脳腫瘍のウイルス療法、医師主導治験を開始- 東大医科研、「早期の医薬品承認目指す」
2014年12月19日 CB news
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東大医科学研究所附属病院は18日、
脳腫瘍の初期治療後に残存や再発した患者
を対象に、ウイルス療法による医師主導の
治験を開始すると発表した。
ヘルペスウイルスの遺伝子を改変した、
がん細胞を破壊するウイルスを使うという。
同病院は「国内初のがん治療用
ウイルス薬として、早期の医薬品承認を
目指す」としている。【新井哉】
がんのウイルス療法は、がん細胞だけで
増殖するウイルスを投与することで、
直接がん細胞を破壊する手法。
同病院によると、対象となる疾患は、
5年生存率が10%未満で治療は困難と
されている脳腫瘍の「膠芽腫」で、
口唇ヘルペスウイルスの遺伝子を改変した、
がん治療用ヘルペスウイルスを投与する。
定位脳手術による腫瘍内投与を行い、
最大6回まで繰り返し投与する方針。
1―2回目の投与は5―14日間隔、
3回目以降は4週間の間隔を空ける。
被験者は30人を予定しており、今月下旬
から試験を始めるという。
同病院は「今回の治験開始により、
国産のがんウイルス薬が、実用化に向けて
大きく前進する」としている。
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素晴らしいことなんですが、どうして
こうも医師主導の治験には時間がかかる
のでしょうか?
お金の問題なのでしょうか?
関連投稿です。
2013年9月13日
2009/8中にも臨床試験をと言っていた
のに、どういうことになっているのかな?
素晴らしい治療法だと思うので、
とにかく具体的に進み出したのは
めでたいことで、期待しています。
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