抑制することから、
アトピー性皮膚炎、乾癬などのIL-17に
関連した免疫疾患の予防や治療に役立つ
可能性があると考えられます。
 
 本研究結果より、NTM048株とそのEPSの
医薬品分野、機能性食品分野への応用が
期待できます。
 
 日東薬品はNTM048株とそのEPSについて、
食品分野での1年後の事業化を目指すと
共に、引き続きNTM048株及びEPSが持つ
有用性の研究に取り組み、応用分野への
可能性を模索していきます。
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 また新しい乳酸菌が発見されましたね。
 有望そうです。
 その多糖にも有用な効果があるようです。
 
>日東薬品はNTM048株とそのEPSについて、
>食品分野での1年後の事業化を目指す
 と言っています。
 
 選択肢が広がって良いと思います。
 
 その効果の程度によっては、
医薬品レベルまで行くと素晴らしい
のですが、機能性食品レベルかな?
 
 今後に期待したい。
 
 関連投稿です。
2014年11月18日
 
 この記事は最近です。

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2014年12月17日 (水)

わかったぞ、皮膚がん抑制の仕組み

2014年12月15日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 脱リン酸化酵素のPP6が皮膚がんの抑制に
働いていることを、宮城県立がんセンター
研究所の島礼(しま ひろし)所長と
奈良女子大学研究院自然科学系の渡邊利雄
(わたなべ としお)教授らが初めて
突き止めた。
 
 がんの新しい予防や治療につながる成果
として注目される。
 
 東北大学、理化学研究所、九州大学、
埼玉県立がんセンターとの共同研究で、
12月8日付の米科学誌オンコジーンの
オンライン版に発表した。
 
 がん細胞の暴走を促進する貝毒成分の
オカダ酸が、脱リン化酵素を阻害して細胞の
がん化を起こしていることは1989年に
国立がんセンター研究所(当時)の藤木博太
(ふじき ひろた)部長らが見つけた。
 
 しかし、生体物質からリン酸を外す
脱リン酸化酵素は細胞内にいっぱいある。
 
 オカダ酸がどの脱リン酸化酵素を阻害して
いるかは25年間謎だった。
 
 最近の大規模な遺伝子解析で、
脱リン酸化酵素PP6の失活ががん細胞の
暴走促進因子の候補として浮かび上がって
いた。
 
 研究グループは、遺伝子操作でPP6機能
喪失マウスを作製した。
 
 PP6がなくなると、マウスの皮膚がん細胞
の暴走は早まった。
 
 暴走を促進する薬剤なしでも、皮膚がん
が生じることを確かめた。
 
 一連の実験から、脱リン酸化酵素のPP6
が、がん細胞の暴走を促進するオカダ酸の
標的酵素である可能性が強まった。
 
 逆にいえば、PP6 は皮膚がんの暴走を
抑え込むブレーキ役のがん抑制遺伝子
であることが初めてわかった。
 
 この発見で、脱リン酸化酵素PP6の
活性促進を指標として、新しいがん予防・
治療薬の開発が期待されるという。
 
 研究グループの渡邊利雄教授は「大規模
遺伝子解析で黒色細胞腫(メラノーマ)や
ほかのがんにも、脱リン酸化酵素PP6の変異
が見つかっており、皮膚がん以外の多様な
発がんに関与している可能性もある。
 
 PP6の発現促進は、がん抑制に効くので、
抗がん剤などの開発の新しいターゲットに
なるだろう。
 
 オカダ酸などは日本人研究者の長年の
蓄積がある分野なので、研究をぜひ進めて、
がんの予防や治療に役立つようにしたい」
と話している。
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 この研究も素晴らしい。
 
>オカダ酸がどの脱リン酸化酵素を阻害
>しているかは25年間謎だった
 長い時間がかかりましたね。
 
>大規模遺伝子解析で黒色細胞腫
>(メラノーマ)やほかのがんにも、
>脱リン酸化酵素PP6の変異が見つかって
>おり、皮膚がん以外の多様な発がんに
>関与している可能性もある。
 気になりますね。
 
 これからは大規模遺伝子解析
欠かせないですね。
 
 研究をぜひ進めて、がんの予防や治療に
役立つようにして貰いたい。

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脊髄小脳失調症モデルマウスの遺伝子治療に成功 ~神経変性疾患の治療開発につながることを期待~

平成26年12月15日
科学技術振興機構(JST)
東京医科歯科大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
〇HMGB1を分子標的とする遺伝子治療
 を開発し、小脳失調症モデルマウスで
 顕著な治療効果を確認。
 
〇HMGB1にミトコンドリアの
 DNA損傷を修復するという新たな機能
 があることを発見。
 
〇神経変性疾患に対する遺伝子治療の
 開発につながるものと期待。
 
 
-----
概要
 
 JST戦略的創造研究推進事業において、
東京医科歯科大学 難治疾患研究所の
岡澤 均 教授らは、DNAの機能に大きな
影響を与えるたんぱく質HMGB1注1)を
遺伝子治療注2)的に補充することで
脊髄小脳失調症1型(SCA1)注3)
モデルマウスの寿命と運動能力を顕著に
改善することに成功しました。
 
 近年、神経変性疾患の発症メカニズムが
明らかにされつつありますが、いずれの
変性疾患においても、病態進行を抑制する
根本的治療(病態修飾療法注4))には
成功していませんでした。
 
 本研究グループは、2007年に網羅的
たんぱく質質量解析
(プロテオミックス解析)注5)を用いて、
SCA1およびハンチントン病の
神経細胞モデルで共通して減少する
たんぱく質としてHMGB1を発見
しました。
 
 この成果を基盤として、今回の研究
では、HMGB1発現
トランスジェニックマウス注6)との交配、
またはHMGB1発現アデノ随伴ウイルス
ベクター注7)の投与により、SCA1
モデルマウスの症状が顕著に改善すること
が示されました。
 
 さらに、HMGB1にはミトコンドリア
のDNA損傷注8)を修復するという
新たな機能があることも分かり、
HMGB1補充により核DNAのみならず
ミトコンドリアDNAの損傷修復を介する
ことによっても治療効果を発揮することが
示されました。
 
 この成果は病態修飾治療への壁を破る
可能性を示すもので、今後、SCA1など
のポリグルタミン病注9)をはじめ
神経変性疾患に対するHMGB1の
遺伝子治療の開発につながるものと
期待されます。
 
 本研究成果は、2014年12月15日
(現地時間)に欧州分子生物学機構
(EMBO)の科学誌
「EMBO Molecular
 Medicine」のオンライン版で
公開されます。
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 待ちに待った、朗報です。
 
 なかなか良い研究成果が出てこない
中で、久しぶりに素晴らしい研究成果。
 
>HMGB1発現アデノ随伴ウイルス
>ベクター注7)の投与により、
>SCA1モデルマウスの症状が顕著に
>改善することが示されました。
 素晴らしい。
 顕著に、というのが特に良い。
 
 遺伝子治療ますます期待出来そうです。
 
>今回の研究では、HMGB1を分子標的
>として病態修飾による治療の可能性を
>明らかにしただけでなく、
>SCA1モデルマウスとして標準的と
>考えられている変異ataxin-1
>ノックインマウスにおいて世界最高水準
>の治療効果を示したものです。
>また、基礎研究の成果としても、
>HMGB1がミトコンドリアDNAの
>損傷修復に関与することを世界で初めて
>明らかにしました。
 素晴らしい。
 
 まだマウスレベルなので、人への
臨床試験はまだ先のことになると
思いますが、群馬大学の平井教授の
やり方とは違う方法ですね。
 
 平井教授の方法は、悪さをする凝集塊を
遺伝子治療によって分解するという方法
です。
 
 平井教授の方が時間的に進んでいるので
先に臨床試験に入るのではないかと思い
ます。
 
 根治治療を望んでいた人達に光明を
与えるもので、本当に素晴らしいの
一言です。
 
 詳細は良くわかりませんので、なんとも
言えませんが、今回の方が応用範囲が
広いかも?
 
 どちらも、おおいに期待したい。
 
 早く、進めて欲しい。

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2014年12月16日 (火)

「胃瘻はよくない」がおかしなことになっている

2014/12/5 日経メディカル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
会員登録が必要です。
 
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「胃瘻はよくない」の経緯
 
 私の理解では、「胃瘻はよくない」
というメッセージは、自分の力で食べ物を
食べることが出来なくなった患者さん
に対して、「食べられないのなら胃瘻を
作って栄養を提供するしかない」と
短絡的に考えてしまうことがよくない、
というものであったはずです。
 
 
「胃瘻はよくない」がもたらした残念な変化
 
 一方で、「胃瘻はよくない」という
メッセージが独り歩きして、なんだか
よろしくないことになっている変化も
あると思っています。
 
 第一には、医療者側が「そもそも人工的
な栄養療法は延命治療に当たるので
よくない」という固定した考えを持って
しまい、そこに人工栄養療法という技術
があり、その技術の提供によって患者さん
の利益となる可能性が少なくないにも
かかわらず、「人工栄養は延命治療である」
という単純化された理屈から、
人工栄養療法を受ける機会を奪われて
しまっている患者さんが増えてきている
ような気がします。
 
 「〇〇は延命治療に当たるのでよくない」
という理屈は、実に勝手な理屈に私には
思えます。
 
 第二点目の懸念事項は、人工栄養が
適用される患者さんに対して「胃瘻は
よくないので経鼻経腸栄養を選択する」
というケースが増えていることです。
 
 このロジックはあまりにも当初の
メッセージから外れています。
 
 少なくとも、患者さんが被る持続的な
苦痛や日常生活動作の制限、さらには
人としての尊厳の保持の観点からいえば、
長期的な人工栄養を選択する上で、
経鼻経腸栄養は胃瘻栄養に比べて患者さん
に与える害が多過ぎると私は思っています。
 
 以前私は、高齢者に対する人工栄養療法
(中心静脈栄養、経鼻経腸栄養療法、
胃瘻経腸栄養療法)の長期生存を比較する
臨床研究を行ったことがあります。
 
 
 このエビデンスのメッセージは、
「胃瘻栄養は確かに他の栄養経路よりも
長期生存に寄与しそうだが、その差は劇的
なものではなく、正直どの人工栄養経路を
用いたとしても、永続的な人工栄養に
なった場合の余命は数年程度と見積もった
上で倫理的な意思決定を進めていく必要が
ある」というものです。
 
「胃瘻はよくない」から「じゃあ経鼻で」
って変でしょ
 
 経鼻経腸栄養に比較した際の胃瘻栄養の
優位性は、長期生存期間などの
医学的アウトカムよりも、患者さん自身に
与える害や苦痛の差にあります。
 
 まず、1日中鼻から喉にかけて管を
突っ込まれている苦痛。
 
 第二に、その苦痛がつらいために管を
当然抜こうとするのですが、病院側
としては管を抜かれては困るので
ミトンを手にはめたり手を拘束したり
することがしばしばあります。
 
 それは苦痛とともに尊厳を略奪する行為
でもあります。
 
 長期的な人工栄養が開始された後、
ご自身の口で「もうこんなつらい状況は
がまんできない」と発することが出来る
患者さんは多くいません。
 
 栄養経路の選択は患者さんのご家族と
行うことがむしろ多くなります。
 
 その時に、医療者は漠然とした説明を
した上で、「自然な形に近いほうがよい
と御家族が望まれたので経鼻栄養にした」
と短絡的に決定してしまうことに私は反対
します。
 
 胃瘻と比較した場合に想定される
経鼻経腸栄養の患者さんへの不利益
(特に、患者さんに与える苦痛や苦悩)
について医療者はしっかりと説明する義務
があると思います。
 
「自然な形」ってなんだ?
 
 最後に、「自然が一番」という言葉も
しばしば思考停止をいざなう危険ワード
だと私は思っています。
 
 自然が一番ならそもそも医療は存在
しない方がよいです。
 
 ずっと苦しい思いをして痰を吸引されて
いた高齢患者さんが吸痰用に
ミニトラックチューブが挿入され、
その苦痛が大きく緩和されることは
しばしばあります。
 
 その「不自然」な行為が、患者の何に
対して害になっているのか、何に対して
利益になっているのかについて、医療は
一つ一つ考え、患者さんやご家族
とともに対話を継続することが大切
なのだと思います。
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 至極正当な意見だと思います。
 
 医療者の方々には、患者の立場に立った
医療の実践をお願いします。
 
 患者の尊厳を守って欲しいと切に願い
ます。
 
 とかく患者は弱者の立場に立たされます。
 
 医師には、誠実さと思いやりと謙虚さが
必要です。
 
 よろしくお願いします。

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日機装が深紫外線LED量産 医療や環境幅広く

2014/12/16 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 工業用ポンプ製造大手の日機装は来春
にも製造現場での活用が見込まれる
深紫外線発光ダイオード(LED)の量産
を始める。
 
 出力と発光効率を両立させるため約10年
をかけて量産技術を研究し、安定供給できる
体制を整えた。
 
 狙いはLED単体にとどまらない、
ポンプ技術を応用した付加価値品の創出だ。
 
■ノーベル賞の赤崎・天野教授の成
 
 日機装グループは赤崎教授や天野浩・
名古屋大学教授の研究をもとに2006年、
深紫外線LEDの開発に着手した。
 
 深紫外線LEDは青色LEDよりも
さらに波長の短い光を発し、殺菌などの
効果を得られる特長がある。
 
 ただ品質の高い素子を大量生産するのが
当初からの難題だった。
 
 素子となる結晶を均一性を保ちながら
成長させるため、赤崎教授と天野教授の
指導を得つつ、生産技術を磨いてきた。
---------------------------------------
 
>出力と発光効率を両立させるため約10年
>をかけて量産技術を研究
 
 素晴らしいです。
 
 良い製品は一朝一夕では出来ない
のですね。
 
 期待しています。
 
 関連投稿です。
2012年12月31日
 
 こちらのものとは違うもののようです。
 日機装は約10年かけた。
 と言っていますから、
 
 競争激しいですね。

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青は殺虫光線だった。虫たちで発見

2014年12月12日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ノーベル物理学賞に輝いた青色発光
ダイオード(LED)の普及が目覚しい。
 
 何と、その光を当てると虫たちが死ぬ
ことを、東北大学大学院農学研究科の
堀雅敏(ほり まさとし)准教授らが初めて
確かめた。
 
 波長が短い紫外線は生物に有害である
ことが知られているが、可視光の中の
青色光に、紫外線より強い殺虫効果が
あったのだ。
 
 常識を覆す発見といえる。
 
 新しい害虫駆除技術につながるだけ
でなく、光の生体への影響を研究するのに
役立ちそうだ。
 
 12月9日の英オンライン科学誌
サイエンティフィックリポーツに
発表した。
 
 波長が100~315nm(ナノメートル)と短い
紫外線は生物に対して強い毒性があり、
昆虫や微生物にこれらの紫外線を当てると
死亡する。
 
 しかし、これより長い波長の紫外線
(315~400nm)に関しては、昆虫に対する
致死効果は報告されていない。
 
 光は波長が短いほど、エネルギーが
高くて、生物に対する毒性が大きいこと
から、可視光を当てるだけで昆虫が
死ぬとは考えられていなかった。
 
 378~732nm(長波長紫外線~近赤外光)に
わたるさまざまな波長のLED光の下に
ショウジョウバエのサナギを置き、
羽化できない割合を調べた。
 
 LED光の強さは直射日光に含まれる
青色光の3分の1程度とした。
 
 その結果、青色光を当てたサナギは
死んだ。
 
 青色光の中でも、波長によって効果が
異なり、特に 467nm は100%近い殺虫力
だった。
 
 卵、幼虫、成虫にも467nmの光を照射
したら、いずれも死亡した。 
 
 紫外線より青色光のほうが殺虫力は
高く、光の致死効果は波長が短いほど
大きいという従来の考えに当てはまら
ない動物種の存在が明らかになった。
 
 可視光のうち、400~500nmの青色光が
ヒトの目に傷害を与えることが最近、
報告されている。
 
 青色光の殺虫効果もやや似ている。
 
 その仕組みとして、研究グループは
「種によって、光感受性物質で吸収
しやすい光の波長が異なり、その波長の
光が虫の体内に吸収されて、活性酸素が
生じ、細胞や組織が傷害を受けて死亡
する」との仮説を提唱している。
 
 堀雅敏准教授は「偶然の失敗から
生まれた発見で、結果を見て驚いた。
 
 青色光で昆虫が死ぬというのはこれまで
考えられなかった新現象だ。
 
 その基礎的な仕組みを昆虫の実験で解明
したい。
 
 害虫駆除装置に青色LEDの活用できる
可能性も高い。
 
 青色網膜障害などヒトの健康面の研究
のモデルにもなるだろう」と話している。
 
 関連リンク
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 こういう思っても見なかった発見
と言うのは、だいたい偶然の失敗から、
ということが多ですね。
 
>青色光で昆虫が死ぬというのは
>これまで考えられなかった新現象だ。
 
>害虫駆除装置に青色LEDの活用できる
>可能性も高い。
 
>青色網膜障害などヒトの健康面の
>研究のモデルにもなるだろう」と
>話している。
 
 今後の研究に期待します。

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2014年12月15日 (月)

カイコ使って見つけた抗生物質が有望

2014年12月10日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 日本人になじみが深いカイコを利用する
抗生物質の新しい検索方法が登場し、
有望な抗生物質が見つかった。
 
 カイコにさまざまな細菌を感染させて
抗生物質を評価できる手法を開発し、
その検索方法で新規の抗生物質ライソシン
を、東京大学大学院薬学系研究科の
関水和久(せきみず かずひさ)教授と
浜本洋(はまもと ひろし)助教らが発見
した。
 
 黄色ブドウ球菌に対して強い殺菌作用が
あり、そのユニークな仕組みも解明した。
 
 副作用も少なく、新しい抗生物質として
有望な候補になると期待される。
 
 ゲノム創薬研究所(東京)との共同研究
で、12月8日付の米科学誌Nature Chemical
Biology オンライン版に発表した。
 
 超高齢社会の到来で、細菌感染症によって
亡くなる患者が増えている。
 
 臨床の現場では、多剤耐性黄色ブドウ球菌
(MRSA)などが出現して、既存の抗生物質が
効かない感染症が深刻な問題となっており、
新しい作用の薬が待望されている。
 
 しかし、新規の抗生物質の発見は次第に
難しくなっている。
 
 開発には巨費がかかり、新しい抗生物質
が販売されるケースは少ない。
 
 研究グループは、こうした状況を打破する
ため、養蚕業で古くから利用され、コストが
安くて使いやすいカイコの活用を思い
立った。
 
 カイコにさまざまな細菌を感染させて、
抗生物質を効率的に評価できる手法を確立
した。
 
 この方法で、1万4000株の土壌細菌の産物
を探索した結果、沖縄の土壌から分離された
ライソバクター属の細菌が生産する
培養上清に、黄色ブドウ球菌に感染した
カイコへの治療効果が認められた。
 
 この新規抗生物質は約10種類の誘導体
があり、ライソシンと名付けた。
 
 誘導体の中で最も生産量が高い
ライソシンEについて、その殺菌作用の
仕組みを解析した。
 
 ライソシンEは、MRSAを含む一部の
グラム陽性菌を感染させたマウスに対して
治療効果を示し、黄色ブドウ球菌には1分
という短時間で99.99%の菌を殺傷するという
強力な殺菌活性があることを見いだした。
 
 ライソシンEは細菌の細胞膜のみを障害
する作用があり、その標的が細胞膜の
電子伝達系補因子のメナキノンであること
を突き止めた。
 
 ライソシンEは細胞膜のメナキノンと
相互作用して、細胞膜を破壊して殺菌作用
を発揮するという仕組みがわかった。
 
 既存の抗生物質に、こうした作用は
知られておらず、初めての仕組みだった。
 
 メナキノンは一部の細菌に限られ、
哺乳類にないため、マウスに対して毒性は
低かった。
 
 ライソシンEと、カイコを使った同じ
検索方法で北里大学の内田龍児
(うちだ りゅうじ)講師らが見つけた
ノソコマイシンAについて、細菌感染した
マウスで効果を調べた。
 
 いずれも優れた治療効果があった。
 
 昆虫での探索で見いだされた化合物が、
哺乳動物でも治療効果を示すことを
明らかにした点も重要である。
 
 研究グループは、ライソシンEを臨床応用
の可能性が高い新規抗生物質として、
実用化を目指した研究開発に取り組んで
いる。
 
 関水和久教授は「カイコを指標に使って、
ヒトの治療に有望な新規抗生物質を探せる
ことがはっきりした。
 
 殺菌作用が強くて、その仕組みも新しい
ので、期待できる。
 
 産学連携の共同研究の成果で、
ライソシンEの薬をぜひ世に出して、
人々の治療に役立たせたい。
 
 この研究が産学連携の成功の突破口に
なるとよい」と話している。
 
 関連リンク
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 素晴らしい。
 
>黄色ブドウ球菌に対して強い殺菌作用が
>あり、そのユニークな仕組みも解明した。
>副作用も少なく、新しい抗生物質として
>有望な候補になると期待される。
 期待したい。
 
>関水和久教授は「カイコを指標に使って、
>ヒトの治療に有望な新規抗生物質を探せる
>ことがはっきりした。
>殺菌作用が強くて、その仕組みも新しい
>ので、期待できる。
>産学連携の共同研究の成果で、
>ライソシンEの薬をぜひ世に出して、
>人々の治療に役立たせたい。
>この研究が産学連携の成功の突破口に
>なるとよい」と話している。
 
 そうなると良いですね。

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2014年12月14日 (日)

Muse細胞を用いたヒト3次元培養皮膚が実用化へ

2014年12月11日
新エネルギー・産業技術総合開発機構
東北大学
株式会社Clio
DSファーマバイオメディカル株式会社
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 NEDOは、東北大学、(株)Clio等の
グループとともに、Muse細胞から皮膚の
メラニン色素を産生するヒトの
メラニン産生細胞を安定的に調製する方法
を開発し、ヒト3次元培養皮膚を作製する
実用化可能な技術を確立しました。
 
 (株)Clioは今回確立した技術を
DSファーマバイオメディカル(株)に
ライセンスし、同社がヒトMuse細胞由来の
メラニン産生細胞を組み込んだ3次元培養
皮膚の安定的な製造技術を開発することで、
医薬品・化粧品等の開発における
スクリーニングや製品性能検証等用途に
用いるキットの販売開始に至りました。
 
 これにより、医薬品や化粧品などの開発
において動物実験を用いず、ヒトの皮膚に
より近い培養皮膚を用いることで、医薬品
や化粧品等による白斑症等の副作用や、
化粧品による美白効果の検証が可能になる
ことが期待されます。
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 ふ~ん。ついにMuse細胞出てきましたね。
 
 Muse細胞に関する投稿です。
2013年2月24日
 
 2年位前のことですね。
 この後の研究の成果ということに
なります。
 
ES細胞、 iPS細胞については
よく知られていますが、
Muse細胞の定義はどうなっているので
しょうか?
 
 ES細胞にとって変わることが出来る
ものなのかな?
 どういう位置づけにあるものなのか
興味があります。
 
 特許で定義されたということで
しょうが、一般人に対しても説明
して貰いたいですね。
 
 幹細胞に属する細胞はいろいろ
ありますから、
 
 いろいろありましたが、歓迎すべきこと
です。
 
 これから世の為、人の為に役だちそう
です。

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タンパク質の構造異常の修復でてんかん軽減

2014年12月11日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 てんかんは脳の神経細胞の過剰な発火で
起きる反復性の疾患で、人口の1%程度が
発症する神経疾患だが、謎がまだ多い。
 
 そのてんかんの研究で新しい手がかりが
得られた。
 
 遺伝性てんかんのひとつである常染色体
優性外側側頭葉てんかんの原因が
タンパク質の構造異常に基づくことを、
生理学研究所の深田正紀(ふかた まさき)
教授、深田優子(ふかた ゆうこ)准教授
および横井紀彦(よこい のりひこ)特任助教
らが見いだした。
 
 化学シャペロンという薬で異常タンパク質
を修復すると、てんかんの症状が軽減する
こともマウスで示した。
 
 てんかんの仕組み解明や治療薬開発に
つながる成果として注目される。
 
 北海道大学医学部の渡辺雅彦
(わたなべ まさひこ)教授、
オランダ・エラスムス大学の
ディース・メイヤー教授、
東京大学先端科学技術研究センターの
浜窪隆雄(はまくぼ たかお)教授らとの
共同研究で、12月8日付の米科学誌
ネイチャーメディシンのオンライン版
に発表した。
 
 関連リンク
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 分子シャペロンが正しく機能していない
からでしょうか?
 
 私の理解では「分子シャペロン」という
本来自分で持っているはずのたんぱく質が
異常タンパク質を修正しているはずなん
ですが、常染色体優性外側側頭葉てんかん
の人では、この機能がうまく働いていない
ということでしょうか?
 
>深田正紀教授は遺伝性てんかんのひとつ
>がタンパク質の構造異常に起因すること
>が明らかになった。
 と言っています。
 
 化学シャペロンというのは人口的な
分子シャペロンのことなんでしょうか?
 
 治療の手ががりが得られたというのは
素晴らしいことですね。

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2014年12月11日 (木)

多発性硬化症の診断マーカーを発見-横浜市立大

2014年12月08日 QLife Pro
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 横浜市立大学 先端医科学研究センターは
12月3日、同大学 大学院生命医科学研究科
生体機能医科学の竹居光太郎教授、
医学研究科 神経内科・脳卒中医学の
田中章景教授、高橋慶太医師らの
研究グループが、神経回路形成因子である
LOTUSが、国の指定難病のひとつである
多発性硬化症の病勢に従い脳脊髄液中で
顕著に変動することを発見したと発表した。
 
 なお、この研究結果は、米国医師会雑誌
「JAMA Neurology」オンライン版に
12月1日付で掲載されている。
 
 多発性硬化症は再発を頻繁に繰り返す
疾患のため、再発時の早期診断・早期治療
が病態を進行させないために重要だ。
 
 しかし、再発の診断において、
血液・脳脊髄液ともに信頼性の高い
バイオマーカーはまだない。
 
- 多発性硬化症の患者、LOTUS 濃度が
著明に低下 -
 
 今回研究で注目したLOTUSとは、神経回路
形成に係る機能分子で、内在性の
Nogo 受容体アンタゴニスト(拮抗物質)
として機能する。
 
 Nogo 受容体は、神経が障害された後の
神経再生を阻む分子として知られ、
多発性硬化症の病態・病勢と機能的関連が
近年注目されている。
 
 そこで研究グループは、Nogo 受容体と
同様に、LOTUSが多発性硬化症の
病態・病勢と関連があるのではないかと
想定したという。
 
 同研究グループはまず、ウェスタン
ブロッティング法と質量分析法を用いて
ヒトの脳脊髄液からLOTUS を検出・同定
することに成功。
 
 そして、脳脊髄液中のLOTUS濃度を測定
する方法を確立し、健常人、多発性硬化症、
筋萎縮性側索硬化症、多系統萎縮症の患者
の脳脊髄液でLOTUS 濃度を比較した。
 
 その結果、多発性硬化症の患者では
LOTUS 濃度が著明に低下していることを
発見。また、同疾患の患者を再発期、
寛解期、二次進行期の3つの病期に分けて
LOTUS濃度の解析を行ったところ、再発期
にはLOTUS濃度は著明に低下していたが、
寛解期には健常人と同程度まで改善。
 
 さらに、二次進行期では明らかな再発が
なくともLOTUS濃度の低下が認められた
という。
 
 これらの結果より、LOTUS濃度が
多発性硬化症の病勢に一致して変動する
ことが示されたとしている。
 
 この研究結果は、多発性硬化症の再発や
神経障害の進行を早期に診断できる
バイオマーカーとして臨床応用され、
早期治療や新たな治療戦略の発展に貢献、
さらに病態解明へ繋がると期待されている。
 
 外部リンク
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 素晴らしい。可能性がありそうです。
 
>多発性硬化症の再発や神経障害の進行を
>早期に診断できるバイオマーカーとして
>臨床応用され、早期治療や新たな
>治療戦略の発展に貢献、さらに病態解明
>へ繋がると期待されている。
 
 信頼性の高いバイオマーカーが無い現状
から一時でも早く脱する為に、おおいに
期待したいですね。

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世界最小熱伝導率の結晶シリコン材料の実現

平成26年12月10日
科学技術振興機構(JST)
大阪大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
〇安価で環境に調和した高性能の
 熱電変換材料が必要とされている。
 
〇ありふれた元素であるシリコン(Si)
 のナノドット結晶を用いて、熱伝導率を
 巨視的なサイズの結晶Siの
 約1/200に低減することに成功した。
 
〇パソコンなどから排出される低温度廃熱
 を、電気エネルギーとして再利用する
 熱電変換素子と電子素子を同時に
 組み込んだ材料の開発が期待できる。
 
 
-----
概要
 
 JST戦略的創造研究推進事業において、
大阪大学 大学院基礎工学研究科の
中村 芳明 准教授らは、極小なナノドット
結晶注1)を結晶方位注2)をそろえて
連結した材料を形成する技術を開発
しました。
 
 本技術によって、電気伝導率の悪化を
抑えながら、熱伝導率を巨視的なサイズ
の結晶であるバルクSiの約1/200
まで低減することに成功し、世界最小値
を得ました。
 
 廃熱エネルギーを電気エネルギーとして
再利用するための熱電変換材料には、
従来、レアメタルであったり、毒性を
持ったりすることの多い重い元素を含んだ
材料が使われており、より安価で環境に
低負荷な材料が求められていました。
 
 中村准教授は、ナノドット結晶を結晶方位
をそろえて連結することで、高い電気伝導率
で低い熱伝導率という熱電変換の高性能化に
必要な特性を、レアメタルを使わずに実現
しました。
 
 このようなナノドット構造は従来法では
作製が不可能でしたが、独自に開発した
ナノドット形成技術を応用することで、
電気伝導率の悪化を適切に抑え、
熱伝導率をバルクSiの約1/200まで
低減することが可能となり、さらに
Siの熱伝導率の世界最小値を得ることに
成功しました。
 
 この結果は、地球上にありふれた、
環境調和性の高いユビキタス元素注3)
であるSiを用いた高性能の熱電変換材料
実現の可能性を示しています。
 
 優れた電子素子材料であるSiが、
高い熱電変換機能を持つことができれば、
電子素子材料と熱電変換材料を融合した
素子が作製でき、パソコンやサーバー
から排出される廃熱を電気エネルギー
として再利用することができます。
 
 これは、将来迎えるといわれる
センサーネットワーク注4)社会において、
さまざまな場所に配置されるセンサー
などに組み込まれる電子素子への
エネルギー供給問題解決への糸口になる
ものと考えられます。
 
 本研究は、大阪大学 大学院基礎工学
研究科の吉川 純 助教
(現NIMS主任研究員)、
酒井 朗 教授、東京大学の塩見 淳一郎 
准教授、アルバック理工の池内 賢朗 
博士の支援を得て行いました。
 
 本研究成果は、2014年12月10日
(英国時間)に「Nano Energy」
のオンライン速報版で公開されます。
---------------------------------------
 
 革新的廃熱発電にむけた熱電変換材料
開発への大きな一歩になるのかな?
 
>このSiナノドット結晶材料をベース
>として、今後、キャリアの濃度制御など
>のさらなる最適化をすることで、
>極めて小さい熱伝導率を持ったまま、
>より大きい電気伝導率と
>大きいゼーベック係数を得ることが
>期待できます。
 
>この研究が成功すれば、ナノ構造を
>用いた熱電変換高性能化の方法論が
>構築されることになり、Si以外の
>さまざまな材料の高性能化への応用が
>期待できます。
 
>また、ナノ構造を用いた熱電変換
>高性能化が成功すれば、Siという
>ユビキタス元素を用いた熱電変換材料
>が実現可能となり、熱電変換材料の
>社会普及につながることが期待されます。
 
 まだ実現は先のようですが、期待して
待ちたいと思います。

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日立、歩きながら指をかざすだけで本人確認ができる指静脈認証技術

2014/12/09 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 日立製作所は12月8日、多くの人が集まる
大型施設のセキュリティゲート向けに、
歩きながら指をかざすだけで正確な
本人確認ができるウォークスルー型指静脈
認証技術を開発したと発表した。
 
 現在、空港の入国管理などでは指紋認証
や顔認証を用いた本人確認の認証方式が
取り入れられているが、立ち止まって認証
を行う必要があるため、人が集中すると
混雑するという課題がある。
 
 一方、立ち止まらずに本人確認をする
認証方式では、高い認証精度を得にくい
という課題がある。
 
 そこで同社は、独自に開発した指静脈
認証技術をさらに進化させ、さまざまな
位置や向きでかざした指の静脈を瞬時に
検知する技術を開発した。
 
 これにより、多くの人が集まる大型施設
でも、歩きながら指をかざすだけの
スムーズで正確な本人確認を実現する。
---------------------------------------
 
 良さそうですね。
 
 顔認証のみでは不十分な気がする。
 
>各指の静脈パターンを組み合わせて
>用いることで、1本の指だけの照合に
>比べて認証精度をさらに高めた。
 良さそうに思えます。
 
 是非、空港の入国管理などに採用して
迅速な本人確認が出来るようにして
貰いたいものです。
 
 本人確認は空港の入国管理だけでなく
銀行など、必要と思われる所はいろいろ
ある。
 
 コスト面もあるとは思いますが、
必須の所には是非積極導入を!

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2014年12月10日 (水)

がんの種類ごとに実績ある病院検索 新システム本格稼働

2014年12月10日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 がんの種類ごとに、全国の主要な病院が
何人の患者を診療したかを詳しく
調べられる新しい検索システムを
国立がん研究センターが開発し、9日から
本格稼働させた。
 
 患者は、都道府県の拠点病院にある
「がん相談支援センター」などで相談
すれば、希望するエリアで自分と同じ
がんの診療実績がある病院を紹介して
もらうなどのサービスが受けられる。
---------------------------------------
 
 良いですね。
 
>都道府県の拠点病院にある
>「がん相談支援センター」などで相談
>すれば、希望するエリアで自分と同じ
>がんの診療実績がある病院を紹介して
>もらうなどのサービスが受けられる。
 
 知って利用しましょう。
 
 「がん相談支援センター」はここで
探せます。

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撮影だけで内部の亀裂発見 NEC、コンクリ検査に開発

2014年12月10日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 道路や橋を撮影するだけで、
コンクリート内部の亀裂などを見つける
ことができる技術を、NECが開発した。
 
 検査にかかる費用を10分の1ほどに
できるという。
 
 来年度の実用化をめざし、老朽化対策
に取り組む自治体や建設会社向けに
売り込む。
 
 道路や橋の上を自動車が走る際に起きる
細かな振動をとらえ、内部に亀裂や空洞が
あると揺れ方が微妙に変わるのを利用して
診断する。
 
 肉眼では確認できないほどのわずかな
違いを、「顔認証」のしくみなどで培った
画像分析の技術を応用して見抜くという。
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 良さそうですね。
 
 「顔認証」のしくみなどで培った
画像分析の技術を応用しているんだ
そうです。「顔認証」のどの辺の
技術なのかな?
 
 「顔認証」の技術進みましたね。
 
>検査にかかる費用を10分の1ほどに
>できるという。
 
>来年度の実用化をめざし、
 ということなので、
 
 期待しましょう。

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古都に響くヘイトスピーチ 外国人排斥

2014年12月10日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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■政治は黙認するのか
 
 きょう12月10日は、世界人権デー。
 
 「ヘイトスピーチ、許さない」。
 
 法務省は11月、人権週間を前に
新聞広告を出した。
 
 だが、いまの日本は、ヘイトスピーチを
許さない状況にあるのか。
 
 在特会が在日韓国人らに「死ね」
「殺せ」と連呼している映像は、世界に
驚きを与えた。
 
 国連人種差別撤廃委員会は、公然とした
人種差別などに毅然(きぜん)と対処する
よう日本政府に求めた。
 
 処罰の法制化を求める国連の人種差別
撤廃条約を、日本も批准している。
 
 だが政府は「人種差別思想の流布や
人種差別の扇動が行われている状況にない」
と、法制化を進めていない。
 
 今秋の臨時国会で安倍晋三首相は
「ヘイトスピーチとはいえ表現の自由とも
関わりがある問題。各党との検討や国民的
な議論の深まりを踏まえて考えていく」と
答えるにとどまった。
 
 安倍首相のフェイスブックには
「釜山からソウルまで、焦土にすべき」
などのコメントが寄せられ、9日夜現在、
削除されずに残る。
 
 ドイツや英国、カナダでは、法律で
ヘイトスピーチを取り締まっている。
 
 米国では禁止法こそないが、差別的な
言動をすれば厳しい社会的批判に
さらされる。
---------------------------------------
 
 なんと情けない国なんでしょう日本は、
 
 これで先進国? 民主主義国家?
 
>処罰の法制化を求める国連の人種差別
>撤廃条約を、日本も批准している。
>だが政府は「人種差別思想の流布や
>人種差別の扇動が行われている状況に
>ない」
 
 本当ですか?
 
 明らかにヘイトスピーチは広がりつつ
ある。本当に悲しい、恥ずかしい行為。
 
>今秋の臨時国会で安倍晋三首相は
>「ヘイトスピーチとはいえ表現の自由
>とも関わりがある問題。
>各党との検討や国民的な議論の深まり
>を踏まえて考えていく」と答えるに
>とどまった。
 ? ? ?
 
 よく言うと思う。
 
 特定秘密保護法案反対の集会が上げる
声は騒音で、こういうことは上記のような
言い方をする。
 
 信じられない人。
 
>安倍首相のフェイスブックには
>「釜山からソウルまで、焦土にすべき」
>などのコメントが寄せられ、9日夜現在、
>削除されずに残る。
 
 これはどういうことを意味しているので
しょうか?
 
 人種差別は表現の自由以前の問題
のはず。
 
 そもそも人種差別などあって良い
はずが無い。
 
 明らかな政治家の怠慢。黙認です。
 許されざる行為。
 
 色々な人がお互いに、お互いを認め合い
高めあっていくのが民主主義なのでは
ないのでしょうか?
 
 あきれてものも言えない。
 
 こんな人が教育に口を出す。
 
 日本の未来は極めて危ういと
思わざるを得ない。

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2014年12月 9日 (火)

口腔の創傷治癒を促進する生体メカニズムを解明

2014.10.30 NIPS 生理学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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概要
 
 九州大学大学院歯学研究院の城戸瑞穂
准教授、合島怜央奈研究員
(佐賀大学大学院医学系研究科博士課程4年)、
自然科学研究機構生理学研究所の富永真琴
教授らのグループは、口腔粘膜上皮に発現
している温度感受性イオンチャネルTRPV3
が、温かい温度を感知し、創傷の治癒を
促進することを明らかにしました。
 
 口腔の傷が皮膚の傷よりも早く治癒し、
瘢痕も少ないことに、このTRPV3が関係
すると考えられることから、創傷治癒の
新たな治療薬の開発に繋がる研究成果と
言えます。
 
 本研究成果は、2014年10月28日(火)
に米国科学雑誌『The FASEB Journal』
に掲載されました。
---------------------------------------
 
 面白い研究ですね。
 
>口腔粘膜が適切に維持され、口腔で
>適切に刺激を感じることで「食べる」
>ことができます。
>口腔の粘膜上皮は入れ替わりが速く、
>傷が治りやすいことは以前から
>知られていましたが、本研究で、
>温度感受性のチャネルがこの仕組みに
>関わることが明らかになりました。
>現在、皮膚や粘膜の傷の治療には、
>創傷被覆材などが使用されていますが、
>根本的な治療はありません。
>TRPV3は、口腔だけでなく消化管粘膜や
>皮膚にも発現していることから、
>火傷や手術創、口内炎などの治療に、
>このTRPV3チャネルを標的とした
>温熱療法や薬剤の開発が期待されます。
 
 期待しましょう。

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LEDランプ明るさ1.6倍 小糸、自動車分野で独走

2014/12/8 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 自動車照明器大手の小糸製作所が
発光ダイオード(LED)ヘッドランプの
開発を急いでいる。
 
 その成果の1つが、明るさを従来比1.6倍
に向上させ、世界初となるロービームと
ハイビームの両機能を備えた
LEDヘッドランプの量産だ。
 
 消費電力が少なく長寿命なLEDは
今後の普及に拍車がかかるとみられる。
 
 高価格帯から低価格帯までの幅広い
品ぞろえを強みに、自動車用LED分野
で独走していく姿勢だ。
---------------------------------------
 
 ついに自動車のヘッドランプもLED
の時代になったのですね。
 
 私の頃はえらく暗かったのに、
30年位前の話ですが、

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NSAの盗聴活動、世界中のキャリアの情報を収集か

2014/12/6 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 NSAの情報収集問題を告発した
元米中央情報局(CIA)職員の
Edward Snowden氏からThe Interceptが
入手した極秘文書によると、NSAは
「AURORAGOLD」と名付けられた作戦により、
米国の同盟国も含めて世界各国の
携帯電話ネットワークに侵入し、多数の
企業や組織の通信を監視していたという。
 
 また極秘文書からは、NSAが盗聴を可能
にするため、通信システムに新たな欠陥を
ひそかに組み込む計画をどのように立てて
いたかも分かったとされる。
---------------------------------------
 
 凄い情報ですね。
 真実だとすれば、許されざる行為だと
思うのですが、
 
 この種の情報を報道機関が報道した場合、
「昨年12月、わずか1カ月半の国会審議後、
強行採決で成立した特定秘密保護法」では
どういう罰則が適応されるのでしょうか?
 
 気になるところです。
 
 こういった行為が永久に秘密のまま実行
されることになるかと思うと「ぞっと」
します。
 
 秘密の保護と公開には日本より遙かに
優れた法律を持っているはずの米国で
すらこういうことが実行されているの
だから、米国で公開されている内容
ですら否定している日本では、今回の
特定秘密保護法で、都合の悪い情報は、
秘密、秘密で永久に出てこない国になる
のだと思う。
 
 これが平和への道?

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2014年12月 8日 (月)

異常な遺伝情報が蓄積する仕組み発見

2014年11月13日
サイエンスポータル科学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 がん発生の基盤となるような異常な
遺伝情報が蓄積する新しい細胞内の仕組み
を、東京大学大学院医学系研究科の
大学院生、安原崇哲(やすはら たかあき)
さんと宮川清(みやがわ きよし)教授らが
見つけた。
 
 DNA損傷を修復するRad54Bが、細胞周期の
進行を監視する機構を抑制して、異常な
遺伝情報の蓄積に関与することを実証した
もので、がんの治療や予防の基本原理を
確立するための新しい手がかりと
なりそうだ。
 
 11月11日付の英オンライン科学誌
ネイチャーコミュニケーションズに
発表した。
 
 細胞はDNA複製と分裂、それぞれの
準備期間を周期的に繰り返しながら増殖
していく。
 
 これを細胞周期と呼ぶ。
 
 がんでは、細胞周期を制御する仕組みが
異常になり、細胞分裂が繰り返される
ようになる。
 
 細胞は日々ストレスにさらされてDNAに
損傷が起こる。
 
 その損傷は修復されるか、修復できない
場合は細胞死を誘導する仕組みが備わって
いる。
 
 その仕組みの破綻こそが、がん発生や
悪性化につながると考えられているが、
詳しいことはわかっていない。
 
 研究グループは、DNA損傷が起こった後の
細胞周期の制御に注目し、新しい制御因子
Rad54Bを発見した。
 
 正常な細胞では、DNA損傷が起こった
場合、細胞周期をいったん停止させて、
DNA 損傷を修復して生存を続けるか、
細胞死を誘導するかを判断する時間的な
猶予をつくると考えられている。
 
 その際に中心的な働きをするのが代表的
ながん抑制遺伝子p53で、p53タンパク質の
機能が高まることで、細胞周期の進行が
抑制される。
 
 Rad54Bはp53の機能を抑え、細胞周期を
停止させる仕組みを無効化して、DNA損傷
の修復が完了しない状態のまま細胞分裂を
促進することを、研究グループは培養細胞
の実験で突き止めた。
 
 こうした細胞分裂の結果、染色体の欠失
や重複などが培養細胞で起きていた。
 
 染色体異常を伴った細胞の生存を促進
することは、がんの発生や悪性化と密接に
関わる。
 
 宮川清教授は「DNA修復分子として
知られていた Rad54Bの機能が高まると、
細胞周期の進行を監視する
チェックポイントが抑えられ、異常な
遺伝情報を有した状態での細胞周期の進行
が促進されることが判明した。
 
 このような細胞周期の進行を制御する
新しい仕組みがわかったことで、がんの
治療や予防の新しい基本原理の確立が
期待される」と話している。
 
 詳細は下記のリンクを、
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 がん発生の最も大きな要因は何らかの
原因で起こる遺伝子異常なんでしょうか?
 
>修復できない場合は細胞死を誘導する
>仕組みが備わっている。
>その仕組みの破綻こそが、がん発生や
>悪性化につながると考えられている
 と言っていますね。
 
 今回は、Rad54Bの機能が高まることが
異常な遺伝情報の蓄積に関与するという
ことのようです。
 → 結果遺伝子異常が生ずる
 
 一度がん細胞が発生すると退治するのは
非常に難しいと、
 
 Rad54Bの発現が増加ね~
 理由はなんなんでしょう?
 原因不明が多すぎます。
 
 「寄生虫なき病」という本を読んでいる
最中なんですが、現代からみると非常に
粗悪な環境で生活しているジャングルに
住む「チマネ族」では、勿論感染症や
寄生虫症ににかかる率は高いのですが、
その代わり、自己免疫疾患有病率は
ニューヨーク市民の四十分の一、乳がん、
前立腺がん、卵巣がん、大腸がんといった
文明病は無い。
 
 「現代の人達の持っている免疫系は進化
の過程からみるとまだまだ昔のまま、
つまりかなり粗悪な環境に適している
ような免疫系なのだと、だから本来立ち
向かうはずの刺激に満ちた環境から離れる
と混乱してしまうのだと」
 
 一理ありますね。
 
 多分、現在の人間の持っている免疫系は
進化の過程から見てまだまだ古い環境
のものではないかと思う。文明が急速に
発展したのはごく最近のこと。一方進化は
万年単位の世界。
 
 そうであれば、自己免疫疾患が増加の一途
をたどるのはごく自然と言えば、自然という
ことになる。一部のがんもそうかもしれない。
 
 一度きちんと科学的に整理してみる必要
がありそうな気がします。
 
 科学者ってけっこう頭が固いので、
なかなか画期的な進展は望めそうも無い
ような気もしますが、
 
 必要でしょう。
 
 現在の自己免疫疾患に対する治療法は
重箱の隅を突っついているようなすごく
細かい話しまで追求しないと出てこない。
 
 時間もかかれば、お金もかかる。

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動物成分使わず細胞分化 より安全性を向上 京大iPS研

2014.12.6 産経WEST
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)
から、動物由来の成分を含まず人工の物質
だけからなる培養液を使って神経や骨の
もとになる細胞へと分化させることに、
京都大iPS細胞研究所のチームが成功
したことが6日、関係者への取材で
分かった。
 
 従来の手法より安全性が向上する
といい、将来の再生医療での活用が
期待される。
 
 同研究所の戸口田淳也教授らのチームは、
成分が明らかな人工の物質だけで作った
培養液を使い、iPS細胞を培養。
 
 特殊なタンパク質などを加えることで、
神経などのもとになる「神経堤細胞」へ
分化させることができた。
 
 また、胚性幹細胞(ES細胞)でも、
同じ実験に成功した。
 
 神経堤細胞は神経や骨、角膜、皮膚など
多くの細胞のもとになり、増殖させたり、
冷凍保存したりすることが可能で、
再生医療で活用しやすいとされる。
 
 研究に参加した同研究所の池谷真准教授
は「より移植に適した方法での作製に成功
した」としている。
 
 今回の研究成果は、米オンライン学術誌
プロスワンに掲載された。
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>従来の手法より安全性が向上する
>といい、将来の再生医療での活用が
>期待される。
 
 良いですね。
 
 絶え間ない改善ということです。
 
 関連リンク
2012年12月12日
 
 こちらは、培養法の確立ということ
ですので、今回はこのことをベースと
して一歩前進です。

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2014年12月 7日 (日)

社会を良くしたい 「世直し」投資、じわり広がる

2014/11/15 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 「社会的インパクト投資」という言葉
を知っていますか――。
 
 雇用創出や環境保護といった社会的課題
の解決につながる事業への投資を指す。
 
 欧米を中心に広がり、市場規模は世界で
年間4兆円。
 
 日本でも社会貢献への関心の高い富裕層
や若者が注目し始めた。
 
 世界では年間4兆円に達する
インパクト投資だが、日本では累計で
わずか約250億円。
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 インパクト投資良さそうですね。
 
>長引く低金利で運用先を探しあぐねる
>個人金融資産を「世直し」投資に
>取り込めるか。
>官民を問わず、関係者の知恵が試される。
 
 うまく取り込めれば、素晴らしいと思う。
 
 お金は天下の回りもの。
 うまくまわしてこそ意味が出てくる。

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青色LEDは「ベンチャー」から生まれた

2014/12/4 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。 
 
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――資金調達で、投資家を説得する
ポイントは何ですか。
 
中村
 まずアピールするのは、
 
「これは世の中にない製品である」こと。
 
そして「大きな市場がある」こと、
 
さらに「優秀な人材がいる」ことです。
 
 これら3点が重要です。
 
 投資家が納得すれば、プレゼンをした
その場で出資が決まる。
 
 わずか1時間ほどです。
 
■電話1本で人材が集まる
 
――米国でベンチャー企業を立ち上げた
方がお金も集まるし、優秀な人材も集まり
ますよね。
 
中村
 そうですね。
 人材については全然違います。
 
 ベンチャーを立ち上げると言うと、
米国ではどんな人材もすぐに来ます。
 
 例えば、「LEDを通信に応用する研究開発
を手掛けたい」と考えたら、通信の専門家
をどこかの会社から連れてくるわけです。
 
 「おまえ、来ないか」と言ったら、
電話1本ですぐに来ます。
 
 大手の通信会社に勤めている人物でも
誘えば喜んでベンチャーに入る。
 
 IPO(新規株式公開)などのチャンスが
あるからでしょう。
 
 そういう人材の流動性は、日本と大きく
違う。何かをやろうとしたら、電話1本で
人が集まる。
 
 資金はベンチャーキャピタルがポンと
出す。
 その仕組みがうまく回っているのです。
 
 日本で同じことをやろうと思っても、
人は集まりません。
 
 仮に2、3人でベンチャー企業を起こす
とします。
 
 そのときに例えば、大手メーカーの
中央研究所の所長に、
「ウチの会社に来ませんか」と誘うと、
きっと逆に叱られるでしょう。
 
 「ばかにしているのか。私は、〇〇社の
研究所長だぞ。なんで、そんな潰れそうな
会社に行かなきゃならないんだ」と。
 
 それが海外だと、むしろ研究所の
所長クラスが、頭を下げて「入れてくれ」
と向こうから来る。
 
 優秀な人材はみんな、新しいことを
始めたいのです。
 
 人材の流動性が乏しいことは日本の
大きな問題だと思います。
 
 最近、定年で辞めた知り合いの研究者に
どうしているかと尋ねたら、
「家庭菜園をやっている」と。
 
 これまでの専門性が生かされていない
のです。
 
 やはりベンチャーの良いシステムがない
ことが、問題の要因だと思います。
 
■投資家と起業家は
「フィフティー・フィフティー」
 
――日本では「失敗したら、自宅や貯金
などの財産をすべて失う」という心配が
あるのかもしれませんね。
 
中村
 そうですね。
 
 あまり知られていないかもしれませんが、
米国でベンチャー企業を立ち上げた研究者
は1円も自己資金を出しません。
 
 ベンチャーキャピタルが全部出す。
 
 例えば、1人の投資家が10億円を出す
としたら、その投資家は「50%の株は私の
ものだが、残りの50%はあなたたち従業員
のもの」とします。
 
 従業員は資金を1円も出していないのに
ですよ。
 
 「私は資金を出し、あなたたちは頭を
使ってアイデアを出す。お互いに持って
いるものを出し合うわけだから
フィフティー・フィフティー、
株式も半分ずつ」というわけです。
 
 研究者は頭脳を提供するわけですから、
お金を1円も出さなくても株をもらう権利
があるのです。
 
 日本にはそういう雰囲気がないように
思う。うがった見方をすれば、
日本の投資家は研究者の頭脳を一切認めて
いないことになる。
 
 米国では研究者が会社にお金を1円も
出していないので、潰れても損をする
ことはない。
 
 借金もない。
 
 だから、潰れたらまた次に行く。
 
 ベンチャーを始めてもいいし、大手企業
に行ってもいい。
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>まずアピールするのは、
>「これは世の中にない製品である」こと。
>そして「大きな市場がある」こと、
>さらに「優秀な人材がいる」ことです。
>これら3点が重要です。
 
>投資家が納得すれば、プレゼンをした
>その場で出資が決まる。
 
>わずか1時間ほどです。
 
 実に羨ましい話しです。
 
 どうしてこういうベンチャーキャピタル
がいないのか?
 
 こういうシステムが育たないのか?
 
 今のような環境では、新しい企業は
まず育たない。
 
 よほど運に恵まれないと、と思わざるを
得ない。
 
 企業は人です。
 
 日本は人を生かしていない。
 能力主義? 本当?
 
>人材の流動性が乏しいことは日本の
>大きな問題だと思います。
 
 本当に残念。
 
 今のままでは多分、長い目で見れば
企業=国力は衰退すると思う。
 
 新しい企業がどんどん増えて、富を
生産出来なければ、衰退しかない。
ですよね。
(同一の企業が成長し続けるのは極めて
難しい)
 
 当然の帰結。
 
 人をいかに生かすかが大事なのでは?
 
 良い人材を集めるのが最も大切。
 
 企業の立て直しもそう。
 良い人材がいてこそ立て直せる。
 
 昔のSONYが典型です。
 井深さんが良い人材を集めた。
 これが大きかったと思う。
 
 今の企業は、業績、業績と、業績に
ばかり注目しすぎ。
 
 注目すべきは人なのです。
 
 外部取締役の登用とか、管理を引き締め
ても企業の不正を防ぐ効果しかない。
 企業の成長は別の話。

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2014年12月 6日 (土)

減災対策に障害者視点を 国連で多発性硬化症患者

2014/12/04 北海道新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国際障害者デーの3日、多発性硬化症
(MS)を患いながら、世界盲ろう者連盟
の事務局長として活躍する福田暁子さん
(37)=東京都武蔵野市=が国連本部で
講演し、減災計画などに障害者の視点を
取り入れる重要性を訴えた。
 
 福田さんは目と耳が不自由な全盲ろうで、
手話の形を手で読み取る「触手話」を介し
意思疎通する。
 
 車いすや人工呼吸器を使って暮らしている。
 
 福田さんは講演で「(災害など)予期
しない事態が起きた時、周りに私たちの
ことを考えてくれる人がいれば、
盲ろう者は生き残ることができる。
 
 人の命を救うのは人だ」と語った。
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 凄い人ですね。
 
>福田さんは講演で「(災害など)予期
>しない事態が起きた時、周りに私たち
>のことを考えてくれる人がいれば、
>盲ろう者は生き残ることができる。
>人の命を救うのは人だ」と語った。
 
 そう思います。
 
 周りにいる様々な人たちのことに
無関心でいてはいけないですね。

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多発性硬化症の悪化を抑える免疫細胞を同定

平成26年12月5日
大阪大学
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大阪大学 免疫学フロンティア
研究センターの松本 真典 助教、
馬場 義裕 准教授、黒崎 知博 教授らの
研究グループは、抑制性サイトカイン注1)
であるインターロイキン-10
(IL-10)注2)がプラズマブラスト
注3)と呼ばれるB細胞注4)集団から
分泌され、多発性硬化症の悪化を抑制する
ことを解明しました。
 
 本研究は、科学技術振興機構(JST)
の戦略的創造研究推進事業 チーム型研究
(CREST)
「アレルギー疾患・自己免疫疾患などの
発症機構と治療技術」研究領域における
研究課題「液性免疫制御による新しい治療法
の開発」の一環として行われました。
 
 また本研究は大阪大学、理化学研究所、
九州大学、
Walter and Eliza
 Hall医学研究所、
Melbourne大学との共同で
行ったものです。
 
 本研究成果は、2014年12月4日
(米国東部時間)に米国科学誌
「Immunity」のオンライン速報版
で公開されます。
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 多発性硬化症の発症や悪化のメカニズム
のうち、B細胞がらみの仕組みの詳細が
明らかになったようです。
 
>これまで多発性硬化症を抑制する
>制御性B細胞の正体はほとんど明らかに
>されていませんでした。
>しかし、今回、この制御性B細胞が
>プラズマブラストであることが明らかに
>されたことにより、プラズマブラストの
>分化を人為的に制御することができれば、
>多発性硬化症に対する新たな治療法の
>開発につながるものと期待されます。
 とのことです。
 
 こちらのメカニズムとは違うもの
ですね。
2014年11月17日
 
 少しずつですが解明されています。
 
 新しい治療法の登場に期待したい。

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災害復旧や地方再生を妨げる、日本の登記制度

2014年12月5日 日経ビジネス
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 災害復旧がどうしてこうも進まないのか
疑問に思っていたのですが、
こういうことも一因なんですね。
 
 興味のある方は、一読してみて
ください。
 
 長文です。
 
 なかなか改善するのは難しそうです。
 
 とは言っても放置していて良いもの
でもない。
 
 災害などがあると、たちどころに弱者が
しわ寄せを受ける。

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2014年12月 5日 (金)

アルマ望遠鏡、「視力2000」を達成!? 史上最高解像度で惑星誕生の現場の撮影に成功

2014年11月 7日 
自然科学研究機構 国立天文台
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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概要
 
 アルマ望遠鏡が、今後天文学の様々な
分野において革命をもたらすことを予期
させる、画期的な画像の撮影に成功
しました。
 
 若い星おうし座HL星を取り囲む塵の円盤
を「視力2000」に相当する史上最高の
解像度で写し出したのです。
 
 惑星誕生の現場である塵の円盤が
これほどの高解像度で撮影されたのは、
今回が初めてのことです。
 
 アルマ望遠鏡によって超高解像度撮影
が可能となり、惑星の誕生・成長過程の
理解が飛躍的に進むと期待できます。
 
 多くの天文学者が抱いてきた長年の夢
がついに結実したのです。
 
 アルマ望遠鏡のように複数の
パラボラアンテナを結合させて一つの
望遠鏡とする「電波干渉計」では、
アンテナの間隔を離せば離すほど解像度
(視力)が向上します。
 
 2014年10月24日、アルマ望遠鏡は過去
最大のアンテナ展開範囲15キロメートルで
試験観測を行いました(注1)。
 
 観測対象は、おうし座の方向約450光年
彼方にある若い星、おうし座HL星でした。
 
 この時の解像度は、史上最高の0.035秒角
(角度の1度の約10万分の1)で、
人間の視力に換算すると2000となります
(注2)。
 
 またこれは、ハッブル宇宙望遠鏡が達成
できる典型的な解像度を上回ります
(注3)。
 
 この史上最高の解像度で撮影された
おうし座HL星の画像には、星のまわりに
同心円状の塵の円盤が幾重にも並んでいる
ようすがくっきりと写し出されていました。
 
 「最初にこの画像を目にしたときには、
私たちはそのあまりの高精細さに言葉を
失うほど驚きました。
 
 おうし座HL星は100万歳に満たない
若い星ですが、この画像を見るとこの星の
まわりでは明らかに惑星ができているよう
に見えます。
 
 このたった1枚の画像が、惑星形成の研究
に革命をもたらすでしょう。」と、
アルマ望遠鏡
『長基線試験観測キャンペーン』の
プログラムサイエンティストを務める
キャサリン・ヴラハキス氏は語っています。
 
 また、合同アルマ観測所の
ピエール・コックス所長は、
「15キロメートルも離れたアンテナを結合
させた観測を実現できたのは、世界中から
集まった技術者と科学者が手を取り合って
懸命に努力を続けてきたおかげです。
 
 今回の観測成果は、アルマ望遠鏡の
大きな目標の一つが達成されつつあること
を示しており、技術的にも科学的にも
きわめて大きな一歩であると言えます。」
 
と、20年以上にわたりアルマ望遠鏡の
建設と運用に尽力してきたすべての
スタッフを称え、その喜びを語って
います。
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 素晴らしいの一言です。
 
>今回の観測成果は、アルマ望遠鏡の
>大きな目標の一つが達成されつつ
>あることを示しており、技術的にも
>科学的にもきわめて大きな一歩で
>あると言えます。
 
 今後におおいに期待したい。
 
>100万歳に満たないほど若い星のまわり
>で既に大きな惑星が形成されつつある
>というのは、これまでのどんな理論
>でも想定されていませんでした。
>アルマ望遠鏡によって初めて
>「まさに惑星が作られている現場」
>の画像を取得できるようになり、
>惑星形成の研究の流れに大きな変革が
>起きることでしょう。
 
 科学の進歩は想像以上のようです。

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高速発射気泡による「針なし注射器」の開発に成功 ~ マイクロレベルの気泡で高精度の試薬輸送を実現 ~

2014.12.2 SankeiBiz
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 芝浦工業大学 機械工学科の山西陽子
准教授は、針を使わずに気泡の圧力で
試薬や遺伝子までも体内に届けることの
できる「針なし注射器」の開発に成功
しました。
 
 市販の針なし注射器はバネの力で液体を
高圧で発射し、皮膚を貫いて筋肉に薬剤を
投与するものなどが開発されてきましたが、
これは神経を傷つける恐れや、多少の痛み
を感じるなどの問題がありました。
 
■気泡による細胞加工技術
「マイクロバブルインジェクションメス」
(2012年)
 
 細胞手術を行うなどのマイクロデバイス
の操作には医師の高度な熟練技術が必要で、
決して扱いやすいものとは言えません。
 
 また、最も一般的な電子医療機器の
ひとつである「電気メス」は、高周波の
強力な電気を当てて細胞壁を切開する
ために細胞に熱ダメージを与えてしまう
欠点がありました。
 
 そこで2012年、山西准教授は
マイクロレベルの微細な孔を空けると同時
に、試薬輸送のできる
「マイクロバブルインジェクションメス」
を独立行政法人科学技術振興機構(JST)
戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の一環
として開発しました。
 
 これにより、液体中で電圧をスイッチ
として微細気泡を連続して打ち出す圧力で、
マイクロレベルの空間でも試薬をまとった
気泡を、医師の高い技術がなくとも安全に
目的の場所へ、高精度で輸送することを
可能としました。
 
■空気中でも使用可能な、新たな
「針なし注射器」を開発
(2014年現在)
 
 今回、これまで液中でしか使用すること
のできなかった従来のメスを、試薬が外へ
漏れたり薄まったりすることなく、
高い精度で十分な液量を輸送できるような
構造に改良。
 
 メスを覆うガラス製のシェルの位置を
前方に突き出すことで、細胞とメスの
気泡導入部の密着性を向上させ、高精度の
位置制御を行うことで、空気中でも
使用可能な「針なし注射器」の開発に成功
しました。
 
 山西准教授の「針なし注射」は、
微細気泡の高速発射で指向性があるために、
局部に精度の高い治療を可能とします。
 
 穿孔径は4μmとマイクロレベルで孔を
空けることができるために、細胞への
ダメージも少なくて済みます。
 
 この注射器は、植物細胞を含む、
あらゆる固さの細胞への遺伝子導入・
治療など幅広い用途に使用できるため、
今後はデバイス構造の最適化、試薬の
導入量、痛み、穿孔深度の評価を行い、
企業と連携するなどして実用化を目指して
いきます。
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 良さそうです。
 
 新タイプの注射器ですね。
 
 実用化はまだのようです。
 
 期待したい。
 
 ただ価格は高そうなので使う分野は
限られそう。

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2014年12月 4日 (木)

共生者の「不在」がもたらす現代病 アレルギーと自己免疫疾患への新たなアプローチ 『寄生虫なき病』 - 東嶋和子

2014年12月01日 blogos
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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人類と「旧友」たちの真の姿
 
 謎解きの過程はスリリング、かつ、
ジグソーパズルのピースを埋めるような
快感に満ちている。
 
 著者はまず、長年の自己免疫疾患を治療
するためにメキシコへ向かう。
 
 怪しげな寄生虫業者の手で、著者は
寄生虫と「一心同体」になる。
 
 一方で、人類が「不潔なサル」だった
時代へとさかのぼり、寄生生物が我々の
「旧友」として免疫の進化の原動力と
なってきた歴史を突き止める。
 
 自己免疫疾患の発症率が極めて高い
イタリアのサルデーニャ島では、それが
マラリア原虫の撲滅と同時期に始まった。
 
 アフリカではこれまで存在しなかった
喘息が現れ始めた。
 
 その理由は何か。
 
 著者は世界各地を歩き、丹念に断片的
証拠を拾い集める。
 
 8500本もの論文を渉猟し、学会では噂話
ひとつ聞き漏らさない。
 
 すると、それまでばらばらに宙に浮き、
一見関係ないと思われていた情報が、
ヒトという生態系をかたちづくる
「超個体」という観点から新たに紡ぎ
出されていく。
 
 ピースの隙間がひとつ、またひとつと
埋まり、それまで見えていなかった人類と
旧友たちの真の姿が浮かび上がってくる。
 
「敵」の根絶が「内なる生態系」の崩壊
を招いた
 
 産業革命後のわずかな期間に、我々は
「敵」を見つけ出し、根絶することに集中
してきた。
 
 それこそが医学の成果であり、人類の
勝利だった。
 
 しかし実は、その行為こそが
「内なる生態系」の崩壊を招き、
新たな難病を生み出していたのである。
 
 近年見つかった「悪玉」ピロリ菌ですら、
実は免疫細胞を制御して喘息やアレルギー
を予防している可能性があるという。
 
 抗生物質で根こそぎにしてしまえ、
というのは短絡的だったと気づかされた。
---------------------------------------
 
 面白そうな本ですね。
 
>このように考えれば、アレルギー疾患
>とは、「本物の寄生虫や主要な微生物が
>いなくなってしまったために、寄生生物
>制御メカニズムが制御不能に陥った状態」
>と見なすことができる。
>自己免疫疾患は、「制御機能が弱い
>ために、組織防衛・組織保全プロセスが
>自己破壊に向かってしまった状態」と
>見なすことができる。
>こうした問題の解決法
>―免疫系の本来の働き方―
>を教えてくれるのが、かつて
>不倶戴天の敵と考えられていた細菌や
>寄生虫である。
 
 最近こういう考え方が出てきましたね。
 ニュースにも、
 
 自己免疫疾患の治療の為に怪しげな
寄生虫業者の手で感染させるという。
 
 科学的な検証がまだですので、
直ちにこの方法が正しいのかどうか
については時間がかかると思います。
 
 ただ、「敵を全て抹殺してしまえば、
全て解決」とはならない、というのは
真実でしょう。
 
 ずいぶん昔に投稿した
2007年4月30日
 とも通じますね。

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過去5年間の携帯電話買い替え1回以下、日本が最多 - デロイト トーマツ

2014/12/01 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 以外ですね。
 
 もっと頻繁に買い替えているのだと
思っていました。
 
 私は例外の部類に入りそう。

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大腸がんを悪化させる分子特定 転移予測の実用化目標 京大など

2014年12月4日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
---------------------------------------
 大腸がん悪化の目印となる分子を京都大
などのグループが見つけ、3日発表した。
 
 この分子に特定の化学変化が起きている
と、がん細胞が別の場所に移って転移
しやすくなり生存率が低かった。
 
 大腸がんの転移を予測する診断法は
まだ確立されておらず、数年後の実用化
を目指している。
 
 グループはマウスを使って転移を起こす
大腸がんの細胞を研究。
 
 「Trio(トリオ)」という
たんぱく質の特定の部位に化学変化が
起きていると、がん細胞の運動を促す
分子を活性化させることがわかった。
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 がんが転移する原因の特定は難しい。
がん幹細胞の話しもありますし、
いろいろです。
 
 今回発見された蛋白質の変異は、転移に
かなり影響するようですね。
 
 大腸がんの転移予測まで出来るように
なれば素晴らしい。

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2014年12月 3日 (水)

「はやぶさ2」分離成功

これからが本当の「はやぶさ2」ミッション
スタートです。
 
おめでとうございました。

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大きく進化したトヨタの燃料電池車 「水素社会」は目指すべき未来か

2014年12月2日 日経ビジネス
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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相変わらず不透明な「水素社会」の行方
 
 経済産業省はことし6月に「水素・
燃料電池戦略ロードマップ」を公表し、
国の政策として水素社会を目指す方向を
示した。
 
 しかし、誤解してはいけないのは、
水素社会というのは「エネルギーを運ぶ
手段として水素を使う社会」のことであり
「水素をエネルギーとして使う社会」
のことではないということだ。
 
 繰り返しになるが、水素は
一次エネルギーではなく、必ず何かほかの
エネルギーから作る必要があるからだ。
 
 確かに水素を作ったあとはCO2が発生
しないかもしれないが、水素を作る段階で
化石燃料を消費し、しかもそのプロセス
での損失が大きいということになれば、
何のために水素を作っているのか
分からなくなってしまう。
 
 水素・燃料電池戦略ロードマップでは、
2040年頃に、あまり利用されていない
化石燃料で水素を作り、そこで出てきた
CO2を地下に貯留するCCS
(二酸化炭素貯留技術)という技術が
検討されている。
 
 しかしCCSはまだ確立されていない技術
であり、これが本当に可能になるのか
どうかは未知数だ。
 
 風力発電や太陽光発電のような
自然エネルギーによって水素を作るという
考え方もあるが、やはり水素製造段階での
損失が大きく、電力は電力のまま使った
ほうが効率的だろう。
 
 つまり、「水素社会」という
コンセプト自体が、本当に目指すべき未来
なのかどうかが現段階ではまだ不透明だと
いうのが筆者の認識である。
 
 我々が目指すべき社会が、本当に
「水素社会」なのかどうか、
あるべき「水素社会」とはどのような
ものなのかを、MIRAIが発売されたのを
機に、いま一度議論する必要がある
のではないか。
 
 さもなければ、20年以上をかけて、
FCVの技術をここまでに高めてきた
エンジニアの努力も報われなくなって
しまう。
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 良く考えなくてはいけない。
 
 前から心配だったのですが、水素を
どうやって調達するのか?
 
 それが問題です。
 
 今回の記事を見るとなんだか不安。
 不透明。
 
 このまま進んでいって良いのかどうか
心配になってしまう。
 
 
>水素を水素ステーションに運搬する
>ためのエネルギー、高圧にしてFCVに
>充てんするためのエネルギーまで
>考慮に入れれば、資源の採掘から
>車両の効率までの総合効率で、
>FCVはハイブリッド車(HEV)と
>大差なく、電気自動車(EV)には
>劣る。
 
 EVとてその電気は化石燃料に
頼っている。
 
 本当にクリーンを目指すなら、
再生可能エネルギーを使い電気を
作る、それのみで走らせるのが
最も良いのではないか?

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「はやぶさ2」打ち上げ

「はやぶさ2」打ち上げ成功。おめでとうございます。

今の所順調に進行中。
次は衛星分離ですね。約一時間後。
 
成功期待しています。

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福島から東京へ送電開始100年 鉄塔335基なお現役

2014年12月3日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 福島県の水力発電所から東京へ直接送電
が始まって、3日で100年になる。
 
 福島を「首都圏の電力供給基地」に
変えるきっかけとなった送電線。
 
 猪苗代湖の西岸から東京へ向けて
建てられた鉄塔のうち、335基がいまも
現役として大地に立つ。
 
 福島県内にはその後、水力や火力、
原子力発電所が次々に建設されていった。
 
 発電能力は全部で2400万キロワット。
 
 県内の原発が全部止まっても、まだ
1500万キロワット分ある。
 
 県民が使うのは200万キロワットほど。
 
 県内の大半の発電所は、いまも首都圏の
ために発電を続ける。
 
 「県内の送電線は100年前から、県民
のものではなくなった」と県関係者はいう。
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>発電能力は全部(原発含めて)で
>2400万キロワット。
 
>県内の原発が全部止まっても、まだ
>1500万キロワット分ある。
 
>県民が使うのは200万キロワット
>ほど。
 
 凄い話しですね。
 
 東京に送電しているのは福島原発の
電力のみだと思っていました。
 
 たったの200万キロワットなら
再生可能エネルギーでまかなえますね。
 
 知りませんでした。
 
 知らなくても良い話しなのかな?
 
 何故こう言う情報が県民に伝わらない?
 
 国の要請? 東電の要請?
 誰が決めたのかな?
 
 東電からの収入は幾ら入るのかな?
 
 その収入と、受ける損失の程度を
どう考えていたのか?
 
 多分損失は考えていなかったので
しょう。
 
 こういうことは、福島県民に対して
公開すべきこと。
 
 こういうリスクと利益を得ているの
だと、そして許容するのかどうか?
それこそ、県民に問うべきではないで
しょうか?
 
 ただ単に私が鈍感だっただけなのか?
 
 国の政治もそうだけれど、県政も何を
しているのか透明にして欲しい。
 
 これからもっと県政にも、関心を持つ
べきですね。市政にも、
 
 東京は電力で見る限り、他県から多くの
支援を得ているのですね。
 
 考えて見れば、当たり前、東京には、
発電所を作る所が無い。
 
 他県にこんなに頼って良いのかな?
 
 話しが変わるけど、風評被害は酷い。
 
 少なくとも東京都民には、
福島のものは?
 とか言って欲しくないですね。
 
 安全を確認して送り出しているもの
ばかりなのに!
 
 福島で生活している人のことは、
自分達さえ安全ならば、良いと考えて
いる?
 
 実際に生活しているのですよ。
 幼児も、子供も、全ての人が、

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2014年12月 2日 (火)

光合成タンパク質の正確な構造を解明

2014年12月1日
サイエンスポータル科学ニュース
 
 詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 光合成による水分解反応を触媒する
光化学系Ⅱ複合体の正確な構造を、
岡山大学大学院自然科学研究科の沈建仁
(しん けんじん)教授、菅倫寛
(すが みちひろ)助教、秋田総理
(あきた ふさみち)助教らが突き止めた。
 
 X線自由電子レーザー施設SACLA(さくら、
兵庫県佐用町)で解析した成果で、
人工光合成開発の糸口になりそうだ。
 
 理化学研究所放射光科学総合研究センター
の山本雅貴(やまもと まさき)部長、
吾郷日出夫(あごう ひでお)専任研究員ら
との共同研究で、11月27日付の英科学誌
ネイチャーのオンライン版に発表した。
 
 植物の光合成は、太陽光を利用して、
生物が利用可能な化学エネルギーに変換
するとともに、水を分解して酸素を
作り出している。
 
 この反応を担っているのは、藻類や植物
の葉の中の葉緑体にある複雑な膜分子の
光化学系Ⅱ複合体で、19個ものタンパク質
からなる。
 
 沈教授らは2011年、日本の温泉由来の
ラン藻の一種から取り出した
光化学系Ⅱ複合体の世界最高品質の結晶を
作り、その構造を大型放射光施設の
SPring-8(佐用町)の放射光X線を用いて、
高い分解能で解析した。
 
 この成果は、米科学誌サイエンスによって
2011年の科学上の10大発見に選ばれたほど
注目された。
 
 しかし、X線結晶構造解析で使用する
X線回折写真の撮影に必要な1秒のX線照射
の間に、水分解反応の触媒中心の一部が
X線による放射線損傷を受けて、本来の構造
とわずかに異なっている可能性があり、
より正確な構造解析が求められていた。
 
 研究グループは今回、同じ良質の
光化学系Ⅱの結晶を、12年から使えるように
なったSACLAに持ち込み、そのフェムト秒
X線結晶構造解析を試みた。
 
 この自由電子レーザーは1パルスでX線回折
写真を撮影できるほど極めて明るい。
 
 しかも、1パルスの継続時間が
100兆分の1秒(10フェムト秒)とごく短い
ため、X線による放射線損傷で分子の
構造変化が起こる前に、X線回折写真を
撮影でき、正確な構造がわかる利点がある。
 
 この方法で、光合成の光化学系Ⅱ複合体
の本来の構造を1.95 オングストローム
(1オングストロームは1億分の1センチ)の
分解能で詳細に解析することに初めて成功
した。
 
 今回明らかにしたタンパク質中の
マンガン原子と酸素原子の距離は、
SPring-8の放射光を用いて得られた構造
より0.1~0.3オングストローム程度短く
なり、水分解反応の鍵を握る触媒の
反応中心の部位をより正確に絞り込めた。
 
 構造から、水分解の反応の仕組みも推定
した。
 
 沈建仁教授は「放射光の撮影には1秒
かかっていたが、今回はその100兆倍も高速
の撮影をして、本来の構造を捉えることが
できた。
 
 この解析で、効率的な光合成の水分解反応
の動的な仕組み解明に近づいた。
 
 光化学系Ⅱの反応は『人類の夢』といえる
人工光合成の実現に重要なヒントを与える
ものになるだろう」と話している。
 
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>光化学系Ⅱの反応は『人類の夢』
>といえる人工光合成の実現に重要な
>ヒントを与えるものになるだろう
 
 素晴らしい。
 
 X線自由電子レーザー施設SACLA(さくら、
兵庫県佐用町)の威力は凄い。
 
 関連投稿です。
2014年2月 3日
 
 これからさらに有用な観察結果が発表
されことを期待したい。

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日本の電力ネットワーク

日本の電力ネットワーク
2014/12/2
 
 日本の電力ネットワーク、特に連係線の
容量、使い方を見ると明らかに再生可能
エネルギーの導入比率を上げようとして
いるとはとうてい考えられない。
 
 一番身近な事例は、東北大震災時、電力
不足に陥った時、北海道の電力が
北本連係線を通じて東電エリアに送られ
たのです。
 
 それでも足りなかった。
 
 計画停電を引き起こしました。
 
 何故なら、そもそも北本連係線の容量
自体が細かった。
 
 電力各社の送電網同士を結ぶ連係線の
容量は細く、しかも普段は「使わない」
という規則があるらしい。
 
 どういうこと? と思う。
 
 「いざ」と言うときに使えるかどうか
すら危うい。
 
 普段は殆ど使わないことになっている
らしいのです。
 
 今でも変わっていない。
 
 電力ネットワーク同士を十分な容量で
繋ぎ、一つのネットワークとして安定に
運用しようとする考えが未だに無い。
 
 これで再生可能エネルギーの導入など
出来るはずがない。
 
 電力の整合性のとれた融通が出来て
始めて再生可能エネルギーの導入比率を
上げることが出来る。
 
 今のような各電力会社毎の狭い範囲での
判断では再生可能エネルギーなど受け入れ
ようがない。
 
 総電力に響かない程度のごくわずかの
電力しか受け入れ不可能なのは明らか。
 
 安定運用の為には、過剰な電力が発生
した場合、直ちに、不足している地域に
電力を回せないといけない。
 
 それがいまの電力網では出来ない。
 
 原因は政治家なのか? 有識者なのか?
 
 意見が殆ど聞こえてこない。
 
 なんとも不思議。
 
 電力網の一体運用は、一つの電力網会社
が存在しなければ出来ないと思う。
 
 いつ出来るのか?
 
 不明なのに、福島は100%再生可能
エネルギーにすると言う。
 
 誰が、どんな根拠で、そんな判断が
出来るのか?
 
 なんとも情けないですよね。
 
 無責任過ぎる。

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2014年12月 1日 (月)

希少糖は人だけでなく植物にも効果がある!? - 希少糖の一大研究/生産拠点を目指す香川県の野望

2014/11/14 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 香川県は10月24日、都内で
「次世代に向けた希少糖の幅広い可能性と、
香川でのビジネス展開」と題した
希少糖に関するセミナーを開催し、
希少糖の研究を長年にわたって行ってきた
香川大学の何森健 特任教授がこれまでの
希少糖研究の成果と今後の方向性について
講演を行った。
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 植物にも効果がある?
 
 いろいろな所で積極的にセミナーを
開催しているようです。
 
 良いもののようなので注目して
行きたいと思っています。
 
 関連リンク

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有用遺伝子、高効率で細胞に導入 広島大など技術開発

2014/11/24 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 広島大学の山本卓教授と農業生物資源
研究所などは、有用な遺伝子を高効率で
正確に導入する技術を開発した。
 
 カイコに導入する場合、効率が従来の
約100倍になる。
 
 カイコを使って医薬品の原料を作れば、
生産量が大きく増えるほか、人間の病気を
発症するモデル動物の作製にも役立つ。
 
 新技術は、ゲノム(全遺伝情報)を切断
する人工酵素や生物に備わっているDNA
を修復するメカニズムを活用し、昆虫から
哺乳類まで様々な生物の細胞に正確に高い
確率で遺伝子を導入する。
 
 遺伝子の情報を切り貼りするため、
ゲノム編集技術と呼ばれる。
 
 たんぱく質の遺伝子の両端に染色体を
導入したい場所を認識する目印をつけ、
人工酵素などと一緒に動物の受精卵に注入
する。
 
 従来はカイコに有用な遺伝子を導入
できる効率は約1万2000匹に1匹
だったが、新技術を使えば、約140匹に
1匹と大きく向上する。
 
 これまでできなかった実験動物の
アフリカツメガエルへの導入にも成功した。
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 素晴らしい。
 
 効率が従来の約100倍とはすごいです。
 次元が違うと言って良い。
 
 この投稿もこの技術から来て
いるようですね。
2014年11月18日
 
 今後にさらに期待したい。

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神経活動を可視化する超高感度赤色カルシウムセンサーの開発に成功

平成26年11月25日
科学技術振興機構(JST)
東京大学 大学院医学系研究科
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
〇生きたマウスの神経活動・シナプス活動
 を超高感度・超高速で計測できる赤色
 蛍光カルシウムセンサーの開発に成功。
 
〇マウス生体内で2つの異なる神経細胞種
 の神経活動の同時計測に世界で初めて
 成功。
 
〇行動、記憶の過程における神経回路
 ネットワークの動作原理や、精神疾患
 などの病態解明が期待される。
 
 
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 JST戦略的創造研究推進事業において、
東京大学 大学院医学系研究科の尾藤 晴彦
教授と井上 昌俊 特任研究員らは、生きた
マウスの神経活動を計測できる高感度
・超高速の赤色蛍光カルシウム(Ca2+)
センサーの開発に成功しました。
 
 近年、たんぱく質性蛍光Ca2+センサー
は生きている哺乳類の脳の神経活動
・シナプス活動を計測するために利用され
つつあります。
 
 しかし、これまでの実用的なCa2+
センサーは計測波長域が緑色域に限定され、
生体内で神経活動を高速・高感度に計測
できる赤色Ca2+センサーの開発が
望まれていました。
 
 また、従来のCa2+センサーは神経細胞
が記憶を成立させるなどの際の高頻度神経
発火注1)を計測できないという問題が
ありました。
 
 本研究グループは、Ca2+結合領域に
新規配列を用いることでCa2+に対する
結合力を上げ(高感度)、かつ高頻度
神経発火の計測が可能な超高感度
・超高速赤色Ca2+センサー
『R-CaMP2』を開発しました。
 
 この超高感度・超高速赤色Ca2+
センサーと従来の緑色Ca2+センサーを
組み合わせることで、マウス大脳皮質に
おける興奮性と抑制性の2つの異なる
神経細胞種の神経活動を同時に計測する
ことを可能にしました。
 
 さらに、光遺伝学注2)的手法との
組み合わせも可能であることを自由行動下
の線虫注3)において証明し、
神経ネットワーク解析に新しい道を拓き
ました。
 
 この成果は、今後生きている哺乳類の
脳の神経活動およびそのダイナミクスの
多重計測を容易にし、精神疾患や学習
・記憶障害などの病態解明および治療法の
開発につながるものと期待されます。
 
 本研究は、主としてJSTの
CREST研究の一環として行われ
ました。
 
 また東京大学 大学院医学系研究科の
狩野 方伸 教授、喜多村 和郎 准教授
(現 山梨大学 大学院医学工学総合研究部
 教授)および埼玉大学 脳末梢科学
研究センター 中井 淳一 教授らと共同
で行ったものです。
 
 本研究成果は、2014年11月24日
(米国東部時間)に米国科学誌
「Nature Methods」の
オンライン速報版で公開されます。
---------------------------------------
 
>本研究により、従来では不可能であった
>生きた動物個体において2つの異なる
>神経ネットワークの関係を解明すること
>が可能になりました。
 
>この方法を用いることにより、
>行動・記憶の過程において正常な脳が
>どのように働いているのか調べることが
>可能となり、将来的には、精神疾患や
>アルツハイマー病などの高次脳機能障害
>の解明に役立つことが期待されます
 
 期待しましょう。

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