コンロビア大学メディカルセンター、3Dプリントによる膝半月板の再生医療に成功
2014年12月16日 techcrunch
詳細は、リンクを参照して下さい。
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すばらしいニュースだ。
コロンビア大学メディカル・センターの
研究チームは3Dプリントしたプラスティック
の人工枠組みと特殊なタンパク質増殖シテム
を用いて摩耗、損傷した膝半月板を
再生させる実験に成功した。
プラスティック製の枠組みは1月程度で
体内のタンパク質を吸収して本物の半月板
になるという。
チームリーダーのジェレミー・マオ医師
によれば 「損傷ないし摩耗した膝半月板
について、今のところ整形外科医のできる
ことはあまりない。
小さいな破片なら手術で縫合することも
できるが、広範囲の損傷の場合は全体を
除去するしかない。
これによって痛みや腫れは減少するが、
大腿骨と脛骨の間の緩衝材がなくなる
ので関節炎を起こす危険性が高くなる」
という。
羊を用いた動物実験は成功し、半月板は
4週間から6週間で再生した。
プラスティックは自然に分解した。
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素晴らしい。膝半月板の再生は難しいと
思っていたのですが、有望そうです。
>マオ博士のチームは臨床テストのために
>研究資金を集めている。
とのことです。
多に期待したいです。
3Dプリント、他にもいろいろニュースに
出てきますが、なかなか役に立ちますね。
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